アニメの感想・思い出を語らう部屋

好きなアニメ作品の感想、考察、思い出を書いていくブログです。他にもゲーム・特撮・漫画・映画やドラマのことも書いていこうと思います。

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17話のタイトルは「桃のライダー、マリカ光臨!」である。

新世代ライダーの一人であり、唯一の女性ライダーである仮面ライダーマリカと鎧武の対決が最大の見せ場だ。

表向きの見せ場はタイトル通りだが、その裏には光実の闇落ちが本格化するという事実が隠れている。

紘汰はユグドラシルの悪事の証拠を掴んで公開しようと思っている。

街の人達の安全は二の次で、ヘルヘイムの研究を最優先するユグドラシルを許せないのだ。

ヘルヘイムの真実を知った光実は複雑な気持ちだった。

この段階で、もう既に自分の秘密を打ち明けるタイミングを逃している。

ヘルヘイムの真実と裕也の末路を知ってしまった光実の頭の中には、正直に本当のことを話すべきという考えは微塵もなかっただろう。

光実は紘汰から守りたいものはあるかと問われる。

誰にもわかってもらえなくても、それでも戦う理由になる大切なもの。

光実にとってそれは、「紘汰や舞と笑顔で楽しく過ごせる時間」だった。

それを守るためなら、自分がどんなに変わり果てていてもいいと覚悟を決めていた。

光実は、その覚悟が間違っているとは思っていなかっただろう。

紘汰にとって、守りたいものとは何だったのだろう?

街の安全だろうか。

平和な日常だろうか。

それともチームの仲間や家族だろうか。

おそらく、その全てが守る対象だ。

彼の頭の中には、具体的にこれを守りたいというものはなく、ただ「みんな」を守りたいのだ。

紘汰と光実の、大切なものに対する価値観の違いは大きかった。

光実は大切なものを守るためなら、どんなことでもしてやると思っていた。

紘汰は誰かを見捨てることなどできないし、悪事に加担することも出来ない。

嘘をついて誰かを陥れたり、利用したりなんてできない。

常に他人のために戦っている。

たとえ街の人達から悪者扱いされても戦いをやめない。

だから舞達も心配する。

誰にもわかってもらえなくてもというのは、そういうことなのかもしれない。

光実の戦いを見て、自分の為に戦うと決めて奮起した紘汰だが、根本は変わっていない。

紘汰は戦う理由が二転三転すると指摘されているが、根本的な行動原理は一貫して変わっていないのだ。

人を疑うことを知らない紘汰は、光実が裏で何をしているのか全く気づいていない。

自分の姉を人質にするような真似をするなど、夢にも思わなかっただろう。

たとえ大切なものを守るためでも、悪事を働いていい理由にはならない。

朱に交われば朱に染まる。

悪事を働けば、その分自身の心が悪に染まる。

光実はその事が全くわかっていない。

彼は頭のいい子供と評されるくらい優秀だ。

だが頭のいい子供の欠点は、能力と経験のバランスがとれていないことではないだろうか。

能力が高いため、普通の子供では手に余ることでもこなしてしまう。

だが、ある程度の人生経験がなければ処理できない心の負担というものがあるはずだ。

その負担が、彼から冷静な判断力を奪い、追い詰めているような気がするのだ。

他者のために戦う紘汰と、自分のために戦う光実の衝突は最初から避けられなかったのかもしれない。



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HIT

Author:HIT
北海道で農家を営む30代男です。

アニメ作品の思い出をブログで綴っていきます。

感想、自分なりの考察も書いていくブログです。

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