アニメの感想・思い出を語らう部屋

好きなアニメ作品の感想、考察、思い出を書いていくブログです。他にもゲーム・特撮・漫画・映画やドラマのことも書いていこうと思います。

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地球がヘルヘイムに侵略されるという、衝撃の事実を知った紘汰と戒斗。

この物語の印象がまた変わった。

最初は若者達の抗争を描き、その後は巨大企業の黒い陰謀との戦いを思わせ、そして異世界からの侵略という事実を明かした。

ヘルヘイムの侵略にどう立ち向かうかで、紘汰達は対立し合うことになる。

光実は既にこの事実を知っているので、説明している紘汰がアホっぽく見える。

直情的な紘汰はユグドラシルのやり方には納得できない。

結局嘘をついている。この街がいかに危険な状態か秘密にしている。紘汰はそれがどうしても納得できない。

貴虎の理屈は正しい。何も間違ったことは言っていない。

無力な人々は絶望に怯えながら破滅の時を待つしかない。みんな自分の身を守ることを優先し暴徒と化す。

そういった人の負の側面に疎いことから、こういった反応を示すのだろうが、冷静に考えろよと言いたくなる。

光実は紘汰を説得する。

本当の平和など存在しない。だが人の心には安らぎが必要だ。力を持った人間だけが真実を受け止めて戦い続けなければいけない。

語っている人間の本性は別として、言っていることは正論である。

16歳の子供の台詞とは思えないが、大人の貫禄は感じない。

なぜなら光実は、正論を振りかざして相手を操ろうとしているからだ。

光実の言っていたことで反論したくなったのは、舞のことだ。

紘汰が秘密を抱えたまま頑張っているから、舞があんなに幸せそうに笑っている。

その通りかもしれない。だが、舞の胸に不安がないわけではない。

インベスゲームをやめても、街に出現するインベスの数は減らない。

それどころか数が増える一方なので、ビートライダーズの評判も悪くなっていく。

何より、裕也が戻ってこない。

舞はみんなと一緒にダンスを楽しめることには幸福を感じているだろう。

インベスのこともみんなで協力し合って解決に尽力しているため、希望を持っている。

だが、裕也のことだけはずっと胸に痞えているはずだ。

あんなインベスだらけの危険な森で行方がわからなくなったのだ。何ヶ月も時間が経過したのに、何の音沙汰もない。

呑気に生存を信じ続けるほど、舞は愚かではない。

今は笑っていられるけど、それは束の間の幸福にすぎないのだ。

傷つけたくないから秘密にする。それは単なるその場しのぎで、根本解決になっていない。

ずっと秘密にして隠し通すことは不可能だ。光実はそれがわかっているはずなのに押し通そうとする。ゆえに子供と評される。

戒斗はプロフェッサーの指示でヘルヘイムの調査をしていた。

ヘルヘイムの遺跡には未知の生物が存在する。戒斗はそれに興味を示していた。

真実の奥の奥という言葉を思い出した。考えるのを途中でやめたら事態の全容を把握することは出来ない。

ヘルヘイムのすべてはまだ明らかになっていないのだ。

紘汰は姉の晶にもしも世界が滅ぶとしたらどうする?と突拍子もない例え話をする。

どうしょうもないよと答える晶。当然だ、彼女は無力な一般市民なのだから。

その事実は知らない方が幸せかという問いについては、そういう人もいるだろうが自分は知っておきたいと答える晶。

自分の人生なんだから、つらいことには最後まで向き合っていたい。

俺はこの言葉を聞いて、そっか、そうだよな・・・、と心の中で納得した。

この「自分の人生だから」という部分が大切だ。

たとえどんなにつらい事実でも、それとどう向き合うかを決めるのは自分自身である。光実に最も欠けている考えだ。

光実は自分で自分の生き方を決めることに喜びを感じているのに、他人には自分の考えに沿った生き方を強要する。

自分がされて一番いやなことを、他人それも自分の大切な人間に強要しているのだ。

その矛盾に気づかないことが、光実の一番愚かな部分だろう。

光実の考えもわかるし、晶の気持ちもわかる。どうするのが正しいのか紘汰は思い悩む。

フルーツパーラーの阪東さんは、そんな紘汰に的確な助言をくれた。

隠し事をしていいかどうかは場合によるので難しい問題だが、秘密にしておこうという奴はとりあえず疑ったほうがいいと語る阪東さん。

秘密というのは、それだけで武器になる。知ってる奴が知らない奴を自由に操れるから、悪用されたらひどいことになると阪東さんから教えられる紘汰。

そこにザックから連絡が入る。インベスによる犯罪が起きたのだ。

チンピラがロックシードを使って現金を盗ませていた。

シドがロックシードを犯罪者に与えていたのだ。

そしてシドの口から驚くべき事実が明かされる。

ユグドラシルにとって沢芽市は単なる隠れ蓑にすぎず、街の平和を守る気など最初からない。

市民にヘルヘイムの存在がばれた場合は、ユグドラシルタワーにある巨大なリング「スカラー電磁波兵器」で街ごと焼き払うつもりなのだ。

怒りを爆発させる紘汰は鎧武に変身し、シドに立ち向かう。

もともと紘汰を始末するつもりだったシド。犯罪者にロックシードを渡したのは挑発も兼ねているのだろう。

最初からジンバーレモンに変身すればいいのに、オレンジでシグルドと戦う鎧武。

基本形態の出番を減らしたくないという大人の事情かな・・・

ジンバーレモンでも分が悪いが、鎧武は怒りパワーでシグルドとのスペック差を埋めた。

ロックシードのエネルギーを身体に纏い空中回転することで、攻撃をいなすという新戦法はかなりカッコいい。

これによってシグルドを撃破、チェリーロックシードを手に入れた。

しかし、光実の妨害でシドを取り逃がしてしまう。

紘汰がスカラー兵器の存在を知ったとわかり、光実は警戒心を高める。

結局こういう流れになるのかというのが、21話の感想だ。

スカラー兵器だが、街ごと焼き払ったら世間にはどう説明するんだ?

この物語で秘密を隠し通そうとする者は、自分の目的にしか興味のない人間と罪を背負ってでも正しいことをしようとする人間の2種類しかいない。

そして秘密を隠すべきか公開するべきか真剣に思い悩んでいるのが主人公で、秘密そのものを嫌悪するのがライバルキャラだ。

世界レベルの危機となると現実の人間も確実に秘密にするので、秘密にすること自体は間違いではない。

重要なのは秘密をどう扱うかということではないだろうか。そこで人間の善悪が分かれる。

隠し続けようとする人間は悪、公開するべきか悩む人間が善といったら極端だが大まかに分けたらこんな感じではないだろうか。

秘密自体を嫌悪する人間の善悪に関しては、どう判断していいのかわからない。

ヘルヘイムの存在を秘密にしなければならないのはパニックを避けるためだ。

人間の悪性が強いものでなければ、紘汰のいうようにみんな一つになって危機に立ち向かうのかもしれないが、そうならないのが現実である。

秘密をどう扱うか悩まなくてはいけないのは、信用できない人間が多すぎるからだ。

大きな危機に遭遇したとき、人間はいやでも自らの愚かしさと向き合わなくてはいけないのかもしれない。


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Author:HIT
北海道で農家を営む30代男です。

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