アニメの感想・思い出を語らう部屋

好きなアニメ作品の感想、考察、思い出を書いていくブログです。他にもゲーム・特撮・漫画・映画やドラマのことも書いていこうと思います。

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この32話で鎧武の最強形態「極アームズ」が登場する。

ネットのネタバレでシルエットが出ていたのだが、マントに尖った頭とかなり不安を覚える姿だった。

そして32話の予告を見る前に夏の映画のCMで極アームズが出ていたのだ・・・

まさかのCMバレである。

初登場は本編でやってくれよ・・・

極アームズのデザインで度肝を抜かれたのはやはり胸部装甲である。

オレンジ、バナナ、ブドウ、メロン、スイカ、イチゴといった定番のフルーツの絵が描かれているのだ。

この模様がお見舞いのフルーツの盛り合わせを連想させる事から「お見舞いアームズ」と呼ばれたりするらしい。

奇抜すぎる最終形態は毎年恒例ではあるが、これは少し度が過ぎているかもしれない。

見た目にも驚いたが、その戦いぶりにも驚いた。

このアームズは全てのアームズウェポンを使用できるのだ。

しかも元の性能以上で使用できるため、非常に強力である。

変身方法はアギトのシャイニングフォームを思い出させる。

重装甲のカチドキアームズから装甲をキャストオフして、アームズチェンジするのだ。

パワーと防御力を下げる代わりに、素早さを上げたフォームで関節の稼働域にも不安がない。

見慣れるとそこそこかっこよく見えるから不思議である。

さて本編の感想だが、デェムシュは長時間の戦闘で消耗しており、バロンとナックルで押しきれそうだったがプロフェッサーが余計な真似をしたせいで取り逃がしてしまった。

プロフェッサーには司令官の素質がないとしか思えない。

デェムシュに休息を与えてしまったことが、事態をさらに深刻なものにした。

戒斗はオーバーロードの体の仕組みがインベスと同じだったらまずいことになると危惧していた。

オーバーロードの見た目は完全にインベスなので今更って感じの指摘ではあるが、インベスの体の特性を考えると確かにまずいのである。

インベスはヘルヘイムの実を食べることで、より強固なインベスに変貌する。

沢芽市は世界で最もヘルヘイム植物が多い土地なので、どこで実を食べても不思議ではなかった。

案の定、デェムシュは実を食べて大幅なパワーアップを遂げていた。

以前、鎧武とバロンの2人がかりでも歯が立たなかったのは、実を食べたためなのかは不明である。

単に本気を出していなかったか、想像以上に学習能力が高いのか、それを判断する材料がない。

意識を取り戻した紘汰と舞の前にサガラが現れる。

憎みあうことしかできないことを悲観する紘汰にサガラはフェムシンムの嫉妬や憎しみ、取り返しのつかない後悔はお前には理解できないと語る。

闘争が起きる原因は人間の負の感情である。

嫉妬や憎しみだけではない。醜悪な欲望や独りよがりな理想などが争いを呼ぶのである。

そういった負の感情をほとんど持たない紘汰には、彼らの憎しみは理解できない。

サガラに怒りをぶつける紘汰。

オーバーロードがあんな凶暴な連中だと最初から知っていたのかと、そう言わずにいられなかったのはわかる。

だが彼らが人類を救うなどとは、サガラは一言も言っていない。

サガラの言うとおり、それは紘汰の早とちりだ。

では、どうすればよかったのか。

凶暴なデェムシュ達との交渉は論外だった。

愛する女性の復活にしか興味のないロシュオにも期待はできない。

ヘルヘイムの侵略を止める方法は一つ、それは紘汰がオーバーロードになることだった。

驚愕する舞と紘汰を念力で身動きできなくするサガラ。

黄金の果実を手に入れ、世界に君臨する王となる。

救うも滅ぼすも自由だが、そのためには知恵の実を狙う者すべてを倒す覚悟が必要だった。

舞はサガラが紘汰を言いくるめようとしていると気がついた。

サガラは親切で紘汰に手を貸しているわけではない。

あくまで自分の都合で動いていた。

舞は止めようとするが、紘汰は極ロックシードをサガラから受け取る。

今の自分には力が必要だと、戒斗達は戦っているのに自分だけ危険を犯さないわけにはいかない。

それが紘汰の決意だった。

実際、この状況ではこれ以外に選択肢はない。

強大なオーバーロードに立ち向かうには、カチドキアームズでは力不足だ。

レデュエはロシュオにデェムシュの救援に向かいたいと言って、沢芽市に侵攻する。

プロフェッサーはデェムシュ一人に気を取られ、他のオーバーロードを警戒しなかったため、ユグドラシルタワーを乗っ取られてしまった。

しかも自分だけロケットで脱出・・・

湊さんは見捨てられたのだ・・・

自己中もここまでくるとかえって感心する。

大量のインベスに襲われるマリカのもとへ、戒斗とザック、凰蓮さんと城乃内が合流する。

戒斗の優れたリーダーシップでライダー達は連携してインベスの群れを倒す。

戦隊物みたいになってきたな。

そこへ強化体となったデェムシュが現れ、5人を圧倒する。

必殺技の同時攻撃でも全くダメージを受けない。

粘り強く戦おうとする5人のもとへ、紘汰が駆けつける。

新たな力を手にした紘汰にサガラは、後悔のないようよく考えて戦えと忠告していた。

オーバーロードと同じ存在を目指すことが、どういうことなのか。

この時の紘汰はそれを深く考えていたのだろうか。

「後悔なんてしている暇はない、俺は先に進む・・・そう裕也に誓ったんだ!」

今の紘汰に、戦いをやめるなどという選択肢はなかった。

ただ己の信じた道を突き進むのみ。強い信念を持った人間は止まらないのだ。

カチドキアームズの状態で極ロックシードを起動した瞬間、空中にすべてのアーマードライダーの基本アームズが召喚される。

それらと融合することで、極アームズにチェンジする。

こけおどしだと強がるデェムシュだが、大橙丸の一撃だけでダメージを負い、見込みが甘かったことを思い知らされる。

他のアーマードライダーの必殺技にも耐えたのに、単純な攻撃だけでダメージを受けている。

これには少し違和感を覚えたが、すべての武器を元の性能以上で使っているという設定なら、なんとか納得できる。

次々と武器を召喚して、デェムシュの攻撃を防ぎダメージを与えていく鎧武。

この威風堂々たる戦闘スタイルは類を見ない。

バナスピアーのスカッシュ技で身動きできなくし、火縄大橙DJ銃・大剣モードのオーレ技でついにデェムシュを倒した。

人類が初めてオーバーロードを倒した瞬間である。

圧倒的な戦闘力に他のアーマードライダーは皆、声を失っていた。

紘汰自身も自分の力に驚いていた。

知恵の実の力の一部を使うことがどういうことなのか、この段階では俺は想像していなかった。

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30話はキカイダーコラボ回で本筋に関わらないので、省略します。

乱戦の中、突如開いたクラックから沢芽市に侵入したデェムシュ。

これは偶然なんだろうか?

数々の裏切りの果てに、極めて危険な奴を街に侵入させてしまった。

鎧武とバロンはシドと偽斬月・真をほっといてデェムシュを追う。

放置すればデェムシュはまず間違いなく街を破壊するだろう。

バロンもただのインベスならまだしもオーバーロードとなると・・と言って危機感を露にする。

根がいい人なのが丸わかりだね。

ほっとかれたシドと光実の前にレデュエが現れる。

武器を持っているので、2人はレデュエを即座にオーバーロードと判断した。

戦いに突入する3人だが、シグルドと斬月・真の攻撃にレデュエはあっさり降参した。

降参しただけでなく、禁断の果実のもとへ案内するという。

怪しさ全開である。

光実は何かあると疑っていたが、シドは全然気づいてない。

洞察力が足りない奴だな。

街に侵入したデェムシュは、周囲を無差別に攻撃する。

なぜこんな真似をするのか理解できない紘汰。

自分達よりも弱い人間達の繁栄が気に食わない。

理由はそれだけだった。

戒斗はそんなデェムシュを見て、力に溺れるタイプだと評した。

初めて戦ったときからそう思っていたらしい。

そんな奴らとの対話が無駄であると、戒斗は最初からわかっていたのだ。

オーバーロードが街に侵入したと知ったプロフェッサーは捕獲作戦を展開し、街のあらゆる情報システムを乗っ取る。

鎧武とバロンは2人がかりでデェムシュに挑むが、圧倒的な力に苦戦を強いられる。

少し前にはバロンレモンエナジーアームズと互角くらいだっただけに違和感が大きかった。

本気を出していなかったってことか?

紘汰と戒斗には貴虎ほどの戦闘センスはないが、2人のコンビネーションは決して悪くはない。

鎧武が変身解除に追い込まれ、とどめを刺されそうになったのをバロンが庇って変身解除させられてしまった。

なぜ人間を恨む・・・

そう問いかける紘汰だったが、デェムシュは人間に恨みなど抱いていない。

必要以上の破壊活動を見て、憎しみによるものだと思ったのだろうか。

デェムシュがここまで過剰な破壊活動をする理由は単純なものだった。

楽しいから、単にそれだけである。

敗北した弱者を潰すのが勝利者の権利、強さの証、自分が求めるすべてだと狂ったように笑うデェムシュ。

弱者を蹂躙することにしか喜びを感じることができない。

そんな奴らと話し合う余地など、最初からなかったのだ。

カチドキロックシードを握りしめ、怒りを滾らせる紘汰。

ここにきてようやく話し合いなど不可能と判断した紘汰は、デェムシュを倒すことを決意した。

ここから先が俺のお気に入りのシーンだ。

フェムシンムの文明が何故滅びたのか、その理由が今ならわかると言い放つ紘汰。

カチドキアームズに変身し、デェムシュと互角の戦いをする鎧武。

「きっと向こう側の世界にも未来があった・・・なのにあの森に負けちまったのは、お前のような奴がいたからだ!」

わかりやすい台詞である。

フェムシンムの文明が滅んだのは、同族同士が殺しあったからだ。

知恵の実を掴んだロシュオが、強者のみが生きる世界を創造した結果である。

その経緯を知らない紘汰であったが、デェムシュの狂気じみた破壊衝動を見て、こんな奴らばかりだから文明が滅んだと感じたようだ。

人間とて、力のみを頼りに知恵の実を求めるのは同じだと主張するデェムシュ。

シドを見てそう判断したのだろうが、悪い人間の典型だし、アイツを基準にしてほしくない。

俺は違う!と鎧武は奮戦し、デェムシュを追い詰めてとどめを刺そうとする。

非常にかっこいいシーンなのだが、このままとどめとはいかなかった。

お気に入りのシーンはここまでで、この先からすっきりしない気分にさせられた。

マリカが邪魔をしてきたのだ。

プロフェッサーの指示で、オーバーロードを捕獲しにきたマリカと黒影集団は鎧武を最優先のターゲットにした。

鎧武にオーバーロードを倒されたら元も子もないという判断である。

オーバーロードはデェムシュだけではない。

視聴者側からすれば、結構アホな判断に見える。

マリカ達からの妨害を受けた鎧武はデェムシュの攻撃を無防備で食らい、重症を負ってしまう。

戒斗はなんとかバロンに変身し、紘汰を救助する。

去り際に鎧武を利用して戦うという選択肢もあったと語るバロン。

全く持ってその通りだと感じた。

マリカと黒影軍団だけでは戦力不足なのだ。

オーバーロードに関する情報が不十分である以上、戦力は多いほうがいい。

とどめを刺されることだけ避ければよかったのでは?

チーム鎧武のガレージに戻る戒斗と紘汰。

紘汰は戒斗にお前の求める強さとは何かと問う。

お前もあのオーバーロードのようになるつもりなのかと、デェムシュの醜悪さを目の当たりにした紘汰はどうしても確かめたかったのだろう。

戒斗はデェムシュの言うことは正しいと、弱者は強者の餌食になるしかないと語る。

再び気を失った紘汰にだからお前はもっと強くなれと言葉をかける戒斗。

そしてザックと共に、デェムシュのもとへと向かった。

一方レデュエは光実とシドをロシュオのもとへと案内していた。

ロシュオは知恵の実をある目的のために横領していた。

その目的とは、ヘルヘイムの女王を蘇らせることだった。

俺はその女王がオルタナティブ舞のことかと思った。

ロシュオは愛する女性の復活以外に興味がない状態なのだ。

サガラはそんなロシュオに交渉し、知恵の実から極ロックシードを生成させる。

人類にはまだ希望の担い手がいる。

その希望が本物なのかこの力で計れと、ロシュオはサガラに極ロックシードを渡す。

知恵の実の強大な力の一部を託すことで、人類がどう動くか見極めようというのだ。

レデュエもまた知恵の実を狙っていた。

そのためにシドと光実を利用しようとしたのだ。

それを見抜いた光実はレデュエに興味を持たれた。

悪魔のコンビ誕生といわんばかりの不気味なシーンである。

罠とも知らずにロシュオのもとへと向かってしまったシド。

貴虎が生きていたことにもたいした反応はせず、自分が神の力を手にするところを黙って見ていろと豪語する。

そんなシドに知恵の実をちらつかせるロシュオ。

当然渡す気などなく、念力のみでシグルドを圧倒する。

ソニックアローの攻撃は一切届かず、凄まじい念力で痛めつけられるシグルド。

その圧倒的な力に貴虎も戦慄する。

無益な殺人は好まないロシュオは、シドにこの場を去るよう忠告する。

しかしゲネシスドライバーごとロックシードを破壊され、変身解除に追い込まれてもシドの知恵の実への執念は全く弱まらない。

その姿を見てロシュオは、自らの愚かさに命まで捧げていると判断し、シドを殺害する。

ロシュオは好戦的ではないにしろ、必要なら殺人も辞さないのだ。

「もう二度と、誰の言いなりにもならねえ…俺は…人間を超えるんだ…」

まさかこんな子供じみた理由で戦っているとは思わなかった。

紘汰達を何度となく子供と見下していたシドであったが、自分が一番ききわけのない子供のような奴だったとは皮肉である。

シドの殺され方は念力で分断された岩場の間に挟まれて、その裂け目を閉じられて圧死するというものだ。

子供番組であるには、ちょっとあれな殺され方だ。

この死に方を見て、「これが本当のロックシード」といった人がいるらしい。

製作陣がそこまで計算していたかは知らないが、ブラックジョークもいいところである。

己の欲望のままに力を求めた人間の末路は悲惨だ。

初瀬も力を求めた結果、インベスとなってシドに殺された。

そのシドも同じく力を求めた結果、無残に死ぬことになったのは因果応報というべきか。

マリカと黒影軍団はデェムシュに苦戦していた。

そこへ戒斗とザックが駆けつけ、変身してデェムシュに立ち向かう。

最初は残念な俺様キャラだった戒斗だが、後半に差し掛かったあたりから好感度がぐんぐん上がっている。

光実は完全に気が狂っているが、紘汰と戒斗は全くブレない。

貴虎は損な役回りが多いな。ホントはいい人で好感度は上がっているけど、裏切りにあったり、死にかけたりとろくな目に遭わない。

次回、鎧武の最強形態が登場するのだが、ちょっとしたことがきっかけで少しショックを受けた。

最終回直前にてヘルマンが死んでしまった。

あの状況で生き残ったら、ご都合主義と言われてしまうだろうし予想の範囲内ではある。

体がある程度原型を保っていたことと魔戒剣が変化していたことから、かなり奮戦したのは想像に難くない。

殺され方はメンドーサの言う通りだったのかもしれないが、死に様は立派だったはずだ。

死んだ騎士や法師の魂でできた赤い十字架にはやはりアンナの魂も含まれていた。

復活は阻止できず、ヘルマンは戦死し、アルフォンソは鎧を失い、エマは重症を負い、レオンも戦闘不能に近い状態になった。

最悪の事態である。

早急にアニマを倒さないとヘルマンとアンナの魂が喰われてしまう。

次回どうなるのか・・・

さて細かい感想だが、魔獣装甲と化したオクタビアがレオン達の前に立ちはだかる。

オクタビアはあっさり正体を暴露、アルフォンソは信じていた家臣が敵だったと知って深く悲しむ。

自分が裏切られたからではない。両親の信頼が踏みにじられたことを悲しんでいる。

魔戒騎士を逆恨みしていると思ったが、アルフォンソに恨みはないという。

メンドーサへの忠誠心は自身の憎しみより優先されるものだということか。

凄まじい戦闘力で3人を圧倒するオクタビア。

エマの台詞がなんかかっこいい。随分覚悟を決めたお嬢さんじゃないとか、レア物じゃないとか。

憎悪を餌にして動く魔獣装甲にはやはり大きな代償を払う必要があるようだ。

父が待っているという想いから焦り気味のレオンだが、ジルバの反応を見るとヘルマンはこの段階で死亡していた可能性が高い。

切り落とされたメンドーサの腕を愛おしげに触れるオクタビア。

そういやずっと「私に触れるな!」とか言われてたもんね。

念願叶った瞬間なんだろうが、変態にしか見えない。

そして何故かメンドーサの腕を体に吸収するオクタビア。

そんな行為に耽っていたせいで隙を突かれ、扉の外に追いやられる羽目に。

アルフォンソとエマはレオンをメンドーサの元に送り届けるために一計を講じたのだ。

そしてエマはどんなことがあっても自分を見失うなとレオンに口付けする。

レオンのキス顔はなんか女みたいだな。

あとやっぱり背丈はエマの方が上なのか。

この時も思ったが、レオンお前ララが復活したらどうするんだ・・・

エンディング詐欺じゃないって噂があるんだぞ・・・

エマはメンドーサの魔道具をちゃっかり持ち出していた。

異空間に閉じ込められたオクタビアは怒り心頭だ。

しかし勝負になるのだろうか。アルフォンソは一撃で鎧を強制解除させられてしまった。

レオンはホラーの群れを退けて、父の待つ地下空洞まで辿りつくが、そこにヘルマンの姿はなかった。

いくら呼びかけてもヘルマンからの返事はない。

そこにいたのはメンドーサだけだった。

そしてメンドーサに父の亡骸を見せられるレオン。

以前は母の無様な死に様を幻覚で見せられ、心滅獣身と化してしまったレオンだが、今はその心配がない。

レオンはヘルマンと全力で戦ったときに、彼からの最も大事な教えを思い出している。

「たとえ俺が死んでも、お前が俺の戦いを引き継いでくれる」

幼少の頃、レオンは無力な人達よりも父の命を心配して言いつけを破り、守るべき人達を危険に晒した。

レオンにとってヘルマンはたった一人の家族であり、大切な存在である。

だが、ヘルマンは守られる者ではない。

自分も父も無力な人々を守るために戦う魔戒騎士なのだ。

守りし者がすべきことは決して復讐などではない。

ホラーを討滅し、人々を守ること、それが全てだ。

無論、その場の感情にまかせた仇討ちなど論外である。

父は命を賭けて自分をアニマとメンドーサの元へと導いた。

ならば、やるべき事は一つである。

父の死を前にしばし硬直していたレオンだが、その表情に感情の乱れはない。

「俺はもう迷わない。お前の言葉に惑わされることもない。守りし者として、メンドーサ、お前を討滅する!」

何か問答の一つでもするかと思ったが、そんな必要はなかった。

メンドーサのような人間と語り合う必要など、どこにもないのだ。

かける言葉は一つ、「お前を斬る」という断罪の宣告だけで充分なのだ。

一方、アルフォンソとエマはオクタビアと熾烈な戦いを繰り広げていた。

異空間で足止めしている間にレオンの救援に向かおうという作戦だったようだが、オクタビアは力技で結界を破壊するという荒業を見せる。

魔戒剣をパスして、その重量で叩き落すとか、結構な頭脳プレイだった。

単なる侍女に過ぎないオクタビアには、魔獣装甲となってもソウルメタルを扱う力は備わらなかったようだ。

エマさんの連続キックもかっこいい。

結界を破られ、街中で戦うことになったアルフォンソとエマだが、どうにかオクタビアを退ける。

その時、完全に月が欠け、ガルムの魔導兵器が発動してしまう。

覚悟を決めたアルフォンソはエマの力で、魔導兵器の真下へ移動する。

アルフォンソは番犬所の真下に飛ばせと言った。

あれって番犬所なのか?番犬所に魔導兵器が搭載されているということか。

オクタビアは死んでいなかった。かなりのダメージを受けつつもエマに襲い掛かる。

満身創痍であったせいか、エマのかかと落としで剣を砕かれ首を切られそうになるオクタビア。

これで終わりと思ったエマだが、オクタビアの義足には仕込み銃が隠されており、腹に銃撃を食らってしまう。

アルフォンソは魔導兵器を力ずくで止めようとし、その結果としてガイアの鎧を失ってしまった。

この牙狼という作品は10年近い歴史がある。

その歴史の中で、鎧が粉々に吹っ飛ぶなんてことは一度もなかった。

魔戒剣は無事だったが、ガイアの系譜は絶たれてしまった。

なんだが嫌な予感がしてきたなぁ。

EDでレオンとララ、ヘルマンの足元が霞んでいるのが気になってきた。

エマは腹に銃撃を受けてしまい、やられるかと思ったが、その前にオクタビアの魔獣装甲に限界がきた。

纏った者の心と体を喰らい尽くす、それが魔獣装甲の代償だった。

オクタビアは知らなかったようだが、メンドーサが自身を道具として使い捨てたことに彼女は何の恨みも抱いていなかった。

それを望んだのは自分、望めば必ず応えてくれるメンドーサこそが自分にとっての神だとオクタビアは語る。

忠誠心もここまでくると狂気の沙汰である。

人々が信じる神など、どれだけ祈っても応えてはくれない。

たとえ悪魔の化身であっても、望みに応えてくれる存在こそが神である。

歪んでいる。そうとしか言いようがない。

オクタビアは目的のために、街を住民もろとも吹っ飛ばそうとする番犬所や魔戒騎士を非難する。

なにが守りし者かと。

耳に痛い台詞だが、エマはろくでもない上司をもつと苦労すると皮肉る。

番犬所も元老院も関係ない。

騎士も法師も自分の意思で戦い続ける。

一人でも多くの人間を守るために。

そう語るエマだったが、その言葉はオクタビアには届いていなかった。

彼女は心と体を喰らいつくされ、小さな龍のような姿になってエマに倒された。

アルフォンソによって魔導兵器を止められたガルムは、うんざりした表情で後始末は自分達でしろと引き返してしまった。

ガルムの計画は、単にメンドーサのアニマ復活を利用するというものではなかった。

ヘルマンの性格から、メンドーサの抹殺とアニマの討滅を狙うと読んでいたのだろう。

失敗したら街もろとも吹っ飛ばすという計画だったようだ。

ヘルマンがうまく立ち回ることを期待していたようだが、ほんと無責任な上司だな。

アニマの復活は免れず、このままではヴァリアンテは確実に滅ぶ。

被害はヴァリアンテに留まらないだろうが、どれほどの犠牲が出ても番犬所はマイペースで対策を練るのだろう。

最大の敵を前に、戦えるのはレオンのみとなった。

ラスボスはやはり巨大な裸の女性なんだな・・・

首がないけど、後から生えてくるのか?まだ完全復活じゃないとか?

次回、炎の刻印の真の意味が明かされるという。

今までデメリットしかなかった炎の刻印だが、これはアンナが息子のレオンを守るために施したものだとされている。

危険なものだと言われており、鎧に暴走のリスクを負わせるものでしかなかったが、真の力はどういうものなのだろうか。


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北海道で農家を営む30代男です。

アニメ作品の思い出をブログで綴っていきます。

感想、自分なりの考察も書いていくブログです。

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