アニメの感想・思い出を語らう部屋

好きなアニメ作品の感想、考察、思い出を書いていくブログです。他にもゲーム・特撮・漫画・映画やドラマのことも書いていこうと思います。

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俺はこの29話が放送されるまで、オーバーロードとの対話にほんのわずかな希望を持っていた。

紘汰達なら不可能を可能にするかも・・・と思っていたのだ。

そんなふうに思っていたのはオーバーロードの王・ロシュオが原因だった。

極めて好戦的なデェムシュとレデュエを従えるほどの力を持った存在なら、人類の話に耳を傾けるのではないかと。

そもそもあんな危険な奴らが大人しく遺跡に隠れていたというのは、非常に不自然なのだ。

気づけというほうが無理か・・・

プロフェッサー達の裏切りによって失脚してしまった貴虎だが、奇跡的に一命を取り留めたことで究極の存在と邂逅する。

それがオーバーロードの王・ロシュオだったわけだが、不幸中の幸いというべきなのかは微妙である。

ロシュオの初登場シーンは、もののけ姫のシシ神様を思い出した。絶対意識してるだろ・・・

声はなんと中田譲治さんだ虚淵さんのリクエストらしい。

今までプロフェッサー達にのけ者にされていた貴虎であったが、裏切りにあった直後に彼らも知らない真実に触れることになった。

皮肉なもんである。

ヘルヘイムの森にあった廃墟は、かつてその世界に存在した文明のなれの果てである。

森の侵略によって崩壊したと思われていたが、文明が滅んだ理由は思いもよらないものだった。

文明を築いた民族の名はフェムシンム、オーバーロード語で人間を意味するとか。

森の侵略を乗り越え、森を支配できる存在に進化したのがオーバーロードと思われていたが、事実は違っていた。

サガラもただ滅びただけではないと言っていただけで、侵略を乗り越えたとは言っていないのだ。

理由のない悪意と呼ばれていたヘルヘイムの森だが、単に生存範囲を広げるだけが目的ではない。

森に挑み、試練を乗り越えたただ一人の勇者を王に選定するという、RPGゲームじみた役割があったのだ。

つまりロシュオは森に選ばれ、世界を支配できる存在になったわけだ。

ロシュオから語られたオーバーロードの真実を聞いて、彼らとの対話がそもそも見当違いの解決方法であることを思い知らされた。

森の侵略による新しい世界の到来を前にしたロシュオは、弱者を見捨て強者のみが生きることを良しとした。

だが、フェムシンムの民達はその弱肉強食論を当然の権利だと誤解してしまった。

自分より弱いものを踏みにじり、餌食とすることが正しいと、そう思い込んだフェムシンムの民は森の支配者となったあとも殺し合いを続けたのだ。

その結果、文明は崩壊し、生き残ったフェムシンムはほんのわずかになってしまった。

この悲劇を知った貴虎は「誰もが力を求めたために、誰も滅びを止められなかった」と彼らの真実をわかりやすくまとめた。

今生き残っているフェムシンムの民は彼らの歴史上最も強く、そして最も愚かな者達だとわかり、対話など全くの無駄だったと思い知らされた。

真実の奥の奥なんて言葉を思い出す。

選ばれた者だけが生き残るという理屈は、人類のプロジェクト・アークと共通している。

この計画の末路を暗示しているかのようだった。

そして禁断の果実と呼ばれる「知恵の実」の存在を聞かされる貴虎。

世界を蝕むたびに一つだけ、ヘルヘイムの森には禁断の果実が実るのだ。

これがプロフェッサーの狙いだと悟る貴虎。察しがいいな。

だがロシュオは裏切りにあった貴虎を見て、人類も自分達と同じ力のみに頼った愚かな種族と断じた。

戒斗の生き様を否定する理屈ではあったが、なんか共感してしまった。

力がすべてという考え方は間違っているなんて、綺麗事と思わなくもないが、それが愚かであることが証明された。

一方の紘汰達はというと、プロフェッサーにある依頼を受けていた。

シドの裏切りで人工クラックとロックビークルを破壊されたため、無傷のロックビークルを持った紘汰達にシドを探せというのだ。

全く図々しい。

しかしシドを放置するわけにもいかず、結局依頼を受ける紘汰達。

光実は影でシドと手を組んで、またしても紘汰の暗殺を企てる。

貴虎に成りすませば、紘汰は躊躇して攻撃してこないと踏んだようである。

見通しが甘すぎる。頭がいいんだが悪いんだがわからない。

ただのお人好しだとなめきっているとしか思えない。

つい最近まで信頼しあう仲間だったのに、結局全く理解していなかったということなのか。

いや、光実の感覚が変わり過ぎているのだ。

仲間には攻撃できないにしても、そのまま無抵抗で殺されるわけがない。

人類を救うという強固な意志を持った今の紘汰は、簡単に膝を折ったりしないのだ。

他人を信じすぎることが間違いだったとは思いたくない紘汰は、皆が自分を信じてくれたから今日まで戦ってこられたのだと心を決め、偽斬月・真に立ち向かった。

計算外の反撃に動揺する光実。

シドに戒斗を足止めさせ、誘き出した紘汰を抹殺するという計画だったが、もう一つ穴があった。

デェムシュの執念深さを考慮してなかったのだ。

斬月・真と鎧武のコンビに煮え湯を飲まされたデェムシュが、このまま大人しくしているわけがなく、案の定報復に来た。

シドに足止めを食らった戒斗はというと、ベルトチェンジという長いライダーの歴史上初の芸当を見せてくれた。

これは少し驚いた。ライドウェアが共通とはいえ、こんなことが可能とは・・・

デェムシュと鎧武、偽斬月・真の戦いにシグルドとバロンも合流して、大乱戦になった。

みんな揃ってソニックアローを使っているので、とっても微妙な気分になってしまった。

そんなとき、急にクラックが開いた。

よりにもよってこんな時に・・・

デェムシュが見逃すはずもなく、沢芽市への侵入を許してしまった。

最悪の事態である。

結局のところ、対話は初見の段階で諦めて、早急に排除するべきだったのだろうか。

次回はキカイダーコラボ回だ。

コラボしすぎだよ・・・

ユグドラシルの人間が味方になったため、大喜びの紘汰達ではあるが、すぐにぬか喜びになった。

貴虎がゲネシスライダー3人に排除されてしまったのだ。

オーバーロードのことを嬉しそうにプロフェッサー達に報告する姿は見ていられない。

紘汰のこともべた褒めしてたが、それがなんか悲しい。

基本的には現実主義者の貴虎は人類に全く好意的ではないオーバーロードと容易にわかりあえるとは考えない。

全て徒労に終わるかもしれないが、試してみる価値は充分にあると希望を見出していた。

その姿がポンコツ主任にしか見えないのが実に悲しい。

戦極凌馬やシドのような人間をどうしてもっと警戒できないのだろう?

森でオーバーロードの探索を始める貴虎達、シグルドが斬月・真に突然襲い掛かる。

不意打ちに動揺する斬月・真ではあったが、すぐに返り討ちにする。

やはりゲネシスライダーで一番弱いのはシグルドか・・・

そこにマリカも合流し、2人がかりで襲われた貴虎はそこでようやく事態を把握する。

撤退する斬月・真の前に戦極凌馬が現れる。

この男も裏切り者だったと悟る貴虎だが、気づくのが遅すぎた。

ゲネシスライダー3人がかりでは、さすがの貴虎も一方的にやられるしかなく、変身解除に追い込まれる。

そしてシグルドによって崖から落とされた。

確実な死が演出されないかぎりは、生存している可能性がある。

案の定、貴虎は生きていたわけで。

この時、光実がその現場を見ていたが、そのまま見殺しにした。

しかし、その表情は苦渋に満ちていたので、さすがに良心の呵責に苦しんだのだろう。

こうするしかないんだ・・・

まさにそんな顔をしていた。

光実は兄のゲネシスドライバーを回収し、兄になりすますことで紘汰を抹殺しよう計画していた。

紘汰がユグドラシルの会社を訪ねたときは既に貴虎の存在が抹消されていた。

手を回すのが早いな。

そして光実の変身した斬月・真に襲われたことで紘汰はさらに混乱し、もはや誰を信じていいのかわからない状態になった。

光実の本性を知る戒斗は、斬月・真の正体も察していたようだが、紘汰にはあえて忠告するに留めていた。

真実を話しても信用しないからである。

仲間という存在を盲目的に信頼している紘汰は光実の裏切りに全く気がついていないのだった。

人はわかりあえると信じる紘汰と、最後に頼れるのは自分の力だけだと言い放つ戒斗。

この2人はどこまで行っても平行線のままだ。

ユグドラシルサイドではシドの裏切りによって人工クラックが破壊されていた。

どいつもこいつも裏切りが大好きだな・・・

俺の主観では、この物語において察しがいいのは戒斗くらいだ。

斬月・真は全く言葉を発せないし、バロンに対して力任せな戦い方しかしないのだから、偽物と気づいてほしい。

お前何度も戦ってんだから、貴虎の強さはわかってんだろ・・・

この先どうなるのか・・・

視聴した当初はもやもやした気分が晴れなかった。



この仮面ライダー鎧武という作品のなかでも27話はお気に入りの一つだ。

貴虎がオーバーロードの存在を知ったらどうなるか?

けっこう焦らされたので、それなりにドキドキした。

27話は見所満載だ。

鎧武と斬月の共闘に紘汰と貴虎が和解するシーンなど、胸が熱くなった。

でも、この2人が和解しても事態はいい方向に傾かない。

それどころか悪くなっていく一方だったりする。

紘汰はありえないすれ違いから、誰を信じていいのかわからない状況に陥っていくのだ。

もっとも、紘汰自身はすれ違いに気づかずに仲間に変わらぬ信頼を寄せている。

この凄まじいお人好しぶりには、演じる佐野岳君も鈍い奴だと呆れていたようだが、紘汰の一途さには後々感動したようだ。

さて冒頭にて、紘汰を背中から撃った光実はとどめを刺そうとして戒斗に阻まれた。

戒斗も光実の行動には困惑したようで、なぜこんな事をしたのか問いただす口調には怒りを感じる。

見かけによらず頭の回転が速い戒斗は、紘汰と光実が仲間割れを起こし、それがすれ違いによるものだと理解したようだった。

仲間割れなど知ったことではない戒斗だが、光実の口車には乗らなかった。

卑怯なことが大嫌いな戒斗は、光実を追い払って紘汰を助けた。

戒斗の好感度が上がりまくったんじゃないだろうか。

台詞がカッコいい。

「俺の敵とは、強い者を背中から撃つような奴だ!」

紘汰を邪魔者であっても敵ではないと言う辺り、彼を認めていると思えなくもない。

暗殺に失敗したことで、光実は後に引けなくなった。

自分の本性を知られた以上、口封じをしなくてはいけない。

これでますます闇堕ちしていく光実、まぁ完全に自業自得なのだが。

一方ユグドラシルサイドでは、貴虎の過去が語られる。

アーマードライダーへの変身を可能にし、ヘルヘイムの環境下で生存するためのツールである戦極ドライバーは、貴虎が自ら実験体になって開発されたものだった。

モルモット扱いされた紘汰達には思いもよらないことだろうか、自分達の体にたいした影響がなく、後遺症も全く現れないことから、ある程度安全性が立証されたものだと理解してほしかったな。

この頃のプロフェッサーは貴虎に好意的だった。

ドライバーの開発に心血を注ぎ、自身の才能を評価してくれる貴虎を良き理解者と思っていたようだ。

だが野心を全く持たず、より多くの人々を救うことしか頭にない貴虎を、プロフェッサーはつまらない人間と見限ってしまった。

奇妙なインベスを発見したのはこの頃だったようだが、プロフェッサーは貴虎には報告せずに独自の行動を始めた。

プロフェッサーの裏切りはドライバーが完成する前から、既に起きていたことだった。

鎧武の登場人物は皆お互いを理解できないことからすれ違い、殺しあったりする。

誰か一人くらいうまく立ち回れる奴がいてもよかったんじゃないかと思ってしまうが、それでは面白みに欠けるということか。

紘汰は自分の身に起きたことを理解できずにいた。

食料を準備し、再度ヘルヘイムの森を探索し始めた紘汰は凰蓮さんと遭遇する。

シリアスなこの作品において、この人が現れた瞬間ギャグ空間が発生する。

凰蓮さんはロックビークルも持たずに、クラックから森に侵入したため帰れなくなったのだ。

ヘルヘイムの実を食っても不思議じゃない状況だが、正体不明の動植物を食料にしてはいけないという軍人の鉄則を守ったため、インベス化は免れた。

紘汰はプロフェッサーから、ドライバーにロックシードを装填していれば食事の必要がないことを聞いていた。

だから食料を用意する必要はなかったのだが、彼の不必要な準備が凰蓮さんとの和解のきっかけになった。

森で遭難してしまったことを見抜かれ、食料を恵まれるも意地をはってそれを拒む凰蓮さん。

腹ペコだった凰蓮さんは、結局紘汰にすがりつき食料を分けてもらったのだった・・・

ロックビークルはおそらく一人用だ。

元の世界に帰還するためには、ユグドラシルの人工クラックを通るのが一番確実である。

2人はユグドラシルのベースキャンプを目指す。

だがベースキャンプは大量のインベスの襲撃を受けていた。

デェムシュがバロンの居場所を掴むためにやったことだった。

貴虎が指揮をとって研究員を非難させるが、突如現れたデェムシュに動揺し、劣勢に立たされる。

どんな反応するんだ・・・と思って見ていたが、実に貴虎らしかった。

「なんだこのインベスは・・・! 武装しているのか・・!?」

この台詞で気づいたのだが、武器を持っていることからして既に異常なインベスだということをすっかり忘れていた。

「貴様が猿どもの長だな!」

と即座に言葉を発して、貴虎をさらに驚愕させるデェムシュ。

このときの貴虎の台詞は

「・・・っ! 言語を・・・!?」

沈着冷静な貴虎もさすがに動揺を隠せず、やられてしまうわけだが、そこに鎧武が割って入る。

続いて凰蓮さんも駆けつけるが、やはり相手にされず雑魚の排除を命じられた。

ブラーボが黒影を指揮する姿は、なんかしっくりくる。

紘汰はあくまで話し合いの姿勢であったが、デェムシュは全く聞く耳持たない。

「この屈辱・・・断じて許さん!」

この非常に好戦的な姿から、紘汰はデェムシュを戒斗と似た者同士だと評価した。

まさにその通りだ。適切なツッコミだな。

隙を突いてデェムシュに痛烈な一撃を見舞う斬月・真。

貴虎は紘汰に説明を求め、紘汰はオーバーロードの存在を明かす。

ヘルヘイムに森の侵略を乗り越えて進化した者達がいたことに驚愕する貴虎。

彼らに話を聞けば、地球を救う方法も見つかるかもしれない・・・

この段階では淡い希望だが、貴虎にとっては信じる価値が充分すぎた。

全く話し合いの余地を持たない相手に、貴虎どう対処するのか?

彼はとてもわかりやすい回答をすぐに示してくれた。

「戦意喪失まで追い込んでから身柄を拘束しろ! 話し合うのはそれからでも遅くない!」

この台詞に紘汰も賛同し、鎧武と斬月・真のタッグが誕生した。

お気に入りのシーンで今でも何度か見てしまう。HDDから消せません・・・

抜群のコンビネーションでデェムシュを追い詰める鎧武と斬月・真。

高い戦闘センスを持つ貴虎の力あってこそ戦果だ。

斬月・真はきっちり鎧武のフォローをしており、チームプレイをちゃんと意識している。

初めての共闘なのにここまで息が合うのは、元々相性がいいということなのか?

しかし相手はそんなに甘い敵ではない。

ヘルヘイムの森の中でオーバーロードと戦闘するということは、森そのものを相手に戦うことに等しい。

周囲の植物を操り、鎧武と斬月・真を吹っ飛ばして隙を作ったデェムシュは、遠隔操作可能な火炎弾を繰り出して二人を圧倒する。

この攻撃で鎧武はダメージを受け、斬月・真もピンチだったがブラーボが代わりに火炎弾をモロに食らって負傷する。

変身が解けてしまった凰蓮さんに斬月・真は

「無茶なことを・・・」

と言って心配する。

真面目な貴虎さん、さすがにここまでされたら多少は気になるよね・・・

デェムシュはオーバーロードの王の力で苦しみだし、撤退を余儀なくされた。

即座に追跡を開始する鎧武と斬月・真、凰蓮さんはクラックに放り投げられる。可哀想・・・

その頃のプロフェッサー陣営、オーバーロードの襲撃は予想外だったようで、心穏やかではなかった。

だがいずれオーバーロードと接触する可能性は考慮していたのか、プロフェッサーは貴虎の排除を即座に決断したようだ。

デェムシュを追跡する紘汰と貴虎、何故か変身解除している。

確実に居場所をつきとめたいならジンバーピーチになってるはずなんだが、大人の事情だな。

オーバーロードとのファーストコンタクトに失敗したことを嘆く貴虎。

ファーストコンタクトという言葉を選ぶ辺り、性格が出るというか実に貴虎らしい。

諦めるのはまだ早いと語る紘汰に貴虎も同意する。

この森を支配できるものと交渉が可能なら、人類の生存戦略は根幹から変わってくる・・・!

希望を見出した貴虎は紘汰に名を名乗る。

この時名字を言わなかったのは、弟の光実を気遣ってのことだと、貴虎を演じる久保田氏が解説していた。

呉島と名乗ってしまったら、光実との関係を疑われるのは明らかだ。

何せ光実はビートライダーズに正体を隠している。

ダンスに本気で取り組んでいることなどは話していないだろうが、信頼を得ているということは仲間意識を強く持たれているということであり、ユグドラシル関係者と知られれば糾弾されることくらいは予想できるだろう。

紘汰にとって、数少ない理解者が生まれた瞬間でもある。

戒斗は話し合いで解決などできないと断じているし、光実は自分の都合しか考えていない。

舞達は紘汰を信頼しつつも、その信念を理解しているとは言いがたい。

特に舞は紘汰が他人のために危険を犯す姿勢をいつも心配しており、自己犠牲的な考えには否定的だ。

信念の違いから、何度もぶつかり合った紘汰と貴虎であったが、人々を救いたいという想い自体は共通している。

握手を交わす2人だが、BGMが怖い。

貴虎が次回で失脚してしまうことは確定だなと、皆感じたことだろう。

和解はよいことなのだが、事態はよい方向には向かない。

だって光実とのすれ違いが全く解決していないから。

光実を大切に思いながらも、光実を理解していない点まで共通する2人が、その事を理解しないまま和解した。

身内の悪意を信じられない部分に関しては、非常によく似ていると思う。

デェムシュを発見した2人は追跡を開始するが、シドに妨害される。

シドから紘汰を庇い、デェムシュを追わせる貴虎。

プロフェッサーやシドが、オーバーロードの存在を知らないと思い込んでいる貴虎はとにかく状況を説明しようとする。

毎度毎度のことではあるが、秘密を知らない人間は知っている側から見るとアホに見えてしまう。

紘汰もさっさと事情を説明すれば、貴虎があんな目に遭うことはなかったかもしれないのに・・・

話す暇がなかったというのが実情なんだろうが・・・

最近まで敵だったわけだし、自分の話を信じてもらえると考えていなかったのもあるかもしれない。

オーバーロードを最優先してしまったため、説明の暇がなかったというのであれば、ちょっと苦しいぞ。

次回、早速裏切られる貴虎を見て気分が沈んだ。

26話のタイトルは「バロンのゲネシス変身!」である。

バロンの新フォームレモンエナジーアームズが登場する。

スイカアームズといい、またお下がりか・・・と思った方もいるかもしれない。

当初バロンにはパワーアップの予定はなかったらしい。

人気が出てきたため、てこ入れされたのがゲネシスドライバーによるパワーアップというわけだ。

レモンエナジーアームズの頭部は初期型ライダーには合わないらしく、バロンの頭部を特注することになったそうだ。

パワーアップが最初から予定されていたのなら、バナナエナジーアームズが登場したかもしれない。

ゲネシスドライバーを手に入れた戒斗は新世代ライダーの仲間入りをし、勝率を高めていった。

バナナのままで後半までを戦い抜けるとはとても思えないのだが、そもそもオーバーロード自体が番組中に登場が決まった存在だという情報もあるので、オバロとレモンバロンはセットでてこ入れされたのかもしれない。

見所はバロンの新フォームなのだが、それ以上に光実の闇落ちが取り返しのつかないレベルになったことのほうが衝撃が大きい。

光実はラストで絶対やってはいけないことをしてしまったのだ。

冒頭にて舞に問い詰められた紘汰は裕也の末路とヘルヘイムの秘密を話してしまう。

舞は紘汰の隠し事が裕也のことだと察していた。

自分にも知る権利がある、だから話してほしいと強い意志を見せる舞に、紘汰は躊躇いつつも真実を語った。

この時の2人の演技は必見だ。

間違いなく鎧武の名シーンの一つだろう。

紘汰は頭がよくない割には言葉を選んでいる。

話して楽になりたいという気持ちもあったはずだが、紘汰は

知らなかったんだ!インベスが裕也だったなんて!

と言った。

あの時のインベスがと言わないあたり気を使っているのか、そうでないのか判断はつきにくい。

舞がいつの話だと聞いたとき、初めてヘルヘイムに迷いこんだ日のことだと言わず、つい最近だと誤魔化しているのでビャッコインベスが裕也だったと知られないよう配慮はしていたのではないだろうか。

当然舞は涙を流し、悲しみに暮れる。光実が一番見たくない顔だろう。

だが、重要なのはこの後だ。

舞は紘汰を責めるどころか、一人で苦しまなくていいと紘汰の苦しみを分かち合おうとしたのだ。

彼女の優しさと強さを知ることができるシーンだ。

光実が危惧していたようなことにはならなかった。

裕也のことを知ったら立ち直れなくなるとでも思っていたのか知らないが、舞は悲しみを自分で乗り越えている。

笑顔が見れなくなるなんて事はない。

そもそも光実の場合、舞を想っての行動というより自分の欲望を優先して行動している。

単に光実が舞を傷つけるのが怖いだけなのだ。

紘汰と舞の関係はより深まった。

とまぁここまでなら問題なさそうに見えるが、紘汰はヘルヘイムの侵略のことまで話してしまった。

芋づる式に話してしまったのだろうが、舞はこのことを市民に公表しようとした。

こんな大事なことを秘密にするなんて許せないということなのだろうが、どんなパニックが起きるか考えたのだろうか?

公表を止めようとした光実はインベスを大量に召喚し、騒ぎを起こした。

その結果、ビートライダーズの誤解が深まることになり、最悪な状況になった。

そしてとうとう光実は紘汰に怒りを爆発させ、胸ぐらをつかむ。

そんな光実に舞は平手打ちを見舞う。

事情を全く知らない舞から見れば、光実が紘汰に理不尽な怒りをぶつけているようにしか見えない。

紘汰がどんなに苦しんでいたか知らずに何を言っているのかと思ったのかもしれない。

この平手打ちが原因で光実の中で何かが変わった。

とうとう紘汰に本気で殺意を抱いてしまったのだ。

逆恨みも甚だしいのだが、こうなってしまっては何を言っても無駄だろう。

舞を悲しませているのはお前じゃないかと、全国の視聴者はみんなそう思ったはず。

光実はプロフェッサーや湊さんを利用し、紘汰の暗殺を計画した。

紘汰とともにオーバーロードを探すフリをして、その居場所を湊さんに教える光実。

その情報を元に戒斗はデェムシュの居場所にたどり着き、雪辱戦を挑む。

ゲネシスドライバーの力でデェムシュと互角の戦いをするバロン。

腹に手傷を負わせるが、鎧武が割って入ってきた上にレデュエの忠告を受けたデェムシュは撤退してしまう。

力でぶつかり合う以外に相手を理解する方法はないと考える戒斗と、あくまで話し合いによる平和的な方法を取ろうとする紘汰は、決して相容れない。

言い争いを続ける二人のもとに龍玄が現れる。

あくまで力に頼った方法しか選ばない戒斗に紘汰も怒りが漲り、カチドキアームズにチェンジしようとする。

力でしか納得できないというなら、その通りにしてやるということだ。

だがアームズチェンジの際にはわずかな隙ができる。

一度アームズを解除し、召喚したアームズを再装着するまでにタイムラグがあるのだ。

その隙をついて龍玄はブドウ龍砲の連射を鎧武に食らわせる。

素体状態で無防備な背中に攻撃を食らった鎧武は、そのまま転落し気絶してしまう。

あいつが二度と戻らなければ・・・

の台詞は衝撃だった。

物語当初はあれほど紘汰を慕っていたというのに・・・

この26話を見て考えたのは秘密を知ってしまったとき、どうするかということだ。

フルーツパーラーの阪東さんは秘密を隠そうという奴は疑ったほうがいいと言った。

いい様に利用される恐れがあるからだ。

確実に相手を傷つけるような事実を知ってしまったときは、まずは秘密にするのが正しいと思う。

何でもかんでも馬鹿正直に話せばいいわけではない。

話すべきかどうかの判断基準がどこにあるかというと、それは他ならぬ話す相手にある。

相手が事実をどう受け止めるか、それによって隠すか隠さないかが決まるはずだ。

したがって、まずは様子を見るべきという状況になる。

相手に寄り添い、気持ちを察し、その上でどうするか決めるべきだろう。

舞は真実を受け止める覚悟を見せていた。

裕也がどうなったか、隠すくらいなのだからいい事のはずはないと思っていたはずだ。

ここまで強い意志を見せられたのに誤魔化そうとするならば、それは信頼を裏切ることに他ならない。

だから裕也の末路を話したことは間違いではないのだ。

だが、ヘルヘイムの真実まで話してしまったのは問題だった。

仕方ないことかもしれないが、パニックが起きることを考えれば市民に公表などもっての他だと説得しておくべきだったろう。

街がパニックになったら、舞にはどうしょうもないのだから。

公表については、舞も考えが足りていなかったと思う。

次回予告を見たときは来週が楽しみで仕方がなかった。

ついに貴虎と紘汰が和解するときがきたのだ。

だが、話はよい方向には進まない。

それが鎧武という作品なのだ。



人類滅亡にドロドロした人間関係など、シリアス色が強くなってきたところでギャグ回を入れてきた。

今回のメインは城乃内と凰蓮さんだ。

この2人は鎧武のギャグ担当で、この番組のオアシス的存在だ。

ストーリー上は脇役だが、番組的には重要な存在だろう。

自分の都合しか考えない城乃内は散々卑怯な真似をした結果、居場所を失っていた。

チームのメンバーに慕われているのかと思っていたが、悪口を言われ放題だった。

元々信用がなかったのだろう。

完全に自業自得である。

城乃内は初瀬を見捨てるような真似をして、彼が破滅する原因の一つを作っている。

次のかませ犬に凰蓮を選び、逆に利用される姿は道化にしか見えなかった。

グリドンは1話冒頭から登場しており、メインビジュアルにもレギュラー4ライダーと一緒に映っている。

スタッフにも人気があるようだし、番組の製作発表にも出演している。

つまり、ぽっと出の脇役ではないということだ。

彼は途中退場することなく、最後まで登場し続けるのだ。

となると、どこかでクローズアップしてやらなければいけない。

ここにきて城乃内と凰蓮さんにスポットライトが当たったのは、おそらくそういう理由からだと思う。

抗争終了を宣言し、合同ダンスイベントを成功させたビートライダーズはチームの垣根を越えて仲良くしていた。

街に出現するインベスも協力し合って退治している。

シャルモンで勤務することになった城乃内は蚊帳の外に置かれた状態だった。

インベスゲームのランキングが無くなって目標を失ったわけだが、ダンスに情熱を注ごうとしないので、城乃内もダンスが好きではなかったようだ。

単なる目立ちたがり屋にすぎなかったということである。

レッドホットの馬鹿どもに比べれば、マシな人間とは思うが。

すっかりやる気をなくし、いじけている城乃内を見た凰蓮さんは彼を鍛えることに。

体を鍛えるのはわかるが、女装する意味がわからない。

凰蓮さんの美しさ基準は常人には理解しがたい。

メタルさんのオカマ演技ここに極まるといった感じで、とても面白かった。

一方紘汰はジンバーピーチの能力でオーバーロードを探していた。

そこに戒斗が現れ、紘汰は戒斗がオーバーロードと一戦交えたことを知る。

紘汰の主張は、まずは話し合いという平和的な方法で解決しようというものだ。

それに対し戒斗は人類にもオーバーロードを屈服させる力があると証明した上で、こちらの要求を通すというものだった。

要は叩きのめして言うことを聞かせるということだ。

話し合いが通用する相手ではないことは、初見で充分判断できる。

それくらいオーバーロードは危険な連中だった。

戒斗の意見の方が筋が通っているように聞こえる。

だが客観的に見れば、どちらの方法にも無理があるのだ。

戦いにしか興味が無いオーバーロード達に話し合いをしようなんてのは、甘い考えだ。

でも、屈服させて要求を通そうなんてのもリスクが高い方法だ。

オーバーロードは人類に興味がないから干渉してこないのであって、脅威を感じれば敵と判断し侵略してくるかもしれない。

人類全体の問題なので、ある程度の慎重さは必要なのだ。

力でねじ伏せようとするなら、徹底的にやる必要がある。

反撃を許さないくらいに叩きのめさなければ、地球が危険に曝されるからだ。

どちらにせよ困難な道であることに変わりはない。

女装させられ、その姿を舞達に見られた城乃内はショックでヘコんだ上、凰蓮さんに暴言を吐いて出て行った。

城乃内は自分が本当は何をしたいのかわからないでいた。

ヘタレた奴だが、年相応の悩みを抱えていたのだ。

フルーツパーラーで女装したままふてくされていた城乃内を見た紘汰は彼と話す。

紘汰の悩みは城乃内より遙かに大きい。

秘密を抱えながら戦うのはつらい。

もっとも、誰かのために秘密を抱えるのと自分に都合のいいように情報を操作しようとするのでは感じる痛みが全く違うが。

紘汰は光実に迷惑をかけていることは申し訳ないと思っているが、彼の心の闇には全く気づいていなかった。

城乃内が紘汰といるのを見た凰蓮さんは、紘汰が城乃内を不良にしようとしていると誤解する。

何のためらいもなく店内で変身し、紘汰に襲い掛かる凰蓮さん。

思い込みの激しい人だ。

尻餅をついてのたうつ様はかなり気合いの入った演技だ。

スーツアクターさん達は何に力を入れているのか。

演技が大袈裟すぎて、紘汰が変身しているとは思えない。

コント状態の2人にインベスの群れが襲い掛かる。

尻餅のダメージが大きいのか、鎧武とブラーボはインベスの群れに苦戦する。

それを見た城乃内はグリドンに変身、コウモリインベスの攻撃からブラーボを庇う。

カチドキアームズの力でインベスは一掃されたが、グリドンとブラーボは既に姿を消していた。

凰蓮さんは戦果は上げられなかったが、根性を見せた城乃内を素直に褒める。

そんな凰蓮さんに城乃内も心を開いたようだ。

インベスが街に出現する原因がビートライダーズではないと知った凰蓮さんは、独自にクラックの調査をする。

プロを自称するなら不用意に危険地帯に入るなよ・・・

一方、舞は紘汰が何か隠し事をしていると思い、話したいことがあるとせまる。

紘汰は本当にわかりやすい。何か隠し事をしていると一目でわかる。

裕也を殺してしまった罪悪感は簡単に消えるものではない。

隠し通せというのが、そもそも無理がある。

それがどれほど紘汰の負担になるのか、光実は全く考慮していない。

舞が何より優先なのだろう。

真っ直ぐな性格の人間が秘密をずっと抱えていられるわけがない。

結局話すことになるのは、仕方がないのだ。




HIT

Author:HIT
北海道で農家を営む30代男です。

アニメ作品の思い出をブログで綴っていきます。

感想、自分なりの考察も書いていくブログです。

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