アニメの感想・思い出を語らう部屋

好きなアニメ作品の感想、考察、思い出を書いていくブログです。他にもゲーム・特撮・漫画・映画やドラマのことも書いていこうと思います。

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大サービスの1時間スペシャルで前半戦が終了した。

クオリティは映画レベルの出来の良さだった。

エンディングは鳥肌が立ちましたよ。

感想を書くのが年明けになってしまったが、2015年に書く最初の記事はfateで飾りたかったんです。

凛は士郎とセイバーの3人でデートをしようと提案する。

困惑する士郎だが、彼に選択の余地はなかった。

デートで半分くらい時間使うかと思っていたが、意外に短かった。

眼鏡店でのやりとりをきちんとアニメ化してくれたのは素晴らしい。

メガネ凛とメガネセイバーがかわいかったです。

士郎が鼻眼鏡の鼻がないようなデザインのメガネをしたときは、凛だけでなくセイバーも笑っていた。

貴重なシーンである。

女の子にバッティングセンターに誘われるというのはどうなんだろう?

まぁ男が女の子をバッティングセンターに誘うことこそどうなんだって気がするから、別にいいのか・・・

凛は120kmのボールを打ち返していた。

高校球児かあんたは・・・

剣では右に出るものがいないセイバーだが、バッティングはヘタクソだった。

ヘルメットをかぶったその姿は一目で素人だとわかる。

そしてしっかりアホ毛も出ている。ホント仕事が丁寧だな・・・

負けず嫌いのセイバーさんは勝負にこだわりすぎて士郎が疲弊するまで打ち続けた。

汗だくだくのセイバーさんかわいいな。

凛の華麗なバッティングの秘密は彼女のある習慣にあった。

なんと凛は寝る前に腕立て伏せをしているのだ。

おそらくトレーニングはそれだけではない。

地下室に大量のトレーニング器具があったことから、凛は日頃から体を鍛えているのだろう。

なんせ八極拳の使い手である。そこいらの男子学生よりずっと強いのだ。

戦闘技術はともかく、単純な鍛え方なら多分士郎のほうが上ではないだろうか。

こと鍛錬に関しては、士郎は鍛え方が異常だからだ。

お昼は凛のお手製サンドイッチをみんなで食べることに。

セイバーがいるなら、この量では全然足りないと思うぞ。

今日の事で士郎から素直な礼を言われたことで、凛は耳まで真っ赤になる。

ゲームでも真っ赤になってたけど、耳まで真っ赤にするとはかわいすぎるよ。

凛は気に入った相手からのストレートな好意に弱いのだ。

興味のない相手からのアプローチには全く動じないのだが、恋愛面に関しては基本奥手なのだ。

2人がバカップルかこいつらと言わんばかりのやりとりをしている間、セイバーはまるでリスのようにかわいくサンドイッチを食べていた。

セイバーのヒロイン力は凛より上かもしれない。凛ルートなのに・・・

凛は自分に焦点があっていない士郎に腹を立てて、今回のデートを企画した。

これは奈須さんによると、協力者として心と体のケアをしようと考えたためであるらしい。

戦争に強いだけでは生き残れないのだとか。

優秀な協力者と評されているがそれ以上に凄くいい女なんじゃないだろうか。

だが士郎は無意識に心のブレーキをかけていたため、心底楽しんではいなかった。

当然凛にもそれは伝わっていた。

不服の様子だったが、当初の目的は達成されたからあとはそっちの問題と割り切ったようだ。

ほんわかするデートシーンだったが、ここから急転直下で空気が変わる。

キャスターの襲撃を受けるのだ。しかも藤ねえが人質にされている。

藤ねえはデートとか言って切嗣の墓参りをしていた。

切嗣の墓は柳洞寺の裏にある。

寺なのだから当然近くに墓地があるわけで・・・

切嗣の命日だったのか?それなら士郎が忘れるはずはないのだが。

寺には魔女がいる。墓参りをする藤ねえの背後に私服のキャスターが・・・

士郎たちは帰りのバスでキャスターの襲撃にあう。

あれ・・?なんかシチュエーションが違う!

アニメオリジナルの展開だ!

とは言っても会話の内容に変化はほぼないに等しいのだが。

原作と劇場版では衛宮邸にキャスターが侵入していた。

地味な場所なので変えたのかな?

前半のラストだもんね。

街中から無尽蔵の魔力を集めたキャスターは圧倒的優位に立っていた。

セイバーがいかに優れていようが自分には勝てないし、聖杯を掴むのは自分以外にいないとまで豪語する。

最弱のクラスのくせに・・・とか思ってしまうので、どうしても腹が立つ。

ちなみにキャスターが結界を張った場所は、10年前に前回のキャスターが海魔を召喚した場所らしい。

汚染された川を利用して異空間を作り出したのだとか。

この凛ルートはfate/zeroに直結してるのかな?

原作ゲームでは士郎の心の声にちょっとびっくりした。

藤ねえの命を脅かすような真似をしたら、たとえ凛であっても殺そうと考えていたのだ・・・!

なんと藤ねえの扱いはヒロインより上なのだ。

士郎にとって唯一の家族とも言える藤ねぇはどうやら別格のようだ。

キャスターは士郎なら仲間にしてもいいと本気で思っていた。

それは士郎の過去が気に入ったかららしい。

キャスターはどういう情報網を持っているのか、士郎の過去を調べ上げていた。

10年前に聖杯戦争が原因で起きた火災ですべてを失った士郎は、切嗣に拾われ魔術師となった。

だがキャスターは誤解していた。

士郎が切嗣によって次の聖杯戦争のために無理やり魔術師にされ、ずっと苦しんできたと思っていたのだ。

理不尽に自分の幸福を奪われたのだから、それを恨まずにはいられない。

士郎は聖杯を恨んでいるはずだと、キャスターはそう考えていた。

これは凛にもショックな事実だった。

士郎が自分の境遇を話さなかったため、凛は士郎が切嗣の実の息子だと勘違いしていた。

このときの凛の心境はどんなものだったんだろうか?

士郎について、こういう見方しかできないのだから本当に性悪だなと思ってしまうが、キャスターの誤解はそう不自然なものではない。

あんな目に遭えばその原因を恨みたくもなるし、魔術の道は魔術師の家系でもない者が自ら望んで進むような道ではない。

士郎は一般的な人間ではないので、そのあり方はキャスターの理解を超えていたのだ。

キャスターは士郎の境遇が自分の過去に通じるものがあると感じたようだが、生き方が違いすぎた。

無関係な大勢の一般人を食い物にする魔女に協力するなど、士郎にはありえない選択だった。

お前には協力しないとそう言いきる士郎にキャスターは苛立ちを隠せなかった。

奈須さんによると士郎はキャスターの要求をその場の勢いで断ったわけではないらしい。

何を失うのか、その後の人生がどうなるのか熟考した上で即答したのだとか。

人間として正しすぎるその態度にキャスターはマジイラだったのだ。

士郎は藤ねえの命を救うためなら片腕を犠牲に令呪を差し出すことも厭わなかった。

だがセイバーの中では聖杯>藤ねえの命なので、セイバーはキャスターに斬りかかった。

士郎はそれを止めるために令呪を使ってしまう・・・

その隙にキャスターはルールブレイカーを使用してセイバーのマスター権を手に入れる。

この時の士郎の行動は賛否が分かれるかもしれない。

アニメだとセイバーを制止する様が弱弱しくてあれだったので、かなり好感度が下がったかもしれない。

お前なにやってんだよ・・・って感じになる人もいるだろう。

人質の命を最優先するのは文句の付け所がないほどに人として正しい選択ではある。

だが、キャスターを野放しにすれば被害は増える一方なので、たった一人のために犠牲を払おうとする覚悟は間違っているのかもしれない。

ならば藤ねえに犠牲になってもらい、アーチャーと協力してキャスターを倒すべきだったか。

それもまた微妙なところである。

凛ルートでアーチャーが自分殺しを簡単に諦めるとは思えないからだ。これはストーリー上の都合なので士郎の選択とは関係ないが。

藤ねえを見捨てたら、それはそれでなにやってんだよ!って感じになってしまう。

ではキャスターからうまいこと藤ねえを救出し、セイバーが奪われることもなく凛も無事に離脱できるなんてことが可能だろうか?

そんな奇跡的な状況は望めないし、それじゃキャスターが間抜けすぎる。

犠牲を払わずにこの状況を切り抜ける方法はないのだ。

自分が犠牲になるか、他人が犠牲になるか、その違いしかない。

当然士郎は迷わず自分が犠牲を払う道を選ぶ。その場の勢いではなく熟考した上でだ。

この愚かしいまでの善人ぶりが士郎のいいところでもあり、嫌われる原因でもある。

本音を言えば、俺もこのシーンは気分が悪かった。

原作ゲームでもなんでこうなるって思った。デートイベントでニワニワしてたのに水をさされた気分だった。

さらにマスターでなくなった事で戦いから降りろと凛につっぱねられるので、なおさら気分が沈んだ。

ここまで情けない状況に陥るのかよ・・・と思わずにはいられない。

だがここからの巻き返しにも期待が高まったものだ。

こんな状況からでも巻き返しができてしまうのが士郎の持ち味ではないだろうか。

彼は才能のない魔術師で、サーヴァントがいなければ化け物ぞろいの聖杯戦争では無力も同然だ。

そんな男が自身の奇異な才能を開花させて戦い抜くのだ。

これはこれでかっこいいだろうよ。

凛も士郎を見限ったわけではなく、セイバーを取り戻して再契約させてやるつもりでいた。

つっぱねるけど士郎が諦めない限り終わりにしてやらないとか。

アーチャーもそれには異論を挟まない。

凛はアーチャーの正体に気づいている。

セイバールートでは最後まで気がついていなかったが、UBWでは早い段階で疑惑をもっていた。

デートの段階では確信を持っていた可能性が高い。

遠坂邸で目を覚ます士郎は、凛の宝石箱からあのペンダントを見つけ、自分の命を救ったのが凛だと知る。

怪我をしているのに凛の居場所をつきとめる士郎だが、凛にはあなたにはセイバーを助けられないと宣告される。

戦いを諦めない士郎にアーチャーも呆れていた。

ここでエンディングが流れはじめる。

まさかの「THIS ILLUSION」だった。

これは驚きだ。しかもかなりアレンジされていて映画のエンディングのようだった。

歌っていたのはfate/zeroのオープニングを歌っていたLiSAさんだった。

タイナカサチさんのほうがいいという意見がネットではかなり多かった。

声質の好みかと思ったが、下手くそという辛辣な意見もあった。

歌手としてレベルが違うということなのだろうか。

俺はLiSAさんも悪くないと思う。というか結構好きだ。

LiSAさんは「魔法科高校の劣等生」のオープニングも歌っており、俺はその歌も好きだった。

タイナカさんがいいというのもわかる。

劇場版UBWのエンディングはすごく良かったし、音域も広いし。

俺は試しにTHIS ILLUSIONを聞き比べてみた。

原作ゲーム版とタイナカ版とLiSA版をそれぞれ聞いてみた。

一番いいと思ったのはLiSA版だ。

曲が一番いいのがLiSA版だからだ。

タイナカさんがこの最新版の曲で歌ったらどうなるのか?

それがわからないとどちらがよいか判断を下せない。

TVアニメ第1期版のTHIS ILLUSIONはこの最新のアレンジバージョンに比べると明らかに劣るし。

タイナカさんもこのアレンジバージョンに合わせたら、さらに声を出して歌ったかもしれないし。

なんかTVアニメ第1期版のTHIS ILLUSIONは声を抑え気味な気がする。

俺の気のせいだろうか?

この士郎が凛につっぱねられるシーンは正直気分が沈むので、この曲がここで流れると何とも言えない気分になる。

いやな気分ではないが、明るい気分にはならなかった。

ただ衝撃だったとしか言えないのだ。

後半は4月からだ。内容はわかっているとはいえ、待ちきれないよ・・・

この後アーチャーは凛を裏切り、キャスター側につく。

いきなり裏切り展開になるはずだ。

その後気分が沈むような展開はほぼ無い。

気に食わないシーンはいくらかあるが、それもひっくるめてこのシナリオの魅力だろう。

ここ最近はUBWがコミック化しないかと願っている。

今度は無名の漫画化でなく、腕のある方にお願いしたい。

無理かな・・・でもfate/zeroも連載しているし、可能性ないかな・・・

佐々木少年先生とか書いてくれないかな・・?

あとかなり贅沢な願いだと思うが、トゥルーエンドだけでなくグッドエンドバージョンも見たい。

ブルーレイボックスの特典映像とかでやってくんないかな?

トゥルーとグッドでは違うのはラストとセイバーが聖杯を破壊するとこだけだし、どうにかならないかな?

ufotableは仕事が丁寧だから期待してしまう。

TVでトゥルーエンドを見た後、3ヵ月後のブルーレイボックスでグッドエンドバージョンを収録したらかなりニクい演出だと思う。

ファンは狂喜乱舞するんじゃないか?

セイバールートはトゥルーしかない。桜ルートはノーマルエンドとトゥルーエンドの2つだ。

ノーマルエンドは寂しいものだった。

ニヤニヤできるグッドエンドがあるのは凛ルートのみだ。

待ち望んでいるファンは俺だけではないはずだ。

4月は農家の仕事始めで、放送期間中は仕事が一番忙しい。

だからとても憂鬱だ。ゆっくり見れないし。

fate/zeroのときも同じ気分になった。

まぁ仕方ないよね・・・



今回は戦闘後の休憩回といった感じだ。

丁寧にアニメ化しているので戦闘のない話もあるが、それでも短く感じるから不思議だ。

士郎はアーチャーの剣を投影したことで体に大きな負担がかかっていた。

セイバールートではカリバーンを投影していた士郎だが、アヴァロンの効果で魔術回路は修復されほぼ影響はなかった。

でも考えてみれば、それは凛の指導を受けたあとではなかったか。

魔術回路は作るものではなく、表すものだという。

一度作ってしまえばあとはスイッチのON・OFFをするだけだ。

それを教えられていない状態でアーチャーの剣を投影したため、士郎は半身が麻痺してしまった。

これは本来使用されていない回路に全開で魔力を通したかららしい。

損傷しているわけではないからアヴァロンの治癒が効かなかったということか。

半身が麻痺した士郎は日常生活に支障が出ていたが、それを隠して普段どおりにしていた。

当然隠しきれるものではない。そんな中、凛が衛宮邸にやってきた。

士郎は来客者が凛と確認すると、何故か扉を閉めて悩みこんだ。

凛はすぐさま扉を開けて、その顔は不満が今にも爆発しそうな状態だった。

定時連絡をすっぽかしたから来たという凛に、士郎はそんな取り決めあったか?と返したため凛の顔がヤクザのようになった。

作画の関係上、ギャク顔にはならないが顔芸自体は多いな。

セイバールートでは早い段階で手を組んだため、凛が衛宮邸で下宿するのも早かった。

今回は敵同士として一度交戦までしているので、凛が自分の家を訪ねてくるのは士郎にとって違和感が大きいのだろう。

衛宮邸で作戦会議をする3人。凛とセイバーが話し合って士郎は聞いてるだけって気もする。

内容は主にキャスター対策だった。

バーサーカーも脅威だが、キャスター組も難敵であったため話し合いにも力が入るようだ。

単純な戦力ではバーサーカーの方が遙かに上だろう。

だがキャスターは策謀を張り巡らせて守りに徹する構えのため、ある意味バーサーカーより戦いづらい。

キャスターもアサシンも暗いキャラクターなので、こいつらが強敵として活躍する流れは俺的には微妙だった。

セイバールートではライダーやバーサーカーが序盤の強敵として立ち塞がった。

この2人は王道的な敵キャラクターだったんだな・・・と俺は痛感した。

実際、またライダーやバーサーカーと徹底的に戦う流れはありえない。

二番煎じというか、戦いになれば似たような内容の戦闘になる可能性が高いと思う。

凛ルートで誰を強敵として活躍させるか考えると、セイバールートでは出番が少なかったキャスター・アサシン組しかいない。

ランサー兄さんはマスターの関係上、そういうポジションには行けないんだろうな・・・

凛は士郎の意思に関係なく衛宮邸に下宿することを決めた。

夜空を見ながら会話をする凛と士郎。

単なる共闘関係なら雑談など時間の無駄だ。いずれ敵に戻るのだから。

だが士郎にはそんな意思はない。

凛もそんな士郎に毒気を抜かれたのか、士郎をもう敵と認識していない。

衛宮邸の結界はすごく開かれた感じのするいい結界だと評する凛。

結界が開けているのは守るべき知識がないからだった。

この結界を張った魔術師には守るべき知識どころか魔術師としての矜持もなかった。

魔術の探求に興味がなく、己の目的のためだけに魔術を行使していた。

戦う意義も失ったため、結界を強固なものにする理由もなかったのだ。

それに対し、遠坂邸の結界は来るものは拒む、入ったら逃がさないという恐ろしいものだ。

凛自身なんか違うと思うようだが、そのあり方を気に入っているため変えられないらしい。

魔術の名門である遠坂家は重い歴史と血脈に縛られている。

それは凛にとって辛いものではないかと不安になった士郎は、魔術の鍛錬がきつかったか聞いてみた。

だが凛は魔術が辛いと感じたことはなかった。

天才肌の凛は大抵のことは難なくこなせていたため、苦労したことがないのだ。

自分は基本的に快楽主義者だと語る凛。

新しいことを覚えるのは楽しくて、父の跡を継ぐのも楽しくなければやらないという。

亡き父が聞いたらどう思うんだろう?

凛の父・遠坂時臣は魔術師としての生き方にしか価値を見出せない男で、平凡な幸福を凡俗と蔑んでいた。

士郎風に言うなら重い歴史と血脈に縛られた人間で、魔術師として根源を目指すのが遠坂の血に課せられた責任だと考えていた。

その責任を果たせない者は犬畜生だとまで言い放つ人物で、この男が存命だったら凛は今のような性格にはなっていないとされている。

凛が拒否しても、時臣は魔術師として生きることを強要しただろう。

父を喪ったことで凛は遠坂家の当主になることを何の抵抗もなく受け入れた。

そして魔術師としての生も、平凡な学生としての生活も楽しんでいる。

実に皮肉な話である。親を喪ったことが子供に良い影響を与えたなんて、真っ当な家庭では考えられない。

凛本人がそのことを気づかないので、さらに複雑な気持ちにさせる。

士郎も当然魔術の鍛錬が楽しかったんだろうと聞く凛だが、答えはすぐに返ってこなかった。

楽しくなければ魔術の鍛錬など続くものではない。

成果を得られることに喜びと楽しさを感じることができるから続けることができる。

それが命に関わるほど危険な鍛錬ならば、それだけのリスクを負ってまで成し遂げたい目的があるからだ。

その目的は自分のためになることであるのが普通である。

だが士郎は違った。

彼は他人のために魔術を続けている。

魔術を習っていれば、いつか誰かの役に立つ。

誰かのためになれれば自分も嬉しいから、これは自分のためだと思っていたようだ。

だがそれは単に嬉しいだけであり、自分が楽しんでいるわけではない。

士郎は、自分から楽しめることが何もないのだ。

彼は、自分にはそんな余分な願いを持つ資格がないと思っている。

10年前の火災で自分だけが生き残った過去から、そう思うようになってしまったのだ。

その過去を凛はまだ知らない。

どうやら凛は以前からアーチャーと士郎が似ていると感じていたようだ。

士郎は自分に焦点があっていないと凛は怒りを露にした。

怒る理由が士郎には全くわからない。

凛は士郎が自分のことを考えていないことに関して、誰も一言言ってやらないことにも怒っていた。

他人のために自分を蔑ろにする士郎になんと言ってやればよいのか。

もっと自分を大切にしろと言えばいいのか。

何か欲望はないのかと問えばいいのか。

それとも何か楽しめることを探せといえばいいのか。

何か楽しいことでもすれば?という台詞は美綴が士郎に既に言っている。

他にも言ってやりたいことはいくつかある。

士郎をよく知る人間なら、何かしら言いたいことはあるだろう。

しかし、どう言えば彼を諭せるのかはちょっと難しい問題だ。

効果的な方法は俺にはわからない。

凛はその難題に挑もうとしているのだ。

明日参ったと言わせてやると挑戦状を叩きつける凛。やっとデートイベントが見られる・・!

その後、士郎はいつものように土蔵で魔術の鍛錬をしていた。

そこにセイバーがやってくる。士郎の半身が麻痺していることに感づいていたのだ。

士郎は切嗣がどんな魔術師だったかを、思い出のように語る。

セイバーにも敬愛する魔術師がいたが、アニメでは語られなかった。

士郎の異常に気づいていたのはセイバーだけではなかった。

アーチャーも土蔵に姿を現した。

彼は士郎がどんな状態か正確に把握しており、適切な処置を施した。

士郎は、以前アーチャーに言われた「理想を抱いて溺死しろ」という言葉の意味を問わずにはいられなかった。

言ったままの意味で付け加える言葉などないと冷たく言い放つアーチャー。

理想がないなら何のために戦うのか。

そう問いを投げつける士郎に、アーチャーは己の欲望のためだけだと答える。

誰も傷つけないことが自分の欲望なら好きにすればいい。

だが、それが自分の中から出た欲望でないなら士郎の語る理想は空想に堕ちる。

戦いには理由が必要だが、それは理想のためであってはならない。

理想のために戦うなら、救えるのは理想のみでそこに人を助ける道はない。

戦う意義とは何かを助けたいという願望だ。

だが他者による救いは救いではなく、それは金貨と同じで使えば他人の手に回ってしまう。

だから士郎の理想は無意味だと語るアーチャー。

士郎は全く言い返せない。否定したくてもできなかった。

誰かを救うことはできても、自分自身を救うという望みがない。

士郎は自分のものではない借り物の理想を抱いて、それを死ぬまで繰り返す。

人助けの果てには何もない。自分も他人も救えない偽りのような人生だ。

それを体験してきたかのように語るアーチャーに士郎もセイバーもかける言葉が見つからなかった。

士郎はそれは違うと否定したかったができなかった。

戦うのは己の欲望のためだけ。

アーチャーに言わせれば、大儀や理想なんてのは不確かな意義で偽物にすぎないという。

セイバーも己の理想のために戦っていたので、耳が痛かったことだろう。

王であるために己を殺し続けたセイバーにも個人的な欲望は皆無に等しい。

そういった部分は士郎と似通っているのかもしれない。

似ているのであって同じでは決してないが。

次回は一時間スペシャルらしい。

デートで30分、キャスター襲来で30分といったところか。

大サービスだな。劇場版ではデートイベントは完全にカットされていたので映像化はこれが初めてだ。

実に楽しみだ。


今回はオープニングがカットされていた。

冒頭で流れたのはアーチャーの過去だ。

凛は契約を通してアーチャーの過去を見ていた。

オープニングの代わりに、凛があの呪文を唱えていた。

なんか意外だったが、ちょっと新鮮だったな。

キャスターのマスターは士郎達が通う学校の教師、葛木宗一郎だった。

一成の情報から目星をつけた凛と士郎は葛木に奇襲をかける。

葛木宗一郎は特殊な暗殺拳を習得した凄腕の暗殺者だった。

現役を退いているため弱体化しており、本人も自分を朽ち果てた暗殺者だと自嘲する。

暗殺の為だけの道具として訓練されているため、彼には自己がなく感情が皆無に等しい。

他人が何人死のうが興味はなく、マスターになったのも頼まれたからだという理由しかない非常に空虚な人物だ。

そんな葛木の破綻した人格に怒りを露にしたセイバーは彼を切り伏せようとするが、逆にやられてしまう。

原作ゲームで初めて見たときは驚いたものだ。

怪しい人物とは思っていたが、基本目立たないしたいして気にもしなかった男が最優のサーヴァントを倒したのだから。

スーツ姿であの蛇と呼ばれる暗殺拳を披露されたときは正直おいおい・・・と思った。

意外なところに伏兵ありどころの話ではない。

キャスター組はマスターが前に出て戦い、サーヴァントが後方支援するという通常では考えられない戦い方をするのだ。

ライダーを倒したのも葛木である。

葛木自身が言っているように、セイバーは生身の人間にすぎないと甘く見た部分はあるだろう。

それでも、葛木先生強すぎだろ・・・

これじゃセイバーが弱いみたいじゃないか・・・

ありえない番狂わせだ。セイバーの株がさがりますよ?

ライダーは一撃で首をへし折られてしまったが、セイバーはなんとか回避した。

致命傷を避けられたのは彼女の技量が高いからなのだ。

これくらいしかフォローできないな・・・

知っている人も多いだろうが、葛木の暗殺拳が通用するのは最初だけである。

サーヴァントに通用するのはキャスターの魔術で体を強化しているからなのだ。

蛇のような奇怪な動きに惑わされてやられてしまうわけだが、その動きはある程度の達人であればすぐに見切ることができるようだ。

所謂初見殺しの暗殺拳であり、2度通用するものではない。

セイバーが復活して再度攻撃してきた際、あっさり撤退したのはこのためである。

凛は遠距離戦で倒そうとしたが、すぐに距離をつめられノックダウンされた。

下手をすれば首を吹っ飛ばされたかもしれない。

凛弱いと思った人は多いだろうが、彼女は最悪の事態を避けている。

アーチャーを連れてこなかったのはキャスターに会わせたくなかったからだというが、凛は何を危惧していたのだろうか?

凛とセイバーがあっさりやられ、士郎は葛木と戦うためアーチャーの剣を投影する。

これで時間を稼ぎ、反撃の機会を作ることに成功した。

しかし結果的にはキャスターも葛木も取り逃がしてしまったので、結果は負けと言えるだろう。

場面は変わり、間桐邸の地下室にあのサーヴァントがいた。

なんでこんなところにいるんだ・・・と思う。

言峰はよりにもよってワカメをあの金ぴかと組ませたのだ。

自分が利用されていることに全く気づかないワカメ。

誰もが腹立つ展開を予想しただろう。

ワカメに聖杯にかける願いを問われたとき、金ぴかが何を言いたいのかよくわからない人は多かったのでは?

金ぴかは気まぐれで10人の奴隷を殺そうとしたが、結局1人も殺せなかった。

何故かと言うと、無駄がなかったからである。

どの奴隷も必要で、切り捨てられるものがなかったのだ。

しかし現代は無駄が溢れている。

殺せない人間など出てこない。

どうやら金ぴかにとっては、無駄が多いのが気持ち悪いらしい。

そもそも金ぴかには願いなどない。己の決めた法を執行するのみだ。

金ぴかは聖杯の力で大量虐殺を行うつもりなのだろうか?

人類から無駄を無くす。それがこの男の目的なら、唯我独尊というレベルではない。


キャスターのマスターが誰なのか、本編ではまだはっきりしなかった。

その前に重要なイベントがあるのを忘れていた。

今週は戦いの前の休憩回という感じだったな。いろいろ伏線があった。

ワカメのクズっぷりが見事だった。

準備は万端だったとか僕がいろいろ手を貸してやったとかいろいろ言っていたが、ワカメは一般人も同然なのだからたいしたことは出来なかったはずだ。

出来たことがあるなら、偉そうに命令することぐらいだろう。

学校に結界を張るという作戦はワカメの考えではなく、あの妖怪じじいの指示だったのだろうか?

ワカメの台詞を聞くとそう聞こえなくもない。

そんなワカメに言峰は手の空いているサーヴァントを与えることにした。

いやな予感しかしない。初めて凛ルートをプレイしたとき、このシーンでは嫌悪感に近い感覚を覚えた。

凛は一成がキャスターのマスターではないかと疑う。

まぁ確かに可能性は0ではないが、視聴者的には察しが悪い印象しか受けない。

ライダーの殺され方から犯人を推測しろというのは無理がある。

キャスターのマスターが真っ当な人間性を持たない暗殺者であるなど想像もできないだろう。

実際、キャスターのマスターが誰かわかったときは正直おいおい・・・と思った。

学校関係者にマスターが多すぎるのだ。

士郎は一成の疑いをはらすため、自ら探りを入れる。

その方法とは、服をひん剥いて令呪があるかどうか確認するというかなり直球なものだった。

確実な方法ではあるが、令呪の有無だけでは断定はできないのだよ士郎君。何事にも例外はある。

ワカメにも令呪はないのだ。

制作会社の性質上キャラがギャグ絵になることはないが、これはギャグシーンだな。

BGMが完全にギャグシーン用だ。

凛が桜を気にかけるシーンは劇場版への伏線かと思った。

久々に桜ルートをプレイしてみたが、やっぱり重い・・・

エンディングにセイバーがいないのが気に食わないんです。

セイバーは大河との会話から、士郎になぜ正義の味方なのかと問う。

彼女にしてみれば何気ない疑問だったのだろうが、この疑問は凛ルートの核心に迫るものだった。

「子が父の跡を継ぐのは当然のこと」

そう思って士郎は頑張ってきた。

士郎は父が自分の何気ない一言で安心して逝ったことをずっと覚えている。これからも忘れることはない。

その信頼を守りたいと士郎は願っている。

なぜ正義の味方に憧れるのかと、そう問われたら今の士郎は答えられない。

その答えがわかるときが物語の最大の見所なのだ。

来週、キャスターのマスターに奇襲をかける。

セイバーが負けるところは見たくないが、士郎が投影するところとそれに驚く凛は見たい。



今週は予想通り可愛い凛が見れた。

冒頭、士郎は身体が無数の剣に貫かれる夢を見る。

これは彼の魔術の代償がどんなものかを表している。

士郎は見様見真似でアーチャーの剣筋を模倣した結果、少し腕が上達した。

でもセイバーは不機嫌だった。自分を師事するといいつつ、アーチャーの戦闘スタイルを参考にしているのが気に食わないのだ。

そっぽ向いてるセイバーさんが可愛すぎる。

士郎が翌朝学校に行くとワカメの様子が変だった。完全に危ない奴だ。

昼食時、廊下で凛が待っていた。それもなんか落ち着かない様子で。

可愛すぎるな。鈍感な士郎は凛が何を考えているのかわからない。

その鈍感さのおかげで面白可愛い凛が見れたわけだが。

凛は士郎にアーチャーの独断行動を謝罪した。なんと士郎を襲わないように令呪まで使ってしまっていた。

アーチャーがいなければキャスターにやられていたこともあり、士郎はおあいこだから気にするなと言った。

凛の提案で、2人はそのまま授業をサボった。

士郎が自分の魔術を公開したことから、フェアではないといって凛は自分の魔術を説明し始める。

律儀なことだ。相手が士郎だからだと思うけど。

朝方、ワカメの様子が変だったのは凛に手厳しい態度をとられたからだった。

ワカメは凛と手を組もうとし、凛に士郎がいるからお前はいらない、おとなしくしていろと言われていた。

それを笑い話のように語る凛。どうやら結界を張っているのがワカメのサーヴァントだと知らなかったらしい。

気づいたときには時既に遅し、結界が発動してしまった。

遠坂家先祖代々続いている悪癖、肝心なところで足元をみないで失敗するという癖が出てしまったようだ。

おまけにキャスターまで使い魔でちょっかいを出してきた。

士郎は令呪でセイバーを召喚、結界を迅速に処理しようとする。

結界の影響で生徒は皆死にかけていた。凛は少し怯えたような仕草をする。

この辺は年相応の女の子なのだ。これほど多くの犠牲者を目の当たりにしたことはないようだ。

しかし士郎は冷静だった。皆の状態を把握し適切な判断を下した。過去の経験ゆえである。

2人が結界の中心についた頃には、既に事は済んでいた。

ライダーが何者かに殺されていたのだ。

壁に激突した状態で、首の骨が完全に折れていた。

皮一枚で胴体と繋がっている状態で、360度首が回転する様はゾンビのようだった。

ゲームでは首を完全にねじ切られていたように書かれていたが、変更されたのかな。

セイバールートではそれなりに見せ場のあったライダーさんはここで退場。

彼女が大活躍するところは桜ルートで楽しもう。

ワカメからライダーを倒した奴を聞き出そうとする凛だが、ワカメは怯えまくってるくせに口を割らない。

頭に血が上っている凛はなんとしてでも情報を吐かせようとする。そのさまがなんか可愛い。

ライダーがあっさり死んだことで結界が消滅、生徒に死者は出なかった。

凛は士郎が冷静だったことがよほど意外だったようだ。素直に感心したようである。

同時に疑問も感じていたようだが、そんな凛に士郎は死体は見慣れていると答える。

凛の疑問はさらに深まったのでは?

細かい話だが屋上で凛が士郎と会話しているとき、なんか凛の胸が大きかったような気がする。

凛は貧乳で胸はそんなに大きくないぞ。

胸が大きい凛はものすごく違和感があるので、なんか気になった。

皆さんも気になりましたよね?

来週はキャスターのマスターが判明するはずである。

ライダーを倒したのは、なんとキャスターのマスターなのだ。

いったいどうやったのか、そのカラクリにはセイバーも気がつかない。

セイバーが負けるところはあんまり見たくないなぁ・・・



HIT

Author:HIT
北海道で農家を営む30代男です。

アニメ作品の思い出をブログで綴っていきます。

感想、自分なりの考察も書いていくブログです。

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