アニメの感想・思い出を語らう部屋

好きなアニメ作品の感想、考察、思い出を書いていくブログです。他にもゲーム・特撮・漫画・映画やドラマのことも書いていこうと思います。

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恋愛物のアニメでは三角関係になることはそれほど稀ではない。

アニメには大抵恋愛要素があり、主人公はだいたい複数の女性に好かれるからだ。

しかし三角関係のドロ沼となると話は別だ。

そういう展開は昼ドラでしかお目にかかれない。そんな禁じ手にあえて挑戦した作品が

「君が望む永遠」


である。

2003年に放送されたアニメで、俺は雑誌でその存在を知った。

雑誌で紹介されていたあらすじがとんでもなく気になるものだったので、俺は最寄の中古PCゲーム販売店でこのアニメの原作ゲームを購入、早速プレイしてみた。

感想は切なすぎるの一言に尽きる。あまりにも重いストーリーだった。

夜通しゲームをプレイしていた。エンディングを見ないと気がすまなかったのだ。

第一章と第二章の二部構成で第二章が本編にあたり、第一章は3年前の出来事である。

主人公鳴海孝之は目標がなく毎日をただなんとなく過ごしていた普通の高校生。友達の平慎二と速瀬水月がきちんと目標をもち進路を決めていることに焦りを感じていた。

水泳部のエースである水月が自分と仲良くしてくれることに内心疑問を感じつつも、慎二を含めた3人の友達関係は非常に良いもので孝之にとって大切なものだった。

そんなある日、水月がある女の子を連れてくる。その子の名は涼宮遙、水月の親友だ。

以降4人で交流するようになった孝之たち。遙の態度から自分のことが苦手だと思っていた孝之だが、その後彼女からずっと好きでしたと想いを告げられる。

水月や慎二との関係が変化することを恐れた孝之はその告白をOKしてしまい、彼女と交際することに。

今まで彼女が出来たこともない孝之と奥手な遙との関係はうまくいかなかった。

二人の関係がうまくいかない原因は孝之にあった。そもそも孝之は遙のことが好きではないのだ。

告白の際、泣きそうな彼女の姿を見て同情していたに過ぎなかった・・・

遙もそれがわかっており二人は別れそうになるが、水月から遙がどれほど自分を想ってくれていたかを聞かされた孝之は彼女の想いに正面から向き合う覚悟を決める。

孝之から遙に告白することで二人の気持ちが通じ合い、本当の恋人となった。

順調に交際を続ける二人。遙の家族との関係も良好で何もかもうまくいっていた。

幸せな未来が待っているはずだった。あの日が来るまでは・・・

8月27日、孝之は遙とデートの約束をしていたが待ち合わせ場所に向かう途中に水月と会う。

今日は自分の誕生日だという水月、孝之にプレゼントとして指輪がほしいとさりげないお願いをする。

買ってあげる孝之、それに時間を取られたせいで彼は待ち合わせに15分遅れてしまう。

その15分がまさに運命の分かれ道だった。待ち合わせ場所に到着した彼の目に映ったのは凄惨な事故現場だった。

デートの待ち合わせ場所にしていた駅前で交通事故が起きていた。その事故の被害者の名前を聞き、彼は愕然とする。

涼宮 遙

彼の最も愛しい女性の名だった・・・

ここでオープニングが流れ、第一章は終了となる。

正直トラウマ物だった。きついよこれは・・・

そして第二章、事故から3年の月日がたっており、なんと孝之は水月と恋人になっていた。

水月は水泳の実業団に入ることあきらめ就職活動をしてOLになっていた。

慎二は決めていた進路通りに大学に進学していた。

孝之はフリーターで、近くのファミレスで働いて生計を立てていた。

事故にあった遙は植物状態に陥り、意識がずっと戻らないままだった。そのショックで精神を病んでしまった孝之は遙の両親から別れを告げられ、引きこもりとなってしまう。

水月の献身的な支えで立ち直った孝之は無事に社会復帰し現在に至る。

自分を支えてくれた水月を愛するようになった孝之は彼女との結婚を意識し始め、関係を前に進めようとしていた。

そんな彼に一通の電話がかかってくる。留守番電話に記録されていたメッセージは思いもよらないものだった。

電話をかけてきたのは遙の父親で、なんと遙の意識が戻ったという。

遙は今が3年後だと認識していなかった。自分の姿の変わりようにも気づいていなかった。

孝之が自分の恋人だと信じきるその姿が、前に進もうとしていた孝之の歩みを止めてしまう・・・

ざっくり説明するとこんな感じだ。書いてて切なくなってきた・・・

遙と水月どっちを選ぶ?ってわけだが、孝之はすさまじく優柔不断で決断できないのだ。

俺は迷わず遙ルートを選択した。水月が嫌いというわけではないが、遙に感情移入しすぎていたのだ。

でもまぁ2年も付き合った彼女を捨てて元カノを選んだわけだから、人間的にはどうなんだろう?と思ったりもしたが、最初に遙ルートに行く人は多いんじゃないかなぁ、出演声優さんたちも遙ルートが最初らしいし。

現実的に考えると水月を捨てるのはかなり最低な行為だ。孝之も苦しんでいたが、そもそもお前がしっかりしてりゃこんな修羅場にならないんだって!


恋人の親友と関係をもつというのはどんな理由があれ、絶対やってはいけないことだろう。そこで最大の過ちを犯している以上、本来孝之には選択の余地はない。

ショックでどうにかなるのはわかるが事故を起こした加害者やその関係者に怒りをぶつけるのが普通では?って気もする。

自分のせいだと思い込んでしまい、精神を病んでしまうというのはちょっと不自然かもしれない。

弱い人間は責任や自分の罪から逃れるため、誰かのせいにしようとする。彼はそういう類の人間ではないが、現実逃避をしている以上、充分弱い人間だったといえるだろう。

そこまで遙のことが好きだったのなら、遙の親友である水月とだけは付き合うなっつーの!


彼が精神を病まずに水月と関係を持たないまま、3年間過ごしていたなら・・・

そう思わずにはいられない。

水月ルートまで攻略したころ、まだアニメは10話くらいまでしか放送してなかった。

雑誌であらすじを見た限り遙ルートをなぞっている感じだったが、まさかの水月ルート!

ここで俺は長らく忘れていたあの切ない気持ちを思い出した。

1996年、好きなヒロインの恋が悲恋に終わったあのアニメを見たときの気持ちを・・・

次回作「マブラヴ」やその中間の話である「アカネマニアックス」を見た限り、水月ルートがトゥルールートのようだった。

これはショック!

アニメは感情移入しすぎないことが強い教訓となった。
 
この後、OVA、スペシャルファンディスク、ラジオにドラマCDとこの作品とは何年も付き合った。

ドロドロの三角関係なのに良作に仕上がっているのがこの作品の魅力なのか、どうにもハマってしまうのだ。

俺はこのアニメを見て、誰かを愛するときはその人を一途に愛そうと思った。


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HIT

Author:HIT
北海道で農家を営む30代男です。

アニメ作品の思い出をブログで綴っていきます。

感想、自分なりの考察も書いていくブログです。

読んでいただければ幸いです。

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