アニメの感想・思い出を語らう部屋

好きなアニメ作品の感想、考察、思い出を書いていくブログです。他にもゲーム・特撮・漫画・映画やドラマのことも書いていこうと思います。

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舞が次元の裂け目から謎の森に迷い込んだ一件から、逆にインベスがこちらの世界に迷い込むのではないかと推測する光実。

不安は的中し、街でインベスの仕業と思われる破壊活動が続発する。

紘汰達は解決に乗り出すが、他のチームに声をかけても誰も協力してくれなかった。

仕方なくチーム鎧武のみでインベスを退治するために行動を起こす。

インベスは森の果実を求めて街を彷徨っていることを見抜いた光実、森で果実を調達し罠をはる。

見事インベスを誘い出すことに成功するが、地下道に逃げられる。

追跡する鎧武と龍玄。インベスを撃破するが、地下道に謎の植物が繁殖していることに驚愕する。

次元の裂け目からもれ出た胞子によって繁殖したようだ。低級インベスが3体ほど生息し、果実を食べている。

そこへ白いアーマードライダーが現れる。インベスを駆逐し、防護服の連中が植物を焼却する。

まるで証拠隠滅しているかのようだった。

光実は白いアーマードライダーのベルトが兄の所持していたものと同じだったことに驚愕する。

白いアーマードライダーの正体は自分の兄なのか?疑念を抱く光実。


と、前回に比べて盛り上がりには欠ける話だが、複線めいたものが意外にある。

地下道で作業員が森の果実を口にした描写があり、その後どうなったかがなんとなく推測できるシーンがある。

斬月による謎の植物の証拠隠滅、街に迷い込むインベス、新型ドライバーの開発、そして人類の未来などその後の展開がどうなるか視聴者の想像が膨らんでいったことだろう。

この話で俺がいろいろ考えたのは若者の正義感についてだ。

紘汰達はインベスに対処できるのは自分達だけだと行動を起こした。正義感あふれる行動だし、当然のように思える。

他のチームが協力しなかったのは、ランキングトップの鎧武をよく思わないこと以上に、自分達に関係ないことだと思ったからだろう。

街の安全は警察に任せればいいだろうという感覚だ。無責任のように思えるが、自然といえば自然な反応だったりする。

人がよいことをするのは、見返りを求めているからだ。

自分の印象を良くしたい、報酬がほしい、信頼を得たいなど何かしら下心がある。

何言ってんだと思うかもしれないが、何の見返りもなしに他人に尽くす人間はいない。

自分に返ってくるものがあるから頑張れるわけで、得るものがあるからモチベーションが上がるのだ。

無関係なところで何か事件が起ころうが、ほとんど関心を持たないのが普通の人間の感覚だ。

今回の件は、ビートライダーズに無関係ではないがストリートの若者はやはり自分達のことしか考えないのだろう。

紘汰達に関しては、知り合いが襲われたのだから何とかしなきゃと思ったわけだが、紘汰だけは少し反応が違っているように思えた。

チームバロンに協力を断られたときの怒りようなどから、インベス退治に協力するのは当然だろと思っている節がある。

街の人達が危険にさらされるのだから守らなくてはならない、解決できる力があるんだから当然だ。

おそらく、こう考えているはず。

見返りを求めず、自分の感情だけで行動している。

やらなくちゃいけない・許せない・放っておけないなど、こういう行動原理を青臭い正義感というのかもしれない。

そのような考えで行動しているのは、おそらく紘汰だけだ。他のメンバーにここまでの感情はないはず。

成熟した大人はもっと冷静だろうし、青臭い感情だけで行動するのは若者だけだ。

善行というのは筋が通っていなければならない。

誰かのためによいことをするならば、その人の気持ちをよく理解する必要がある。

見返りを求めない善行というのは、考えなしだと偽善になってしまう。

何も考えず、ただ感情だけで正しいことをしようとしてもよい結果になるとは限らない。

若者の正義感はそういった危うさを抱えている。

紘汰はそれが最も顕著な人物だといえるだろう。

ゆえに、強固なポリシーを持つ人間には見下され、常識のある人物には心配されるわけだ。

視聴者の印象もよくなかったかもしれない。

この段階の紘汰は考えなしの偽善者という印象だった。

人間の悪性を知らないことが、この後彼を苦しめることになる。







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ピノキオといえば有名な童話のキャラクターで、知らない人はほとんどいないだろう。

心を持った木の人形で、嘘をつくと鼻が伸びてしまうのが特徴だ。

ストーリーの概要としては、オモチャ作りをしているおじいさんが子供がほしいという願いから生み出した木の人形がピノキオで、妖精がピノキオに命を与え、よい子にしていれば本当の人間にしてくれるいうものだ。

数々の苦難にさらされるが、それらを乗り越え、ピノキオは人間になった。

童話ではおじいさんと幸福に暮らしました、めでたしめでたしなのだが、 この話から

「人間になったピノキオは本当に幸福だったのか」

という疑問を取り出し、それをテーマにした作品が

「人造人間キカイダー」

である。

石ノ森章太郎原作の漫画で特撮ドラマにもなっている。仮面ライダーと並ぶ有名なヒーローで何度もリメイクされた。

映画化されたものが最近製作され、仮面ライダー鎧武とも共演している。

概要としては、世界征服を企む悪の組織ダークの野望を打ち砕くため、人の心をもった人造人間が不完全な心に苦しみながらも戦い抜くというものだ。

俺がキカイダーに興味をもったのは2001年に放送された「人造人間キカイダー THE ANIMATION」を見たのがきっかけだ。

ロボット工学の権威、光明寺博士が生み出したロボット・ジローと、博士の子供であるミツコとマサルとの出会いからこの物語は始まる。

光明寺博士の不自然な事故死をきっかけにミツコとマサルはジローと出会い、ダークとの戦いに巻き込まれていく。

善悪の判断が可能な良心回路を持つジローはロボットでありながら心を持っていた。だが良心回路は不完全であるため、ジローの心は人間と同様ではなかった。

戦闘の際は肩のスイッチを押すことで、左右非対称な姿に変身し、絶大な戦闘力を発揮する。

アニメ版はジローとミツコのラブストーリーが主軸になっている。

何度もすれ違いながらも、心を通わせるようになるジローとミツコ。

人間との触れ合いやダークとの戦いを通して、ジローの良心回路は成長を続け、とうとう泣くことが可能になるほど人間に近い心を持つようになる。

ダークの首領・プロフェッサーギルとの決着をつけるため、ミツコと別れることになるジロー。必ず戻ると約束するのだが、それが守られることはなかった。

邪心をもたないジローは悪いことができない。嘘をつくことができないはずだったが、ダークを壊滅させても、彼はミツコの元には戻らなかった。

その後、ジローは兄弟機であるキカイダー01とダブルオー、ビジンダーと出会い、ハカイダーとして蘇ったギルと再び戦うことになる。

最終決戦ではジローたちはギルに囚われてしまい、服従回路を組み込まれてしまう。

01達には良心回路はついていないため、ギルの操り人形と化してしまった。

だが、ジローは違った。ギルは彼の体から良心回路を取り外すことができなかったのだ。厳重にガードされていたためだ。

それでもギルはジローに服従回路を取り付けた。良心回路の性能を甘く見たのだ。

良心回路と服従回路は両方とも完全に作動していた。そのためジローは善と悪の両方の心を併せ持つことになり、絶大な力を得ることになった。

嘘をついて敵を騙すことも、兄弟を殺すこともできるようになったジロー。

ギルの操り人形となった01達を躊躇いなく破壊し、ギルハカイダーをも容易に倒した彼は、その後旅に出たのだった。

ここで物語は幕を閉じる。

ジローがこれほど強大な力を得た理由は、善と悪の心を併せ持つようになったからだ。善と悪の鬩ぎ合いが彼を強くしたのである。

だが、それは善と悪の葛藤に永遠に苦しむことになることを意味していた。

最終的に人間と同じ心を持つようになったジローだが、彼は幸福とはほど遠い場所にいた。

ただの機械のままだったほうが救いがあったのかもしれない。

「人間になったピノキオは本当に幸せだったのでしょうか・・・」

アニメ版の最後に流れたセリフだ。

ジローが最後に見せた顔は悲しみに満ち溢れていた。もとは人間でないものが、人間のようになることは決して幸福なことではなかった。

この作品を通して、俺は人の心について考えた。

人の心は、善と悪が混在している。なら悪を取り除けば良い心が生まれるかというとそうではない。

実は悪の心こそが人間の本質を表している。人間は本来、悪い事を行う生き物なのだ。

その悪を制御するのが善の心だ。その葛藤が人間の心の強さを生み出すのである。

ジローはそういう理屈で強くなったわけだ。

人間は家族を得ることで幸福を感じることができるが、ロボットは家族を生み出すことはできない。命は命からしか生まれないのだ。

ジローと寄り添って生きることのできる、彼と対等な存在はこの世にいない。

彼はこの先ずっと孤独でいるしかないのだろうか。

実に救われない話だが忘れてはいけないのが、彼には心があっても命が宿っていないということだ。

心があっても命がない。その矛盾が彼を不可思議な存在にしていた。

彼のような存在に人間はどのような想いを馳せるのだろうか。

9月といえば米農家は稲刈り時期で、天気の続く限り仕事をしています。

突然の雨などで作業の効率は上がりませんが、時間が空いた分はブログの更新にあてています。

この時期はアニメもドラマも放送終了時期です。

現在放送されているアニメ番組についても書いていきたいのですが、できれば第1話から書きたいので、ここ最近のアニメの感想はあえて書いていません。


10月からは新番組が多数放送されます。楽しみにしているものが4作品ほどありますので毎週感想と考察を書いていこうと思います。

その4作品ですが、タイトルは

Fate/stay night

牙狼 炎の刻印 

大図書館の羊飼い

ガンダム Gのレコンギスタ

です。

特撮番組に関しても新しい仮面ライダーについて書こうと思います。

来週で最終回を迎える仮面ライダー鎧武についてはあえて第1話から振り返って書いていますが、最終話まで順に感想と考察を書いていくつもりです。

ブログを始めて今日で約2週間になります。

自分の思ったこと、感じたことをそのまま書いているので稚拙な文章になっているかと思いますが、それでも読んでくださる方がいることに喜びを感じています。

今後も頑張って書き続けようと思います。




最初はあまり印象のよくなかった牙狼だが、だんたんとハードな展開になるストーリーに引き込まれていった。

来週、クライマックスを迎える牙狼-GARO- 魔戒ノ花の第1話は第1作目暗黒騎士編の1話を意識している演出がある。

牙狼-GARO- 魔戒ノ花は毎週見ているが、度々この第1作目と比較して見ていた。

初期の主人公冴島鋼牙は融通の利かないクールな男だったため、周囲と衝突することも多かった。

番犬所の神官との関係も険悪で、執事のゴンザくらいしか親しい相手がいない有様だった。

彼の生い立ちを考えると無理もない話かもしれないが、不器用すぎである。

番犬所の神官は裏で暗黒騎士とつながっていたし、ライバルの涼邑零も復讐心に取り付かれていた状態で、周囲の環境もよいとは言えない状態だった。それゆえ見ているこっちはドキドキさせられることも多い。

牙狼の主人公としては3代目になる冴島雷牙は鋼牙の息子だが性格が180度違う。

母親が一般の女性ということもあり、6歳まで普通の少年時代を過ごす事ができていた。

そのため非常に社交的で愛想のよい好青年に成長している。

周囲との関係も良好で、安心して見られる感じの主人公だ。

だが裏を返せば、ドキドキさせられないし、ちょっと緊張感にかけるといえる。

1話完結で面白い話を作りたいという方式なので、終盤に差し掛かるまで話を途中で切らない。

そのためなのか、少々無難ともいえる話もある。

監督としては雷牙を好きになってほしいとのことなので、まぁそういうことなら納得だ。

初期からのファンにはニヤリとさせられたり感動させられたりする場面もあるだろう。

特に鋼牙のライバルだった涼邑零が雷牙の師匠だったと知ったときは、皆驚いたのでは?

ずっと見続けて感じたのは、雷牙にはもっといろんな試練が必要だということだ。

必要というか父のようにハードな状況にさらされている彼を見てみたいのだ。

今週に父同様、心滅獣身してしまった雷牙。充分ハードな状況になっているが、人間関係の軋轢が見てみたいと言うか、緊張感がもっとほしいのだ。

冴島雷牙という男をよく知ったことだし、2015年には彼を主人公にした新作が作られることを期待している。


義理の妹と恋愛をするという設定は、昨今のギャルゲーでは珍しくない。

恋愛シミュレーションゲーム、いわゆるギャルゲーは主人公とその男友達、複数のヒロインが主要な登場人物で、攻略可能なヒロインの中に義理の妹が混じっている場合がある。

妹キャラというカテゴリーが存在するくらいで、かなり需要があるようだ。

血縁関係があろうがなかろうが、兄妹間での恋愛は禁じられた恋という感じで非常にドラマチックに思える。

俺がアニメでそういった設定のものを初めて見たのは2003年で作品名は

「D.C. ~ダ・カーポ~」

である。

一年中桜が咲く不思議な島・初音島の風見学園を舞台にした、学園恋愛ストーリーだ。

主人公朝倉純一は「かったるい」が口癖の面倒くさがり屋で義理の妹の朝倉音夢と暮らしている。

純一の正体はなんと魔法使い・・・なのだが彼は出来損ないと自分で思うくらい使える魔法が役にたたない。

手から和菓子を出す魔法と他人の夢をみる能力がある。夢に関しては見るというより見せられるというのが正確な表現で、彼はこの能力にうんざりしていた。

同居している妹の音夢とは血縁関係はない。彼女は両親を交通事故で亡くし、純一の両親に引き取られた親戚の子だった。兄とは違いしっかりもので成績優秀、容姿端麗、さらには風紀委員を務めるなどよく出来た妹だ。

純一の周囲には学園のアイドルに鍋好きな美人姉妹、バナナが大好きな後輩など個性的な美少女がたくさんいてにぎやかだった。

そんな中、アメリカ留学していた従妹の芳乃さくらが日本に帰ってきたことから彼の日常に変化が現れる。

さくらは純一と恋人になるために帰ってきたという。幼い頃の約束だったのだ。

純一に兄妹以上の感情をもつ音夢は嫉妬全開で純一にきつくあたる。三角関係が出来上がってしまった。

さくらも純一と同じく魔法使いでその力は純一より上だった。

初音島の枯れない桜の正体は、純一とさくらの祖母が植えた願いを叶える魔法の桜だったのだ。

この桜はダカーポという作品の中核を担う存在で物語のシンボルだ。


前半はサブヒロインをメインにした話が展開していたが後半はシリアスなストーリーになった。

音夢は幼い頃から純一と仲のよいさくらにずっと嫉妬していた。

さくらもアメリカ留学中の間、ずっと純一の傍にいた音夢をよく思っていなかった。

幼い頃にかわした恋人になるという約束で純一を縛ろうとするさくらだったが、純一は音夢を選んだ。

ショックを受けるさくら。現実を受け入れられない彼女の心に深い闇が生まれ、その闇から出たある願いを魔法の桜が叶えようとしてしまう。

音夢が急に謎の病気にかかってしまった。口から桜の花びらを吐き出し、徐々に記憶を失い始めていた。

さくらの歪んだ願いを魔法の桜が叶えようとしていたのだ。

どうにか止めようとするさくらだが、彼女の心から音夢への嫉妬が消えることはないため、桜は願いを叶えようとする。

自らの醜い心を見せ付けられ絶望するさくらだったが、純一の励ましにより魔法の桜を枯らすことに成功した。

音夢は助かり、記憶がある程度戻ったような描写で物語は幕を閉じた。

感想としては正直見ていて気分のいいものではなかった。でも続きが気になるから見てしまうのだ。

優柔不断な純一、約束で縛ろうとするさくら、嫉妬が醜い音夢。

この3人に魅力を感じなかったのだ。批判はあまり書きたくないが、あえて率直な感想を書かせて頂く。

このような三角関係の泥沼になってしまうのは純一の優柔不断さが原因だ。

優柔不断で誰にでも優しい性格が原因でヒロインを苦しめるヘタレ主人公はこの男に限らない。

恋愛物のアニメや漫画の主人公に、このタイプは非常に多いのだ。

音夢やさくらにも、人間的につっこみどころがあるので、もっとガツンといってやれよ!と思ったりした。

まぁ主人公が最初から意中の女性を決めていたら物語が成立しないという問題もあるが・・・

やっぱり主人公にはもっと男らしさがほしいものだ。

原作ゲームはここまでの内容ではなかった。アニメオリジナルのストーリーだった。

このダ・カーポシリーズはもう10年以上続いている。これの次回作「ダ・カーポⅡ」がよく出来ていたので、それから長い付き合いをしている。

好きであるが故、批判したいことも少しは出てくる。この作品は完璧だと思ったことは俺は一度もない。

大抵の人は皆そうではないだろうか。アニメや漫画には好みがあり、必ず賛否が分かれるわけだし。

このアニメのセカンドシーズンが少し間隔をおいて製作されたが、それを見てあるテーマについて考えることになった。




俺が幼い頃は特撮番組のターゲットは小さな子供というのが一般的な感覚だった。

放送時間は土日の午前中や金曜の夕方などだった。

特に日曜の朝にヒーロー番組を見るのは子供の習慣になっていたはずだ。

内容はスーパー戦隊、メタルヒーローシリーズ、美少女ヒロインと様々だった。

1996年に平成ウルトラマン3部作が放送され、もう中学生なのによく見ていた。ストーリーにリアリティを感じて、中学生の俺でも楽しんで見ることが出来た。

2000年には平成仮面ライダーシリーズが始まり、仮面ライダーの復活に興奮したものだ。

しかも大人も楽しめるようリアルに作られていた。第1作目「仮面ライダークウガ」の警察と連携して怪人と戦う描写などがいい例だろう。

ウルトラマンにしても子供番組とは思えない描写で叩かれた作品も存在する。

このように、昨今の特撮番組は大人も楽しめる要素が取り入れられるようになってきたわけだが、それでもメインターゲットは子供であり、子供の支持がなければ打ち切りや路線変更を余儀なくされる。

だが深夜特撮というジャンルがかなり以前から既に存在していた。メインターゲットは大人、子供向けの特撮番組ではないのだ。

2005年、俺が初めて見た深夜特撮番組が

牙狼-GARO-

である。

特撮雑誌で黄金騎士ガロを初めて見たときの印象は正直悪かった。

やたらキンキラキンで狼がモチーフのヒーローというのが微妙だったのだ。

だが、仮面ライダーZOや鉄甲機ミカヅキを見ていた俺は、この番組の総監督雨宮慶太氏の名をよく覚えていた。

それで興味を引かれた俺は、リアルタイムでこの番組を見た。そしてアクションシーンのレベルに驚いた。

今や9年以上続いている人気シリーズで特撮番組を見ない大人でもパチスロで知ってたりするんじゃないだろうか。


魔界の魔獣「ホラー」を狩る剣士、魔戒騎士の中でも最高位の称号である黄金騎士ガロの称号を受け継ぐ男と画家を夢見る普通の女性の出会いからこの物語は始まる。

画家を目指す女性、御月カオルは個展に自分の絵を飾ってもらうが、その画廊のオーナーはホラーに憑依されておりカオルを喰らおうとしていた。

そこへ白いコートの男が現れる。名は冴島鋼牙、黄金騎士ガロの称号を受け継ぐ男だ。

この後、鋼牙とオーナーが戦うわけだが、普通の服装のオーナーとファンタジー系な衣装の鋼牙との戦いはなんか変な感じだった。

でもなんかワイヤーアクションがすごい。そしてオーナーは怪物としての本性を現し、魔獣と化す。

そして変身するのだが、変身シーンは一瞬だった。

剣で体の真上に円を描くと、そこから光が出て一瞬で変身が完了する。

この変身の印象もよくなかった。なんか途中過程を短縮したような感じだったからだ。

とどめの一撃はCGアクションで金がかかっていた。見ごたえは抜群だった。

そのあとはライバルキャラが出てくるまでほとんど見なかったが、後半は話の続きが気になってたまらず、ずっと見続けた。

ダークファンタジー色の濃い作品だが、実は熱いストーリーの物語だったのだ。

その後はずっとこのシリーズと付き合っている。現在放送中の新シリーズも見ているし、来月から始まるアニメ版も楽しみにしている。

大人向けの特撮の歴史は今後どこまで続くのだろうか。


正義の味方といえば、大抵の人はテレビに出てくるスーパーヒーローを想像すると思う。

あるいは正しいことを貫こうとする人のこととか、そんなイメージだろう。

ネットで調べると正義の味方とは

「弱きを守り、強きを挫く、正義の心を忘れない熱い魂を持った人々」

のことであるらしい。

川内康範さんという方が「月光仮面」のために作った言葉だそうだ。

一般に、世間の平和を脅かす等の悪いことをする個人または集団を懲らしめ、泰平を維持しようとする個人または集団のことで自らを正義の代弁者とするのではなく、あくまでも社会正義に味方する者なのだという、一歩引いた献身的な姿勢を表しているのだとか。

要するにヒーローのために生み出された概念ということである。

その正義の味方のことを

「誰かを救える他の誰か、すべての人を救える存在」

と定義してそれになろうとした男を主人公にした物語が

「Fate/stay night」

である。

月姫のアニメを通してタイプムーンというサークルを知り、それが商業ブランドになったと雑誌で見て興味をもった。

札幌のとらのあなで通常版を購入、早速やってみた。

当たり前だが月姫の頃とは比較にならないゲーム性、絵の綺麗さに興奮した。

そしてやはり深夜までやり続けてしまった。

年齢制限がついているが、そういう描写よりバトルに力が入っている。一般作で充分通用する内容だ。

タイプムーン的には一般作じゃないほうが売れると思ったようだ。全くもってその通りだ。

この作品は魔術や魔法について非常に詳細でリアルな設定をしているので、なんか説得力があるのだ。
あと痛々しい。

信者も多い分、アンチの数も多いらしい。もちろん俺は信者だが。


主人公衛宮士郎は冬木市という街に住む高校生だ。

彼は10年前の大火災で家族を失い、ある魔術師に救われ養子になったという過去があり、自身も養父のような魔術師を目指している。

養父は正義の味方に憧れていたが、それになることは叶わなかったという。自分を救ってくれた彼を偉大な人物と思っていた士郎は自分がそれになってやると宣言した。

「すべての人を幸せに出来る正義の味方」、そんな理想に憧れた士郎はそれになることを目標にして生きることを決めたのだ。

不可能に近いことは士郎自身もよくわかっているが、それでも彼は理想を追い求め、常に誰かのためであろうとした。

あきらかに異常な生き方であり、彼を変わり者扱いする者も多かったが、士郎の意思は非常に強固で自分の生き方を変えようとはしなかった。

魔術師としては半人前の士郎。鍛錬に鍛錬を重ねているが成果はないことに焦りを感じているとき、彼は魔術師同士で行うある戦争に巻き込まれることに。

メジャーな作品なのでストーリーはアニメ好きなら皆知っているはず。

俺は士郎の決して諦めずに理想を貫こうとする姿に感動した、いや共感したというべきか。

そんなことは無理だと諦めてしまうような考え方が俺は嫌いだった。

例え無理でもやり抜こうという思想が以前から俺の中にあったのだ。まぁもちろん理想としてであり現実で実践は全く出来ていないが。

バカだとは流石に思ったが、あざ笑うことも否定することもできなかった。

間違ったことをしているように思えなかったのだ。

もうちょっと器用だったらなぁとも強く思ったが・・・

この作品は語ると非常に長くなるので、いろいろ分けて感想や考察を書いていきたい。

来月から再度テレビアニメ化ということで非常に期待している。

アニメに関しても丁寧に感想を書いていこうと思う。




ブラーボに敗北したことでランキング4位になってしまったチームバロン。

ザックやペコがギャーギャー騒いでんじゃないかと思ったが、そんな描写はなかった。

街で偶然次元の裂け目を発見した舞、紘汰と連絡がつかなかったため一人で裕也の捜索に向かってしまう。

案の定、インベスに襲われ逃げ惑うことに。そこにバロンが現れインベスを一掃する。

次元の裂け目が消えたことで帰れなくなった舞は仕方なく戒斗と行動を共にすることに。

戒斗は腕に怪我をしていた。ブラーボにやられた傷がまだ治っていなかったのだ。

舞は怪我の手当てをしつつ、戒斗になぜそこまで力を求めるのか尋ねる。

戒斗が強さにこだわる理由はユグドラシルに実家の街工場を潰され、土地を奪われたことが原因だった。

舞も実家の神社をユグドラシルに潰されていた。同じ過去を共有する二人は距離を縮めていく。

だが、勝利し奪う強さを求める戒斗と辛いことや悲しいことがあっても頑張る人を笑顔にしたいと語る舞とでは考えがかみ合っていなかった。

自分が過去に大切なものを踏みにじられ奪われたからといって、自分が奪う側に回ろうとするのは愚かとしか思えなかった。

舞はどんなにつらい目にあってもへこたれない心の強さを追い求めていた。舞の考えのほうが共感できる。

紘汰の誰かを励まし、勇気を与える強さと考えが似ているが、他人の為ばかりで自分をおろそかにすることが多い彼とも完全に考えが一致しているわけではない。

森を探索する二人はついに次元の裂け目を発見。喜ぶ舞だがそこにはセイリュウインベスが待ち構えていた。

バロンに変身し戦う戒斗だが、セイリュウインベスの外殻は非常に硬質で攻撃がまるで効かない。

追い詰められるバロンのもとに鎧武と龍玄が駆けつける。

裂け目が閉じる前に元の世界に帰還する鎧武達だったがセイリュウインベスごと帰還したため戦闘は続き、苦戦を強いられる。

ここで鎧武、パインアームズにチェンジしセイリュウインベスにダメージを与える。

それを見たバロン、バナナが一番と思っていたようだが使い分けが必要だと学習、以前入手したマンゴーロックシードでマンゴーアームズにチェンジする。

メイス状の武器「マンゴーパニッシャー」でセイリュウインベスを撃破する。

パインやマンゴーの武器がセイリュウインベスに有効だった理由をテレビの前の子供は理解しているだろうか?

硬質な物質は衝撃を吸収する性質に乏しい。ダイヤもハンマーで叩いたら粉々になるのだ。

頭の悪い紘汰がそれを知っていたとは考えにくいが・・・

厄介な敵を相手に連携する姿は久々に熱くさせられたものだ。

この話で鎧武の主要な登場人物は皆違う強さを求めていることがわかる。

紘汰は他人に力を与えられる強さを追い求めている。

舞は他人を笑顔にするだけでなく、自分自身の心も強くありたいと思っている。

戒斗は他人を踏みにじり奪う強さに固執している。

そして光実はきっと、自分の大切なものを守るための力を求めている。

追い求める強さは人によって違う。その違いはその人の生き方の違いも表している。

強くなりたいという想いは、その人の人生観に直結しているのだ。

人間は大抵、他人より上か下かを気にしている。もちろん俺もそうだ。

良くないことだとわかっていても、自分より下にいる人間をあざ笑ってしまうこともある。よく自己嫌悪している。

しかし純粋に強さについて考えたことはなかった。現実の世界では、周囲との人間関係や自分の人間力や仕事力、生活のことばかりで強いことがどういうことかなんてほとんど考えない。

でも充実した人生を送っている人は強い人間のはずだし、そうでない人間は弱い人だと思う。

何故そう思うのかというと、意思の強い人間こそが成功をつかむと思うからだ。

成功している人間は例外なく努力している。努力すれば必ず成功するわけではないが、そこには強靭な意志が、強い心が関係している。

人は皆、そういう強さを求めているのだ。

紘汰と戒斗、そして舞が追い求める強さはそれぞれ違うが、本質的には同じものを求めている。

強い意思の力、それがあるかないかで人間の価値が決まってしまうのかもしれない。







恋愛物のアニメでは三角関係になることはそれほど稀ではない。

アニメには大抵恋愛要素があり、主人公はだいたい複数の女性に好かれるからだ。

しかし三角関係のドロ沼となると話は別だ。

そういう展開は昼ドラでしかお目にかかれない。そんな禁じ手にあえて挑戦した作品が

「君が望む永遠」


である。

2003年に放送されたアニメで、俺は雑誌でその存在を知った。

雑誌で紹介されていたあらすじがとんでもなく気になるものだったので、俺は最寄の中古PCゲーム販売店でこのアニメの原作ゲームを購入、早速プレイしてみた。

感想は切なすぎるの一言に尽きる。あまりにも重いストーリーだった。

夜通しゲームをプレイしていた。エンディングを見ないと気がすまなかったのだ。

第一章と第二章の二部構成で第二章が本編にあたり、第一章は3年前の出来事である。

主人公鳴海孝之は目標がなく毎日をただなんとなく過ごしていた普通の高校生。友達の平慎二と速瀬水月がきちんと目標をもち進路を決めていることに焦りを感じていた。

水泳部のエースである水月が自分と仲良くしてくれることに内心疑問を感じつつも、慎二を含めた3人の友達関係は非常に良いもので孝之にとって大切なものだった。

そんなある日、水月がある女の子を連れてくる。その子の名は涼宮遙、水月の親友だ。

以降4人で交流するようになった孝之たち。遙の態度から自分のことが苦手だと思っていた孝之だが、その後彼女からずっと好きでしたと想いを告げられる。

水月や慎二との関係が変化することを恐れた孝之はその告白をOKしてしまい、彼女と交際することに。

今まで彼女が出来たこともない孝之と奥手な遙との関係はうまくいかなかった。

二人の関係がうまくいかない原因は孝之にあった。そもそも孝之は遙のことが好きではないのだ。

告白の際、泣きそうな彼女の姿を見て同情していたに過ぎなかった・・・

遙もそれがわかっており二人は別れそうになるが、水月から遙がどれほど自分を想ってくれていたかを聞かされた孝之は彼女の想いに正面から向き合う覚悟を決める。

孝之から遙に告白することで二人の気持ちが通じ合い、本当の恋人となった。

順調に交際を続ける二人。遙の家族との関係も良好で何もかもうまくいっていた。

幸せな未来が待っているはずだった。あの日が来るまでは・・・

8月27日、孝之は遙とデートの約束をしていたが待ち合わせ場所に向かう途中に水月と会う。

今日は自分の誕生日だという水月、孝之にプレゼントとして指輪がほしいとさりげないお願いをする。

買ってあげる孝之、それに時間を取られたせいで彼は待ち合わせに15分遅れてしまう。

その15分がまさに運命の分かれ道だった。待ち合わせ場所に到着した彼の目に映ったのは凄惨な事故現場だった。

デートの待ち合わせ場所にしていた駅前で交通事故が起きていた。その事故の被害者の名前を聞き、彼は愕然とする。

涼宮 遙

彼の最も愛しい女性の名だった・・・

ここでオープニングが流れ、第一章は終了となる。

正直トラウマ物だった。きついよこれは・・・

そして第二章、事故から3年の月日がたっており、なんと孝之は水月と恋人になっていた。

水月は水泳の実業団に入ることあきらめ就職活動をしてOLになっていた。

慎二は決めていた進路通りに大学に進学していた。

孝之はフリーターで、近くのファミレスで働いて生計を立てていた。

事故にあった遙は植物状態に陥り、意識がずっと戻らないままだった。そのショックで精神を病んでしまった孝之は遙の両親から別れを告げられ、引きこもりとなってしまう。

水月の献身的な支えで立ち直った孝之は無事に社会復帰し現在に至る。

自分を支えてくれた水月を愛するようになった孝之は彼女との結婚を意識し始め、関係を前に進めようとしていた。

そんな彼に一通の電話がかかってくる。留守番電話に記録されていたメッセージは思いもよらないものだった。

電話をかけてきたのは遙の父親で、なんと遙の意識が戻ったという。

遙は今が3年後だと認識していなかった。自分の姿の変わりようにも気づいていなかった。

孝之が自分の恋人だと信じきるその姿が、前に進もうとしていた孝之の歩みを止めてしまう・・・

ざっくり説明するとこんな感じだ。書いてて切なくなってきた・・・

遙と水月どっちを選ぶ?ってわけだが、孝之はすさまじく優柔不断で決断できないのだ。

俺は迷わず遙ルートを選択した。水月が嫌いというわけではないが、遙に感情移入しすぎていたのだ。

でもまぁ2年も付き合った彼女を捨てて元カノを選んだわけだから、人間的にはどうなんだろう?と思ったりもしたが、最初に遙ルートに行く人は多いんじゃないかなぁ、出演声優さんたちも遙ルートが最初らしいし。

現実的に考えると水月を捨てるのはかなり最低な行為だ。孝之も苦しんでいたが、そもそもお前がしっかりしてりゃこんな修羅場にならないんだって!


恋人の親友と関係をもつというのはどんな理由があれ、絶対やってはいけないことだろう。そこで最大の過ちを犯している以上、本来孝之には選択の余地はない。

ショックでどうにかなるのはわかるが事故を起こした加害者やその関係者に怒りをぶつけるのが普通では?って気もする。

自分のせいだと思い込んでしまい、精神を病んでしまうというのはちょっと不自然かもしれない。

弱い人間は責任や自分の罪から逃れるため、誰かのせいにしようとする。彼はそういう類の人間ではないが、現実逃避をしている以上、充分弱い人間だったといえるだろう。

そこまで遙のことが好きだったのなら、遙の親友である水月とだけは付き合うなっつーの!


彼が精神を病まずに水月と関係を持たないまま、3年間過ごしていたなら・・・

そう思わずにはいられない。

水月ルートまで攻略したころ、まだアニメは10話くらいまでしか放送してなかった。

雑誌であらすじを見た限り遙ルートをなぞっている感じだったが、まさかの水月ルート!

ここで俺は長らく忘れていたあの切ない気持ちを思い出した。

1996年、好きなヒロインの恋が悲恋に終わったあのアニメを見たときの気持ちを・・・

次回作「マブラヴ」やその中間の話である「アカネマニアックス」を見た限り、水月ルートがトゥルールートのようだった。

これはショック!

アニメは感情移入しすぎないことが強い教訓となった。
 
この後、OVA、スペシャルファンディスク、ラジオにドラマCDとこの作品とは何年も付き合った。

ドロドロの三角関係なのに良作に仕上がっているのがこの作品の魅力なのか、どうにもハマってしまうのだ。

俺はこのアニメを見て、誰かを愛するときはその人を一途に愛そうと思った。


今や仮面ライダーは日本を代表するヒーローで知らない人間はほとんどいない。

ここまで認知度が高まったのは平成ライダーシリーズの功績といえるだろう。

仮面ライダーには昭和ライダーと平成ライダーがいる。昭和に作られたものと平成に作られたもので区別しているわけだ。

実際は平成初期に作られたのに昭和に区分された作品もあるが。

この二つを別の要素で区別するなら、仮面ライダー原作者の石ノ森章太郎氏が生み出したものかそうでないものかに分けられる。

改造人間かそうでないかが昭和ライダーと平成ライダーの大きな違いだ。改造人間という表現が今の社会には好ましくなく規制されたのだ。石ノ森先生がご存命だったらどう思ったのだろう?

昭和ライダーシリーズは次の作品が放送されるまでの間隔が長かったり、話数が短かったり、ビデオや映画のみの作品があったりする。

1987年に石ノ森先生が原点回帰をテーマに生み出したのが

「仮面ライダーBLACK」

である。

幼い頃に出会った最初の仮面ライダーで生まれてはじめて見たヒーロー番組だ。

当時3歳だったがそのときの記憶がわずかに残っている。

それは恐怖の記憶だ。3歳の子供にはこの番組は怖すぎたのである・・・

夜の街を一人で逃げまどう青年「南光太郎」、彼を追っているのはフードをかぶった奇怪な3人組で彼らは光太郎を自分たちの組織「暗黒結社ゴルゴム」に君臨する「世紀王ブラックサン」にしようとしていた。

必死に逃げる光太郎、追い詰められ、自分の体が既に人間ではないことを知らされる。

光太郎を痛めつけるゴルゴムの幹部「三神官」、そのとき光太郎の体が異形の怪人に変貌していく。

その異形の怪人こそ、彼らの生み出した「世紀王ブラックサン」であった。

すさまじいパワーで三神官を追い払うブラックサン、相棒のバトルホッパーに乗って走り去っていく。

ここまでが前半のストーリーだ。

とにかく光太郎が三神官に追い詰められる様が怖すぎて見ることができなかった。小さな子供には刺激が強すぎだ。

高校生になり自分でレンタルショップの会員になれるようになってから、ビデオでしっかり見るようになった。

ビデオの最終巻を一緒に見ていた2つ下の妹は「学芸会みたい」なんて感想が飛び出した。古い作品だし子供向け番組だから仕方ない。たしかにそういうシーンもある。

だが、第1話に関しては非常によく出来ていると今でも思う。それまでのライダーシリーズとは比較にならない素晴らしいものだった。原点回帰は見事成功し、主人公を変えずに次回作が作られることになった。

後半、自分と兄弟同然に育った秋月信彦をゴルゴムに売ったのが養父の秋月総一郎だと知った光太郎。自分たちを生き延びさせるための行動だったと知りつつも当然納得などできるわけもなく、そんな父さんの姿など見たくないと走り去ろうとする。

しかし光太郎を脱走させたことで裏切り者と判断された彼には刺客が既に送り込まれていた。

クモの姿をした異形の怪人たちの襲撃を受ける光太郎と総一郎。光太郎の奮闘虚しく、総一郎はクモ怪人に殺されてしまう・・・

父の死に泣きじゃくる光太郎に5体のクモ怪人が迫る。

怪人に向き合った光太郎の顔には既に悲しみの色はなく、強い決意と怒りに満ち溢れていた。

ここで彼は初めて自分の意思で変身し、「仮面ライダーBLACK」となったのだ。

圧倒的な戦闘力でクモ怪人を倒すBLACK、彼の孤独な戦いの始まりだった。

この第1話変身シーンは仮面ライダーの変身で一番かっこいい変身だと思っている。

今の平成ライダーがアイテムを使って変身するのに対し、昭和ライダー、特にBLACKは精神を集中させて変身する。

怒りの感情を溜め、それを一気に開放するイメージで変身しているのだ。

仮面ライダーの原点は改造人間にされた男の孤独な戦いを描くもので、この作品はそれを象徴していると思う。

平成ライダーにはない怪奇性がそこにあるのだ。平成ライダーにもちょっとほしいなぁと思うが多分ムリ・・・

光太郎はゴルゴムを壊滅させるが、失ったものが大きすぎた。彼は一人ぼっちになってしまったのだ。

ゴルゴムの改造人間の寿命はなんと5万年、孤独な時間をどれほどすごさねばならないのか。

ヒーローとは孤独な存在で決して華やかなものではなく、現実の社会にはいてはならないもの。

そんなメッセージがこの作品に隠されているような気がする。

だがそれでも、子供はヒーローに憧れる。強い存在になりたいと夢見る。

ヒーロー番組とは強さに憧れる子供の夢が形になった物なのかもしれない。


冒頭でヒロインが主人公に殺される・・・

と聞いただけである作品を思い浮かべる人はかなり多いと思う。俺はこの前代未聞の展開に興味を持ち、あるアニメを見た。

タイトルは

「真月譚 月姫」

である。

2003年BSデジタル放送全12話、地上波じゃないので全部レンタルビデオで視聴した。

このアニメをきっかけにTYPE-MOONという同人サークルを知ることになり、後にある作品と10年以上付き合うことになる。

同人サークルのゲームをアニメ化という点もこのアニメに興味を持った理由である。

主人公遠野志貴は親戚の家から実家に戻ることになった。

彼は過去のある事件が原因で物の壊れやすい部分「死の線」が見えるようになってしまった。

ある女性にその能力をたしなめられ、線の見えなくなるメガネをもらうことで能力を抑えてきた。

道端で金髪の女性とすれちがった瞬間、とてつもない殺人衝動に駆られた彼は彼女を17個の肉片に分解してしまう・・・

その後気を失い、目が覚めたら実家の寝室にいた彼は自分が一人で倒れていたと聞かされる。

女性を殺害したことは夢だったと思う志貴だが、翌日殺したはずの女性が目の前に現れ、現実を知ることになる。

その女性の名はアルクェイド・ブリュンスタッド、吸血鬼の真祖で人間ではなかった。

「私を殺した責任、とってもらうからね」

なんとも印象的なセリフである。

脅迫に近い形で志貴は彼女の吸血鬼退治に協力させられることになった。

この吸血鬼の姫君との出会いから彼は自身の出自に関する謎と実家の恐るべき秘密と向き合うことになり、過酷な戦いに身を投じることになる。

感想としては可もなく不可もなくといった感じで、まぁ良かったかなくらいのものだった。

その後、友人からこのアニメの原作ゲームを譲ってもらい、その完成度に驚いた。

そしてアニメの原作再現度が低いことを知った。全24話くらいでやってほしかったな・・・

コミック版は原作に忠実で評価も高い。毎月読んでいた。

ファンディスクの「歌月十夜」も買った。月箱という本編ゲームとのセット商品を買う以外に手に入れる手段がなくつらかった。だってめっちゃ高額になってんだもん!


2003年、今から11年も前のこの時期、PCゲームが原作のアニメがちょこちょこ出てきた。

そういうアニメを見ていると自然とそういうゲームをよくプレイするようになる。

コミックを元にアニメ化したり、アニメをコミカライズしたりするのが90年代の作品だったが、時代が変わってきたのだ。

年齢制限の枠を超えることでよりリアルな表現が可能となるというのがこのTYPE-MOON作品に対する感覚だった。

恋愛物に関しても複雑な愛憎劇を展開するものが出てきた。だいたいPCゲーム原作だ。

この時俺は大学生だったのでパソコンも持っていたし、購入にも年齢の問題はなかった。

あまり良い方向ではないかもしれないが、ある意味趣味が大人になってきたのだ。

アパートで一人暮らしをしていて忙しい中、勉強やバイトの合間にアニメを見たり、PCゲームをプレイしていた。部活やゼミの関係もあるので時間はたいして取れなかったが。

それでも月姫はかなりやり込んだものだ。このゲームを起動するとノートPCのファンがうるさくなっていやだったのを今でも思い出す。

いわゆるギャルゲーにハマり出したわけだが、この手のゲームは好きなヒロインの恋が成就する平行世界が見られる。
でもアニメでは切ない気持ちにさせられることも多い。

この月姫を視聴していた時期、あるアニメと出会い、少年時代のなんとも言えない切ない気持ちを思い出すことになった。



アニメの最終回を見た後は、なんともいえない切ない気持ちになる。

その作品が好きであれば好きであるほど、その気持ちは大きくなり、虚しささえ感じる。

アニメ好きはみんな経験があるはずだ。

30歳にもなると、そこまでの経験をすることはほとんどなくなってしまった。いいことなのか、悪いことなのか微妙なところだ。

時代とともにアニメもいろいろ変わっていくので、それが原因かもしれない。具体的に語ると長くなるので今回は割愛させて頂く。

俺は中学の頃、あるアニメの最終回のラストシーンを見て、息が詰まった。

ほんの一瞬、呼吸を忘れて苦しささえ感じた。

大げさなほど愛着があった作品ではなかった。ただ想像以上に面白くて見続けていただけだった。

その作品とは

万能文化猫娘DASH!

である。

1998年発売のOVA作品で全12話もあり、OVAにしては長めの作品だった。

もとは1992年のOVA作品で1998年再度アニメ化、テレビ東京で放送された。そしてさらに新しくOVAが作られた。

それがこの作品である。

旧OVAとテレビアニメは猫の脳を組み込んだ戦闘用アンドロイドを中心にしたギャグ満載のほのぼのするアニメだったのだが、タイトルにDASH!がついて作風が180度変わった。キャラ設定や世界観が変更されてとってもシリアスなストーリーになったのだ。

近未来の実験都市に住む中学生の夏目龍之介の家に発明家の父の友人の娘がやってきた。

19歳でナイスバディ、おしとやかで礼儀正しい彼女の名は樋口温子、この作品のヒロインを務める。

ニックネームはヌクヌク、まるで猫の名前だ。

彼女は事故で記憶喪失になっており、しばらく夏目家で暮らすという。龍之介は彼女に恋をする。

14歳、思春期真っ盛りだ。きれいなお姉さんと同居なんてたまらんだろう。

だが彼女の正体は猫の脳が組み込まれた万能猫脳アンドロイド、人間ではなかった。

龍之介の恋が成就することはない・・・最初からそういう目線で見ていた。

出会いあれば別れあり。1話からすでにそんな空気を漂わせており、彼女との出会いが龍之介にどんな影響を与えるのかが見所だ。

ヌクヌクは大企業三島重工から脱走した戦闘用アンドロイドで彼女の捕獲を目的とした刺客が何度も送り込まれる。

自分が何者なのかわからないまま、すべての生命を守るというプログラムにしたがって戦い続けるヌクヌク。

そんな戦いが繰り広げられていることは一切知らない龍之介、彼女の正体を知ったのは最終話でその後すぐに今生の別れがやってきてしまった。

すべての生命を破壊するプログラムが組みこまれた双子の姉を止めるために作られたのがヌクヌクだったのだ。

大切なものを守るために使命を全うするヌクヌク、姉と運命を共にする。

数年後、22歳になった龍之介の前にいつか見たあの女性の姿が・・・

振り向いたその顔はヌクヌクなのか・・あるいはただの幻影なのか・・・、はっきりしない感じで物語は幕を閉じる。

このシーンを見て、なんとも言えない気持ちなり、息が詰まってしまった。本当に少し苦しくなったのだ。

二度とない経験だった。大げさかもしれないが、あのときの気持ちは忘れがたいものがある。

この時現れた彼女はただの幻影であってほしい、そうでないと彼は成長したことにならない。

付属のブックレットにはそう書かれていた。なんとも切ない。

この時期は機械と人間の交流をテーマにしたアニメが多かった。友情だけでなく恋愛までしてしまう作品もある。

ヌクヌクと龍之介の関係は恋愛関係とは言い難いものだった。絆こそあったもののヌクヌクに恋愛という概念は芽生えていなかった。それがなんとも言えない気持ちにさせたのかもしれない。

ブックレットには人とマシンが愛し合うときがいつか来るのか?なんて記述があったが、現実はもちろん今後もそういう作品が作られることはないと思う。

マシンに心があるかどうかという問題もあるが、そもそもマシンとは家族を生み出せないのだ。

あくまで人間の自己満足の域を出ていないという結論が出るので、多分面白い作品は作れない。

美少女ロボットとの恋愛、そんなテーマで作品を作るのは日本だけかも・・・

それが日本の国民性と書かれたサイトを見たことがある。すばらしい国民性だ!

人間と心を持ったロボットとの関係性、空想もいいところなので考えるのは時間の無駄って人もいるかもしれないが、考えて見ると以外に深いテーマだと思う。

このテーマについて、いつかもっと真剣に考えてみたい。









俺が子供の頃好きだったガンダムは

「ウイングガンダム」

なんです・・・

ウイングガンダムゼロではなくウイングガンダムなのです。

この機体が好きな人ってそんなにいないと思う。

なぜならこの機体はアニメでの扱いが悪すぎるから・・・

俺がこの機体が好きなのは、こいつが登場するアニメ

新機動戦記ガンダムW

の序盤が好きだったからだ。

当時小学生だった俺は毎週欠かさずに見ていた。

このアニメの放送時間帯は毎週金曜夕方17時で、テレ朝系で放送していた。

当時ガンダムはこの時間帯に放送されており、子供たちは学校から帰ってきてガンダムを見てその後、ヒーロー戦隊物を見るのが習慣になっていたはずだ。現在では日曜朝にやっているヒーロー戦隊物はこの時間枠から移動したのである。

Vガンダム、Gガンダム、ガンダムW、ガンダムX・・・実になつかしい作品たちだ。

前作Gガンダムが熱い作風だったのに対し、急にクールなストーリーが始まってちょっと戸惑ったものだ。

自分が動けば機体も動くモビルファイターシステムから普通の操縦システムになったので、モビルスーツ技術が退化したように感じた。

ストーリーも子供にはちょっと難解だった。第1話でウイングガンダムはなんと量産機に落とされてしまったのだ・・・!

パイロットは敵組織のエリート幹部で後の宿敵だったので仕方ないのかもしれないが、とんでもない大失態だろう。

このときの主人公ヒイロと宿敵ゼクスのセリフは

ヒイロ 「やるな!」

ゼクス 「あっけない・・・」

温度差がありすぎだろ・・・・

大気圏を抜け、バード形態からモビルスーツ形態に変形し、バスターライフルを放ったときは衝撃だった。

このバスターライフルはガンダムシリーズじゃ有名な武装のはず。

しかし、ゼクスの駆る量産機のリーオーにはかわされた・・・

挙句海に落とされ、しばらくまともな出番はない・・・

パイロットのヒイロは海岸に流れつきヒロインのリリーナに顔を見られてしまう。

顔を見られたヒイロはスーツのボタンを押し、ショボイ爆発で吹っ飛ぶ。

当時の俺には彼が何をしたいのかわからなかった。

かなり後にわかったが、どうやら自決しようとしたらしい。スーツの故障で死ねなかったのだ。

その後、顔を見たリリーナ抹殺のため学校に潜入するヒイロ、超面白そうな展開だった。

第2話にて敵組織OZにウイングガンダムを回収される前に破壊しなければならないヒイロは魚雷を調達する。

しかし、機体を別のガンダムに回収されそうになる。その別機体ごとウイングに魚雷を食らわすヒイロ。

3発ぶち込めは自爆を誘発できると言っていたが、機体は爆発せずに再び海のそこへ落ちていった・・・

だから何がしたいんだコイツは!

当時の俺は状況を完全に理解しておらず、そう思わずにいられなかった。

ウイングガンダムはその後修理され、ある程度任務をこなす。

が、物語は前半なのに自爆させられた!

ゼクスとの決着のため修復されたが、ヒイロは過ぎた施しを受ける気はないと別のガンダムで戦った!

ウイングで戦えよ!と思ったやつは俺だけではないはず。

その後乗り捨てられた・・・ いい加減にしろ!


かっこいいガンダムは他にもいろいろあるが、俺はこのシンプルなフォルムが気に入っている。

味があるというかなんというか・・・・理解してもらえないだろうか。

「装備が重過ぎるんだ!!」

といって量産機エアリーズを落としまくる姿かカッコイイです。

お小遣いでプラモを買ったりもした。おばあちゃんに「怪獣だ!すごい」といわれたことは今でも覚えている。

この扱いが残念すぎるが、俺にとってこの不遇なガンダムこそが最も思い出深いガンダムなのだ。

ブラーボにしばかれる木の実コンビ、この後ブラーボは他のチームを潰して回り、やりたい放題だ。

なぜ凰蓮が自分たちを目の敵するのか理解できない紘汰にフルーツパーラー店長の阪東さんがわかりやすい説明をしてくれる。

何年も修行してようやく自分の店が持てるようになった凰蓮、簡単にプロを気取るような奴が気に食わないのは仕方ないことなのかもしれない。

本物のプロフェッショナルは例外なく下積みをしていることだろう。たいした努力もせずに調子に乗ってる奴らは確かに偽物だろうし、ビートライダースの大半はそんな奴らばかりである可能性は高い。

が、それを叩き潰そうとするのはかなり大人気ない。いい大人が子供のケンカに割り込んでくるようなものである。

この大人気なさがなければ完璧なプロフェッショナルなんだがな・・・

次回予告の段階でみんな負けると思っていただろうが、予想通りバロンはブラーボに叩きのめされた。

しかし、巧みなインベス召喚戦術やその闘志を認められ、ロックシードの没収は免れる。

そしてとうとうチーム鎧武を潰しにかかる凰蓮。ブラーボに変身し鎧武と龍玄を圧倒する。

自分こそが本物のプロフェッショナルと主張するブラーボに鎧武は主人公らしいセリフで正論を言っていた。

聞く耳持たないブラーボ、鎧武と龍玄を追い詰めるが、ここでブラーボはミスを犯した。

バロンの真似でインベスを召喚しまくったのだ。しかしコントロールのことを知らず暴走させてしまう。

ここで龍玄、鎧武にスイカロックシードを渡す。巨大なアームズが召喚されて戸惑う鎧武、気合でスイカアームズを換装する。

アームズに押しつぶされ自滅と思いきやすさまじい戦闘力でインベスを一掃する鎧武。

大玉モードで転がるだけでインベスを倒す姿は子供が喜びそうだ。

「ワテクシのタクティカルユニットを!!」

何怒ってんだアンタ・・・・

大玉に吹っ飛ばされたブラーボ、近くの鉄材で大玉をスイカ割りするが、すぐに復活される。

「ここからは俺のステージだ!」

ヨロイモードに変形する鎧武スイカアームズ、全国の視聴者は予算が心配になったはず。

スイカパンチで吹っ飛ばされるブラーボ。完全にギャグシーンや・・・

ここでまだ生き残っていた低級インベスが落ちていた大量のロックシードを捕食、巨大なイノシシインベスに変貌する。
鎧武と龍玄はコイツの排除を優先したためブラーボは置いてきぼりを食らう。

イノシシインベスを倒す鎧武、そこへブラーボが現れるが

「あらいけない! パイ生地が焼きあがる時間だわ!」

なんだかんだ言っても凰蓮はお菓子が一番大事なのだ。自分の店の仕事はけっして疎かにしない。

これで凰蓮の出番は終わりに思えるが・・・・

敗戦の続くバロン・・・・この時の彼の評価は低かったろうし、扱いはネタキャラになりつつある。

この頃は必ず新フォームや新ライダーを絶えず登場させていたが、そろそろ限界では?と思っていた。

次回の新フォームの登場を最後に物語は少し謎に迫ることになる。

戦いに乱入してきた、城乃内と初瀬はアーマードライダーグリドンと黒影に変身、身構える鎧武と龍玄だがなんと二人はバロンに襲い掛かる。

とりあえずランキングトップのチームバロンを潰そうという魂胆、賢いというよりセコイ。

木の実コンビの連携攻撃をくらい変身解除に追い込まれベルトを破壊されそうになる戒斗。

痛い黒星だが、弁護しておくならバロンは鎧武と龍玄との戦いで多少は消耗していたはずだし、木の実コンビは正々堂々としたやり方じゃ勝てないから不意打ちしてきたわけで・・・オレンジとブドウのコンビとは互角に渡り合っているのだから木の実コンビとインベス召喚戦術で戦ったら楽勝だったはず。

戒斗を助ける鎧武、正義の味方は卑怯を見過ごさないのだ。

戦略としては間違っていないと指摘する龍玄、まぁそうなんだけどさ!

木の実コンビをあっさり倒す鎧武と龍玄。相手は低ランクロックシードのライダー、1対1で負けたりしません!

礼の一つも言わない戒斗、当たり前か・・・

強さに対する信念の違いから、いつか決着をつけることになると感じる紘汰、そのときは番組も終わる頃だろうな。

再びアルバイト探しを始める紘汰はあるケーキ屋に面接に行く。しかしその店の店長は変人にしか見えない人だった・・・

凰蓮・ピエール・アルフォンゾ

ケーキ屋「シャルモン」のチーフパティシエで店長をしている。

見た目はムキムキの大男でキャラの濃いオカマである。

演じるのは俳優の吉田メタルさん、演技が初々しい若手俳優と違いすさまじい演技力で最初からキャラが完成されている。俺はすぐにこのオカマを気に入ってしまった。

星座で相性最悪と判断、紘汰を不採用にする凰蓮。納得できないまま帰宅する紘汰は晶と舞から凰蓮の経歴を聞くが理解できない。

フランス国籍をとるために従軍、特殊部隊で実戦経験を積んだ戦闘のプロである凰蓮。そこまでしてプロのパティシエを目指す人って現実に存在するのか?

その頃、チームバロン連合はリーダーの敗戦をきっかけに空中分解してしまう。ここでチームレッドホットの曽野村が登場、一発ポッキリのチョイ役かと思いきやこの後も意外と出番有り。

曽野村に最後の戦極ドライバーを渡すシド、たしかコイツはミッチにドライバーはこれだと見定めたやつにしか渡さないのがポリシーとか言ってなかったか?

もちろんそれは嘘で実際はドライバーの力を疑いもせず使ってくれる奴なら誰でもよかったのだ。
加えて言うならドライバーやロックシードの力を犯罪に使用するようなやつなら、なおの事都合が良かったわけで。

シド的には曽野村のような奴が最も理想的なドライバーのオーナーなのかもしれない。

だが曽野村はとんでもないバカで運も悪かった・・・これはシドも計算外だったに違いない。

コイツはチームのメンバーとよりにもよってシャルモンで馬鹿騒ぎをしてしまった。飲み屋でもこんな騒ぎ方をしている若者はいない。
ストリートの若者ってこんな感じなんだろうか?

この時の曽野村はかなりのバカ面をしている。なかなか忘れられない・・・俳優の演技力は結構高い。

迷惑行為を店長の凰蓮が見過ごすわけもなく、店からたたき出された曽野村はドライバーとロックシードを奪われてしまう。

戦極ドライバーにはイニシャライズ機能があり最初に装着した奴にしか使えないんだから、さっさとつければいいのにバカなやつだと全国の視聴者の心は一つになったに違いない。

実際コイツがドリアンロックシードでアーマードライダーブラーボに変身した場合、かなりのへっぽこライダーになった可能性が高い。

ライダーのスペックは変身者の身体能力が反映される。ブラーボのスペックが高いのは凰蓮の人間離れした身体能力によるものだ。ヘタレの曽野村が変身した場合、スペックは木の実コンビと五十歩百歩程度のものと予想される。

おまけにドリアンアームズは関節の稼働域が狭く、武装も扱いやすいものではないためクセが強くて使いこなすのは難しい。平成ライダー最弱候補にあがるのは間違いない。

ブラーボに変身する凰蓮、木の実コンビを圧倒する。ちなみにブラーボのスーツアクターさんは吉田メタルさんより身長が10センチも低い、変身したら小さくなってね?と思ったアナタは鋭い。身長185センチくらいのスーツアクターさんが見つからないのは仕方ないことなんだろう。

ブラーボの登場でライダーバトルはさらに激化する。強敵の登場だがチーム鎧武はそれを上回る力をすでに手に入れていた。

仮面ライダー龍玄のデビュー戦、初々しくもなれない感じで戦うミッチを応援したくなったのは俺だけか?

おそらくケンカとは無縁のミッチ、ダンスで培っていたのか、なかなかの運動神経でコウモリインベスを倒し、チームのリーダーポジションに収まる。

その日の夜、ミッチは夢の中で謎の少女の警告を受けるが、夢だったため気に留めなかった様子。ミッチの場合、現実に彼女が現れたらその警告が何を意味するのか感づく可能性はあったかもしれない。

この夢の中でのやりとりから、彼の中で一番大きな気持ちは「好きな人に振り向いてもらいたい」というものであることがわかる。

紘汰はベルトを手放すよう説得を試みるが、ミッチは初めて自分の意思で道を選んだことを喜んでおり、ベルトを手放さなかった。力にリスクが伴うのは承知の上、紘汰と違い、ある程度覚悟を決めている模様。

戒斗がチーム鎧武のガレージに乗り込み、ミッチに勝負を挑む。

戦極ドライバーにどんな機能があるのか検証していたのか、インベス2体を実体化させ、3対1で龍玄をフルボッコにするバロン。貫禄あるなぁ~

そこへ紘汰が駆けつける、初瀬の笑い方が地味にムカツク。

紘汰に憧れ、強くなろうとしているミッチ。憧れの紘汰や想い人の舞の前で弱音は吐けないと勝ち目のない相手に向かっていく。熱い流れだ。

そんなミッチの姿に心を打たれた紘汰。他人のためではなく、今度こそ俺のための戦いだと決意を固め、再びベルトを手にして鎧武に変身する。
自分にしかできないことをやり遂げるのが責任だと語る紘汰、大人に一歩近づいた瞬間だ。

ここで鎧武の決めゼリフが誕生、それは

「ここからは俺のステージだ!」

バロンに向かっていく鎧武、スペックの差か力負けしている。

が、気合パンチでバロンに反撃する鎧武、その気迫にバロンが怯んでいる!

このとき紘汰は

「誰かを励まし、勇気を与える力!それが本当の強さだ!」

と彼なりに強さについて結論を出している。テレビの前で子供たちは皆共感したはず。

ミッチがイチゴロックシードを鎧武に渡す。そしてイチゴアームズにチェンジ、スピードを生かした戦い方でバロンと互角以上の戦いをする。

必殺技でインベスを一掃されても楽しませてくれると余裕をなくさないバロン。そこへ城乃内と初瀬が乱入、なんとアーマードライダーに変身する。

形勢逆転、気分が悪くなった子もいるのでは?しかし彼らがどういう行動をとるのか予想していた視聴者は多いだろうなきっと。

この後のメロン兄貴とシドのやりとりからビートライダースがある実験のモルモットにされていることがわかる。

ヘルヘイムの森の謎とは?それがわかるのはまだかなり先だ。

本当の強さとは何か、人に聞かれたら俺は答えられない。人が必要とする強さは人それぞれだからだ。

ストレスに弱い人、あがり症の人は精神的に強くなりたいと思うだろうし、病弱だったりひ弱で体力がない人は健康で屈強な体を欲するだろう。

強さを大きく分ければ、心の強さと体の強さの二つがある。

じゃあ本当に強い人は、心も体も強い人ということになるが、それってどんな人?と聞かれると俺には具体的な説明はできない。

人間はみんな強くなりたいはず、どう強くなりたいのかそれを追求することが強く生きるということなのだろうか。

謎の森に迷い込んだ鎧武とバロン、ここで勝負の続きをするかと思いきや、二人とも変身解除。

紘汰が止めるのも聞かず、勝手気ままに森の探索を始める戒斗。

裕也の捜索を開始する紘汰、防護服をきた連中を発見し声をかけるが逃げられる。

そこに謎の白いアーマードライダーが出現、威嚇射撃をしてくる。そしてロックシードをポイ捨て、それを食べた低級インベスがシカインベスに成長する。

1、2話でもわかるように、ロックシードはこの森の果実が変化したものでインベスを強化する効果がある。

これをもし人間が口にしたらどうなるか?予想がついている視聴者は以外に多かったかもしれない。

ちなみに俺は人体にどんな有害な影響があるかしれたものじゃないくらいにしか考えてなかった。

またシカインベスと戦う鎧武、それを見ている白いアーマードライダーこと斬月の姿は正直、

超感じ悪い・・・

過去の経験から、あっさり勝利する鎧武に斬月が襲い掛かる。

俺は人探ししているだけだと戦いを拒否する鎧武に容赦なく攻撃をしかける斬月、このときのセリフが彼の価値観がどんなものかを表している。


「戦いに意味を求めてどうする?

答えを探しだすより先に、死が訪れるだけの事。

この世界には、理由のない悪意など、いくらでも転がっている。

そんな事さえ気付かずに、今日まで生きてきたのなら

貴様の命にも意味は無い。

今、この場で消えるがいい!」


理由のない悪意とは何か。

この時俺が思い浮かべたことは、現実は理不尽にあふれているということだった。

それまで幸せに生きていても、地震や津波などの災害で家や家族を失ったり、強盗、殺人などの犯罪に巻き込まれたり、深刻な病気を宣告されたりと人生一寸先は闇、いつどんな理不尽にあうかわからない。

そんな厳しい現実を一切知らず、呑気に生きているということがいかに幸福なのか、そんなことを考えていた。

考えても結局意味わからなかったんだが・・・

裕福な暮らしとは無縁の紘汰、自分できちんと仕事をして生活費を稼いでいるのだから、大人の最低条件は満たしていると思う。

が、お人好しで人のいい面しか見ない彼の人生観はかなり楽観的である可能性が高い。

ガッチガチの現実主義者であるメロン兄さんとの相性は最悪と感じさせる。

斬月に叩きのめされ崖から落とされる鎧武、斬月は変身解除し紘汰を見逃したようだがその表情はこのクズが!といわんばかりの軽蔑と嫌悪感にまみれたものだった。

鎧武の力をみんなを守るための力と認識していた紘汰だが、やはり遊び感覚の延長で力を使っており、冗談抜きで生死をかけた戦いのための力だったと知って恐怖で戦えなくなる。

紘汰の弟分であるミッチこと呉島光実は紘汰のかわりにチームを守るため、シドにハッタリで脅しをかけ戦極ドライバーを手に入れる。

この時シドは嫌いな上司に嫌がらせするのも悪くないと思ったに違いない。

ミッチは紘汰の不在に余裕をみせるチームインヴィットの城乃内の前で新たなアーマードライダー龍玄に変身した。

しかしそのデビュー戦はダイジェストで流され、詳細は次週という扱いを受けることに。放送時間の関係上仕方ないよね!

16歳の仮面ライダー、実力には不安を感じるが応援したくなる。しかし多くの視聴者は彼の性格にも不安を感じたのかもしれない。

高校時代、親しかったクラスメイトにある少年漫画を薦められた。その作品は

ラブひな

である。赤松健原作で少年マガジンで連載されていた作品だ。

幼い頃の約束を果たす為、東大を目指すさえない男が祖母の経営する女子寮の管理人となり、住人たちと交流していくラブコメディーだ。

主人公、浦島景太郎は登場するヒロインの大半に好かれるというモテモテぶりで、ハーレム型主人公の先駆け的存在だ。

1998年から2001年まで連載されたこの作品、アニメ化したが放送時間は夜10時台と珍しい時間帯に放送された。

コミックを自分で買い揃えるほどにハマっていたため、アニメ化を喜んだが、作画の違いにちょっとガッカリした。

薦めてくれた友人も同様だったようで、その怒り様は俺よりはるかに上だった。

内容もオリジナルストーリーが多く、正直イマイチだった。

アニメになるとよい作品とそうでない作品があるが、俺的にこの作品は後者だと思う。

必ずしもアニメ化がよいことではないと知った初めての作品だった。

と、批判ばっかりだが、いろいろ言いたくなるのはこの作品が好きだからだ。

もっと魅力的なアニメにしてくれよ!という思いゆえである。

OVAは原作に近い感じで作っていたので、全巻買った。

が、その頃には薦めてくれた友人はこの作品への興味を失っていた・・・

原作コミックがどのように完結したかも知らない様子だった・・・

さびしいなぁ・・・そう思わずにはいられなかったが、友人はアニオタというほどのやつでもないので仕方ない。

この作品をきっかけに俺は恋愛シミュレーションゲームいわゆるギャルゲーに興味を持つようになった。

どのヒロインとのエンディングを選ぶかという概念は新鮮だった。だって好きなヒロインとイチャイチャできるんだぜ!

この作品も昔懐かしドリームキャストで恋愛シミュレーションゲームを出していた。ヒロイン追加のオリジナルストーリーでかなりやりこんだものだ。

プレイ途中でドリームキャストが故障、在庫処分で大量に安売りしていた新品を購入する羽目になったことを今でも覚えている。

このゲームの初回限定版は外箱がすごくデカイ

特典にぬいぐるみやらタオルやら時計やらが入っていたためだ。今考えるとなんで買ったの?と思ってしまう。

好きなアニメはいろいろ買い揃えたくなる悲しい習性が染み付いていた。

このアニメ以降、夜10時台に放送されたアニメは皆無だった。新しい時間帯の開拓には失敗したようだ。

西暦2000年になり、俺が大学に入った2002年頃には夕方の時間帯は子供向けアニメが多くなり、新作は深夜に放送されるようになってきた。

俺にとってこのアニメはゴールデンタイムの終わりを感じさせるものとなった。

アーマードライダー鎧武の力でチーム鎧武のランキングはうなぎ登り、チームバロンは立場がない。

紘汰は舞の心配をよそにノりノリでチームに復帰、そのお調子者ぶりは正直不安を感じた。

チームレイドワイルドのリーダー初瀬はアーマードライダー鎧武を見て、チームバロンの駆紋戒斗より強いってことはないだろと勝負を挑む。

こいつアホや・・と思った方は大勢いるはず。案の定、あっさりやられた・・・ かませ犬ポジションを不動のものにしている。

インベスゲームの賞金がいっぱい出て有頂天の紘汰、姉の晶に窘められる。

以前より稼いでいるのに、何が不満だという態度の紘汰。今時の若者はもうちょっとしっかりしてると思うぞ。

行きつけの店であるフルーツパーラーで思い悩む紘汰の前に戒斗が現れ、強大な力を手にしたのに、他のチームを潰しに行かないのは何故だと問われる。

自分たちの居場所さえ守れれば充分だという紘汰を戒斗は腰抜けと非難、さらにこう言い放った。

「奪い取り、踏みにじる……それが本当の勝利の形

力とは、強さの証をたてるもの!貴様に足りないのはその覚悟だ!」


何言ってんだコイツと思ってしまった。

チーム鎧武はダンス主体のチームでインベスゲームはチーム防衛のため仕方なくやっている印象が強い。

紘汰はインベスというものに懐疑的だし、そもそも他人を踏みにじるなど考えたこともないだろう。

他人に恨まれるのを恐れているというのは、的外れな指摘に思える。

つーか、子供に優しかったり、卑怯を嫌ったり、勇敢に敵に立ち向かったりと男気あふれるライバルキャラと思っていたのに弱肉強食主義がかなり徹底している奴だった。いつの時代の人間だ?現代社会に適合できてないだろ・・・とボロクソな印象を持ってしまった。

この後、戒斗は新たなアーマードライダーバロンに変身し鎧武に勝負を挑む。そこにシドが現れ、試作品のロックビークルをプレゼント、それで勝負しろと二人を煽る。

ロックビークルで互角のレースをする鎧武とバロン、するとバイクに謎のメーターが表示され、花びらが舞い散り、次元の裂け目が開く。その先は例の謎の森だった。

レースは中断、低級インベスと戦闘になる二人、極太バナナでインベスを一掃するバロン、力に酔いしれる。

例のごとく、謎の少女の警告を受けたがバロンは全く聞く耳を持たなかった。

おいしいところを持っていかれた感じの鎧武・・・カッコ悪いぞ!

放送終了後、公式サイトでバロンのスペックを確認した。

仮面ライダーバロン             仮面ライダー鎧武 

■パンチ力:8.8t               ■パンチ力:6.7t
■キック力:12.4t               ■キック力:10.2t
■ジャンプ力:ひと跳び24m         ■ジャンプ力:ひと跳び28m
■走力:100mを6.1秒             ■走力:100mを5.9秒
  
大口を叩くだけあるかもしれんと思った。バロンに比べて小回りのきく鎧武、その点を生かして戦う状況を想像した。

直接対決が楽しみだったが、この後鎧武は謎のアーマードライダーと対峙、現実を思い知らされることになる。


俺が生まれて初めて見た深夜アニメは多分、かなり意外なものだと思う。その作品とは、

強殖装甲ガイバー

である。

俺がこれをテレビで見たのは、小4の頃だった。

その頃の俺は男子のくせにお菓子作りにはまっており、アップルパイを夜遅くまで作っていた。

子供なので一人でやると時間がかかりすぎたのだ。夜10時から深夜2時くらいまでかかったろうか、遅すぎだと自分でも思う。

テレビをつけっぱなしにしていて、急にアニメをやりだしたので見てしまったのだ。深夜なので家族に気を使って無音声で見ていた。

そのため、セリフはわからなかったが、それでも印象的なアニメだった。

二人の怪人が戦い、一方がかなりグロい死に方をする。

主人公は自分も同じ末路をたどる悪夢にうなされ、恐怖から逃れられずにいた。

そんな中、ヒロインがさらわれる事態になり、主人公は救出に向かうが、そこには強敵が待ち構えていた。

雑魚には通用するパンチがぜんぜん効かない。窮地に陥ったがその強敵を始末したのは、謎の怪人だった。

大雑把なあらすじだが、高校まで印象に残っていたため、この作品の新装版コミックと出会い購入、以来ずっと読んでいる。

変身シーンがかなり印象的でよく覚えていたし、怪奇性が魅力的だった。

俺が見たのは強殖装甲ガイバー第一期OVAの3話「謎の影!! ガイバーIII」だった。

OVAがなんでテレビで放送されてんだよと思うだろうが、ほんとにやってました。

かなり稀なケースだろうし、子供向けの作風ではない。マニア狙いだったのだろうか?

高校時代はコミックを買ったり、近くのレンタルショップでビデオを借りて見ていた。

古い作品なので1巻と2巻しかなく、全巻見るには自転車で隣町のレンタルショップに行かねばならなかった。

しかし、その労力は惜しまなかった。だって面白いんだもん

この作品、OVA第2期製作、ハリウッド映画化、2005年再度アニメ化と何気にすごい。

最近は作者が話を完結させずに寿命で死んでしまうのではないかと心配している。連載ペースが遅いのだ。

それでも気長に読んでいる。なんだかんだ言っても好きな作品ですから・・・

90年代前半のアニメは夕方に放送するのが普通で、深夜に放送するのは夕方アニメの再放送くらいで、深夜に新作アニメを放送しだしたのは90年代後半からだ。正確に調べたわけではないが、俺の記憶はそんな感じだ。

今の夕方アニメは規制が厳しいためか年齢層の低い世代をターゲットにしたものが多い。

子供に悪影響がある可能性のある作品はみんな深夜アニメと化す。偏見かもしれないが・・・

アラサー世代の方々のはじめての深夜アニメはどんな作品が一番多いのだろうか?

こういう作品が初めてなのはきっと俺だけだろう。


続いて第2話の感想

鎧武に変身する力を得た紘汰、家やバイト先で変身し周囲を呆れさせる。

ベットに寝転がる姿はかなりシュールだ。

裕也との待ち合わせ場所からは次元の裂け目も奇妙な植物もなくなっていた。

ユグドラシルコーポレーションが隠蔽工作を行ったことは視聴者にしかわからない。

錠前ディーラー・シドに戦極ドライバーについて尋ねる紘汰と舞、この時シドは

「裕也のやつも馬鹿だよな・・・せっかくの掘り出し物を他のやつにつけさせちまうなんて・・・」

といった。シドは裕也がどうなったのか既に知っているはずである。知った上で裕也を侮辱する、かなり非人間的なセリフをはいていたのだ。シドがいかに非人間的かがわかるシーンだったりする。

ダンスでは一定の評価を受けているチーム鎧武、それが面白くない戒斗はチーム鎧武に勝負を持ちかける。

チーム解散の危機に紘汰が駆けつけ、代わりに戦うと申し出る。

インベスゲームランキング1位のチームバロンのリーダー駆紋戒斗と紘汰が初対決するこの第2話、最弱が最強と戦う流れは熱い。

Aランクのイチゴロックシードでシカインベスを呼び出す紘汰にチームバロン№2のザックは驚愕していた。

ランキング1位なのにAランクの錠前使ったことないのか?と疑問を感じる。

インベスゲームは紘汰の圧勝、ここでチームバロンのペコが汚い手を使い、インベスを暴走させる。

凶暴なシカインベスに周囲の人達が襲われているのにペコは得意げにドヤ顔をしていた。冷静に考えるとかなりおかしいシーンな気がする。死傷者が出かねない状況になったと感じなかったのだろうか?

ここで紘汰はドライバーを取り出す、そして心の中で

「そうだ・・こいつを使いこなせなかったのは自分だけのために使おうとしたからだ。でも、みんなを守るために使うならきっと!」

俺はこのセリフが地味に好きだ。小さな子供は大人に諭されないと過ちに気づかない場合が多いが、子供と大人の狭間にいる紘汰は自分で自分の過ちに気がついた。彼が手に入れた力の正しい使い道を決めた瞬間である。

鎧武に変身する紘汰、この変身シーン初変身といわんばかりに気合が入っている。ある意味初変身の瞬間かもしれない。

シカインベスを圧倒する鎧武、青臭い戦いぶりがカッコイイ。みんなの前で戦っている感じがさらにいい。

劣勢のシカインベス、イチゴロックシードを捕食、さらに凶暴な強化体に変貌する。

形勢が逆転、圧倒的なパワーに吹っ飛ばされる鎧武、

ここで、戒斗は落ちていた無双セイバーでシカインベス強化体に立ち向かう!

この行動を視聴者はどう受け取っただろうか。鎧武を助けたわけではないのはみんなわかっているだろうが、この時の俺には正確な説明ができなかった。死んだらどうすんだ・・・という思いを抱かずにはいられず、駆紋戒斗という人間を理解できなかった。漫画やアニメじゃよくいそうなキャラと感じたのだが。

好戦的で何者も恐れない彼は勝ち目のない相手でも平然と立ち向かっていく、勇敢だが、これは彼の悪癖で、この後何度も痛い目にあっている。

そしてネタキャラの扱いを受けることになるが、後々人気を爆発させるとは誰が予想したか。

鎧武、必殺技3段階目のオレンジスパーキングでカッコ悪い頭突きを披露、シカインベス強化体を吹っ飛ばす、その隙に戒斗にパインロックシードを要求、パワー形態のパインアームズにアームズチェンジした。

このパインアームズ、アクションのためなんだろうが、肩の鎧部分が動きやすいようにピラピラした感じになってて、さすがに抵抗感を感じてしまった。

ちょっと・・・どうにかならなかったの・・・

でも戦闘シーンはカッコよかったのでいっか!

必殺のパインキックでシカインベス強化体を撃破、見事チームを勝利に導いた。

この第2話、今でもレコーダーのHDD内にあってまだ消す気にならない。もうDVDで見れるとわかっているのだが。

次の第3話で駆紋戒斗がどういう人間なのかがわかる。多分、視聴者の予想を裏切ったのではないだろうか?
毎週日曜朝8時から放送中のヒーロー番組 「仮面ライダー鎧武」、今月中にクライマックスを迎える作品だが、あえて第1話から振り返ってみる。

フルーツ戦国武将のダブルモチーフという奇抜なデザインは賛否両論ではあるが見慣れてくればそれなりにカッコよく見える。前々作のフォーゼも動けば面白かったし。

平成ライダーは結末を決めずに撮影し、話しを進めながらクライマックスを決めるのだとか。しかし鎧武は違う。

かの有名な虚淵玄さんにシナリオを依頼、最初から最後までの構成はあらかじめ決まっているんだそうだ。

その事実はかなり後に知ったので、俺はこの第1話が伏線満載の話だったとは夢にも思わなかった。

巨大企業に支配された都市、街ではストリートダンスに夢中になる若者たちが大勢いて、その若者たちの中で異次元からモンスターを召喚して競わせるインベスゲームが流行っているという世界観。

主人公葛葉紘汰は困った人をほっとけないお人よし、かつてダンスチームのNo2だったが親代わりの姉に苦労をかけまいとチームを脱退、何でもできる大人を目指して仕事をする今時の若者だ。

紘汰が所属していたダンスチーム、「チーム鎧武」はインベスゲームのランキング最下位で解散の危機が迫っていた。

インベスの召喚に使用するアイテム、「ロックシード」のディーラー、シドは鎧武のリーダー、角居裕也にあるものを渡す。

裕也から「面白いものを手に入れた」と呼び出される紘汰とヒロインの舞、待ち合わせの場所に行くとそこには奇妙な光景が広がっていた。

そこには次元の裂け目があり、見たこともない植物が繁殖していた。裕也はおらず、二人は裂け目の中に入っていく・・

裂け目の中は奇妙な森でインベスが生息していた。そこら中に実っている果実を手にした紘汰は

「スゲェ美味そうだ・・・」といって口に運ぼうとした。しかし視聴者視点では

全く美味そうに見えない、つーか明らかに食ったらヤバイ物だろ!

舞に止められなければオダブツだった。主人公補正で死亡フラグを回避したのだ。

森で裕也のメールにあった戦極ドライバーを発見する二人、ベルトのバックルみたいだと装着する紘汰、すると手にしていた果実がロックシードに変化!驚く二人の背後にビャッコインベスが襲い掛かる!

ドライバーの中央にロックシードを取り付ける部分を発見、紘汰は勢いでアーマードライダー鎧武に変身し、ビャッコインベスと戦う。その戦いの最中に謎の少女が出現、意味不明な警告をする。

少女は舞にそっくり、紘汰は舞と思い込んだようだが、その風体は私はこの世界の住人じゃありませんといわんばかりの奇妙な姿だった。視聴者はみんな舞と何らかの関係のある別人と思ったはず、少なくとも俺はそう思った。

「お前を守るためなら・・・」と戦いをやめない紘汰に謎の少女はロックシードの使い方を教える。

かっこいい処刑用BGMが流れ、必殺技でビャッコインベスを輪切りにする鎧武、初勝利を飾った。

第1話は世界観や設定をおおよそ把握するための話で、新しい仮面ライダーの性能初お披露目の回でもある。

鎧武の性能はいかほど?と思いながら見ていたが、感想としては正直イマイチ・・・

前作、前々作は多彩な能力を発揮し敵を撃破していたが、鎧武は手探り状態で怪人と戦っている状態だった。

状況を考えれば無理もないのかもしれないが・・・

今後の展開はあまり期待しなかったが、第2話で前言を撤回することになった。
俺が少年時代に最も好きだった作品は1996年4月からテレビ東京系で水曜夕方6:30に放送されていた、

VS騎士ラムネ&40炎

というアニメだ。

中学に入学し、初めて一人部屋をもらえて、その部屋の古いテレビでこのアニメを見ていた。

テレビゲームの画面に吸い込まれ、別の宇宙で勇者となり、世界を滅ぼそうとする邪神と戦うという王道的ストーリーで、毎週欠かさず見た。

小学生の頃、これの前作である「NG騎士ラムネ&40」を見ていたので、前作のキャラとのシーンはニヤリとさせられたの覚えている。

この作品は、ギャグ、ラブコメ、ロボットアクション、シリアス、感動、切なさといろいろな要素が絡み合って完成度が高い。後半になるとシリアス一色な展開となり、最終回を見た後はなんともいえない切ない気持ちになり、今でも忘れない感覚だ。

楽しいアニメを見ていたはずが・・、でも感動・・、でも切ない・・

これは初めての感覚だった。

一番衝撃的だったというか、一番悲しかったのは前作は主人公とメインヒロインがくっついていたのに、この作品は途中から登場したサブヒロイン的なキャラが人気を爆発させ、主人公と結ばれるという展開になったことだ。

このエンディングをギャルゲー風に例えるとメインヒロイン無視エンドと言えばいいだろうか、実に切なかった。

新世紀エヴァンゲリオンの後番組として注目されていたこのアニメのコミック版はエヴァと連載誌を同じくしており、毎月買って読んでいた。今では考えられないが家の近くのセブンイレブンで売っていたのだ。

コミック版はアニメと展開が異なり、俺の好きなメインヒロインが主人公と結ばれる流れで話が続いた。作者がこのヒロインを不憫に思ったことと、声優の宮村優子さんの希望でこうなったらしい。

嬉しい感情よりドキドキが強かった。後半の展開が全くの別物となり、最終話はどうなる!?とやっぱり切ない気持ちで読んだ。

と・・ここで俺は有り得ないミスを犯した・・

手が滑って最終話の最後のページが一瞬見えてしまったのだ・・・

これでどうなるかある程度予想がついてしまい、しかもなんかちょっとすっきりしない終わり方だった!

アニメ版の最終回を見たとき以上の切なさを味わう羽目になり、とても寂しい気持ちになった・・

最終話はセンターカラーだったためカラー表紙のせいでページがめくれやすかったのだ・・・

でもこの作品が好きな気持ちに変わりはなく、しばらくハマっていた。こんな気持ちになるくらい、この作品に感情移入していたのだ。

少々大げさだが、俺がアニメにここまで夢中になったのはこの作品が初めてだ。

今でも忘れない少年時代の思い出だ。

はじめてブログを書きます。
不慣れで最初はうまく作れないと思いますが、読んで頂ければ幸いです。

このブログについてですが、主にアニメ・ゲームの感想・考察、思い出を書いていくものです。他にも特撮、映画、ドラマ、小説、コミックなどの作品の感想も書いていこうと思っています。

子供の頃に好きだったアニメや今好きなアニメには何かしら思い出があると思います。

そういう思い出や感想を綴っていくので、昔のマイナーな作品などが出てくることも多くなりますが、現在放送中の作品の感想も書いていきます。

昔、好きだった作品に対する愛着と思い出は時間とともに色褪せていきますが、それでもまだ自分の中に確かに残っていて、自分の一部になっています。

それもいつか時間の経過とともに風化してなくなってしまいます。その前にブログという形で記録に残していこうと思い、このブログを始めました。

ブログを通して、いろんな方と作品に対する思い出を語らっていけたらいいなぁと思い、このようなブログテーマにしました。

思い出を語るときはですます口調では書かないようにしようと思います。

仕事の関係で更新は不定期ですが、どうぞよろしくお願いします。

HIT

Author:HIT
北海道で農家を営む30代男です。

アニメ作品の思い出をブログで綴っていきます。

感想、自分なりの考察も書いていくブログです。

読んでいただければ幸いです。

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