アニメの感想・思い出を語らう部屋

好きなアニメ作品の感想、考察、思い出を書いていくブログです。他にもゲーム・特撮・漫画・映画やドラマのことも書いていこうと思います。

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「希望っていうのはタチの悪い病気だ。それも人に伝染する。紘汰さん、あなたはね、そうやって病原菌を撒き散らしているんですよ!」

上記の台詞は35話の後半で光実が紘汰に言い放ったものである。

この台詞にイラっとした人はかなりいることと思う。

アニメや漫画では希望という言葉は割と出てくる。

まだ希望はあるとか、そういう台詞回しは多い。

その「希望」という言葉の意味を説明しろと言われたら、俺は即答できないので調べてみた。

一般的には

あることの実現をのぞみ願うこと。また、その願い。

将来に対する期待。また、明るい見通し。

という意味だ。

反対に絶望とは、

すっかり望みをなくすこと。希望を失うこと。

という意味である。

どんな苦境に陥っても希望を捨てない人間と、容易に諦めてしまう人間のどちらが強く魅力的な人間かと問われたら前者と答える人間が多数だろう。

だが、現実的に考えてどうにもならないとわかりきった状況下でも決して望みを捨てない人間と、素直に現実を受け入れる人間のどちらが利口な人間かと問われたなら、後者と答える方がいるのではないか。

この鎧武という作品の登場人物が向き合っているヘルヘイムの侵略という大問題は、解決できる問題なのか判断が難しい。

ヒーロー番組なので、最後は必ずハッピーエンドか何かしら救いのある結末になる。

だから希望を捨てないという考えは正しいように思える。

しかしどう頑張ってもすべての人類を救えないなら、紘汰のような人間は確かに愚か者なのだ。

ユグドラシルにはプロフェッサーやシドのような悪党がいるため、紘汰達が正義の味方に見える。

だが貴虎のような人物しかいない場合は、紘汰達が馬鹿に見えるかもしれない。

この35話の段階では、知恵の実の詳細が不明であるため確実に人類を救える保証はない。

光実はやっていることは極めて自己中心的であるが、言っていることは正論であることが多く簡単に否定はできない。

それがまたイライラするところなのだが・・・、これは製作側のキャラ作りがうまいとしか言いようがない。

希望を信じ続けることが常に正しいわけではないのかもしれない。

正論を語る人間が信頼できる好人物とは限らない。

紘汰と光実を見ていると、なんかそう思えてくる。

この2人がすれ違ってしまった原因はなんなのか。

人を疑うことを知らず、他人の悪意に鈍感な紘汰の性格に問題があるのか。

一見とてもいい子に見えるが、そう振舞うのがうまいだけで実際は自己中心的で内面がどす黒い光実の本性が元凶なのか。

両方と答える方が多そうだが、一言で言うなら性格の不一致ではないだろうか。

甘ちょろい理想主義者と堅実な現実主義者が相容れないのは無理もない気がする。

もっというなら、他人のために戦う紘汰と自分のために戦う光実がだんだんすれ違っていくのは必然ではないか。

青臭い正義感が人類を救うという確固たる理念に昇華したのに対し、自分の大切なものを守りたいという願いが自分に都合のいい居場所だけがあればいいという悪意に変貌しているのだ。

光実は戒斗と違う意味で紘汰の対極にいる人物だと言える。

彼が実行しようとしたノアの箱舟計画は舞によって否定されることとなる。

舞は安易に紘汰を信用しているわけではなかった。

仲間として信頼はしているのだろうが、舞が信じているのは希望だった。

舞は紘汰と同じ希望を信じているのだ。

同じ希望を信じることで、紘汰にだけ苦しみを背負わせないようにしていた。

仲間だからである。

しかし、その想いは光実に届かない。

自分と舞を隔てているのが、世界を守りたい・誰も見捨てないという紘汰の希望である判断した光実はそれを壊すべく行動を開始した。

そしてとうとう紘汰と影で見ていた貴虎の前で本性を現した。

腹が立ったのは、裕也を倒して舞を救ったことを誇るべきだと言ったことだ。

最悪の状況下で最善の選択をしたと光実は言った。

その通りではあるが、親友を殺して生き延びたことがどれほど深い心の傷になるのか真剣に考えたのかと言いたくなった。

お前にとって重要なのは舞が助かったという事実だけだろうが、と思わずにはいられなかった。

紘汰が光実!と叫んだシーンは印象的だ。

これは佐野君のアドリブらしい。

次回は兄弟対決だ。

勝敗がどうなるかは次回予告が物語っている。





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様々な策謀が交差する鎧武。

もはや子供向け番組の枠を超えはじめており、人を選ぶ作品になってきた気がする。

主人公サイドは人類を救うことを目的としている。

悪役サイドは欲望のままに生きることを目的としている。

その欲望は様々で、自身の研究のためだったり、世界を我が物にすることだったり、自分の都合のよい場所をつくるためだったりと色々である。

プロフェッサーやレデュエなどは終始一貫した目的で動いているが、だんだんと目的が変わっていったのが光実である。

最初はずっとチームにいたいから、という目的で嘘をつき続けていた。

ユグドラシルの計画や、ヘルヘイムの真実を知って自分なりにみんなを守ろうとしていた。

それがいつの間にか、自分の理想の居場所を作るというものに変わっている。

途中で道を完全に踏み外している。

何故こうなったのか?

わかりやすく言えば、向きあうべき問題から逃げ続けてきたせいだ。

最初からみんなに本当のことを話せばよかったのではないか。

そう思わずにはいられなかった。

知恵の実争奪戦はだんだんと過酷さを増してきた。

以前サガラはデェムシュの破壊衝動など序の口だと言っていた。

確かにレデュエの歪んだ欲望を見ると納得である。

単なる支配欲ではなく、玩具と見なした対象を弄んで最後には壊してしまう。

そしてそれをずっと繰り返すのだ。

グリードよりたちが悪い。

それに人類の科学技術に順応するのが早すぎる。

強大な力をもつロシュオより、レデュエのほうがある意味厄介な相手だ。

ロシュオから知恵の実を貰い受けるために、人攫いを始めたレデュエ。

人間を生贄にしてヘルヘイムの女王を復活させようというのだ。

ヘルヘイムの女王を復活させれば、ロシュオが知恵の実を使う必要はないということらしい。

知恵の実は直接摂取しなければ効果を得られないものだという。

実際に口にしたロシュオだが、一度失われた命を戻すことはできないという。

死者は蘇らない。

この当たり前の理屈を覆す力は、知恵の実にはないらしい。

34話のよかったところは、湊さんが光実を切って捨てたところかな。

視聴者の言いたいことをだいたい言ってくれている。

あと気になったのは紘汰の台詞だ。

「姉ちゃんも餌だったのか!」

お前頭悪いのか・・?

って思ってしまった。

レデュエの宣戦布告に対して、人類は沢芽市にミサイルを撃ち込むという選択をした。

決断が早すぎるが、この選択自体はそう否定できるものではない。

オーバーロードやヘルヘイム、アーマードライダーの情報が不足している人達からすれば、状況を判断する材料が少ないのだ。

未知の生物の侵略から人類を守るにはどうするのが最も合理的かと考えると、少数を切り捨てて大勢の人々を救うという結論が出ても仕方がない。

日本の小さな街一つで人類が救われるならと、そう考えてしまうことを否定するのはその街にいる人間だけである。

ロシュオの力でミサイル攻撃から守られた日本だが、これがきっかけで光実はオーバーロードと戦うことを完全に放棄した。

勝ち目のない相手とは戦わないということである。

世界が終わったあと、自分の理想の場所をつくればいい。

とうとう人類の救済にも興味がなくなった光実。

善意が悪意へと変わり、光実はその悪意のままに行動してきた。

彼の悪意の行き着いた先は、自分の都合のいい人間だけを生かすという身勝手極まりないものだった。




この33話は、予算削減回という印象を受けた。

つまらなかったわけではないが、戦闘シーンにお金をかけられなかった感が強い。

カチドキアームズにチェンジするところとか特にそうだ。

大げさなほど予算を削減しているわけではないし、そこを気にしなければ結構面白い。

ヘルヘイムの存在が世間に公になり、ユグドラシルのプロジェクト・アークの実態が公表されてしまったりと、大騒ぎである。

プロジェクト・アークに関しては政府まで関与していた模様。

世界規模の計画だし、人類の存亡がかかっているのだから当然か。

ユグドラシルはプロフェッサーによって壊滅に追いやられ、自衛隊などの助けは期待できず、閉鎖された沢芽市には逃げ遅れた人達が大勢いた。

この状況に対し、紘汰達は協力して逃げ遅れた人達の救助を行う。

33話で注目すべきは下級オーバーロードであるデュデュオンシュであろうか。

オーバーロードであるにもかかわらず、ギャグ要員のような空気を出し続けた挙句にあっさり倒されてしまった。

俺的に気になったのは湊さんである。

前回、極アームズの圧倒的な戦闘力を見ておきながら、紘汰では戒斗に勝てないと断言したのだ。

紘汰と湊さんは何度も戦っている。

接点はそれくらいだが、湊さんは紘汰の甘さから戒斗と本気で戦う覚悟がないと見抜いたようだった。

知恵の実を使って何をするつもりなのか?

湊さんにそう問われたとき、紘汰はみんなを守ると即答した。

その後は?湊さんは問いを続ける。

紘汰は答えられない。平和を手に入れた先のことは考えていなかったのだ。

戒斗と戦う必要なんてないと迷いを見せる紘汰を非難する湊さん。

その迷いを非難するのはわかるが、正直湊さんの欲望は幼稚なものとしか思えない。

王の力を手にしたものが、その力でどこまで行けるのか見てみたい。

それが湊さんの望みで、プロフェッサーについていたのは彼が力を追い求めているからだった。

プロフェッサーの自己中心的かつ能力のなさに振り回された湊さんは、戒斗の生き様やそのリーダーシップに魅せられたのである。

尻軽女と言われてもしかたないかも・・・

野心を持たず、平和のための力しか求めない紘汰には魅力を感じないということなのだろう。

平和になったら、そこで紘汰の歩みは止まる。そう思ったのだろうか。

俺の感覚としては、平凡かつ平和な生活に幸福を感じられない人間はどう考えても哀れだと思う。

知恵の実を手に入れて、神にも等しい存在になる。

それが、シドやプロフェッサーの欲望だ。

欲望としては、極めて幼稚である。

今の生活になんら不満がなく満たされていれば、こんなつまらない欲望は抱かない。

欲望とは生きる力であり、力とはまず自分の為に使うものではあるが、己の欲望を最優先するのは非常に醜悪である。

他者の迷惑を全く顧みない願いは、醜悪かつ幼稚な欲望でしかない。

シドにせよプロフェッサーや湊さんにせよ、普段大人ぶってるくせに、実際は子供じみたことしかしていないとは皮肉である。

目標を達成したらそこで止まる人間と、さらに大きな目標を見つけて突き進む人間。

どちらが魅力的かと言われれば、そりゃあ後者である。

重要なのはその行動原理であって、平和を求める人間と自分の野心に忠実な人間を比べると、どっちが魅力的とかいう問題以前である。

強い野心を持った人間の生き様を見届けたい。

湊さんの欲望は、人前で自信満々に言うようなものではない。

少しは恥を知れ、彼女にはそう言いたい。

感心したのは凰蓮さんだ。

斬月・真が偽物であると見抜いた。

戦闘のプロは伊達ではない。

次回も下級オーバーロードが登場する。

下級というのは正しい表現ではないかもしれないが、小物ぶりが酷いのであえてこの表現をさせてもらう。

交渉を諦め、オーバーロードと全面対決という流れになっていくわけだが、そんな状況でも人類側に敵がいるというのがヒーロー番組っぽくないところだ。

三つ巴、四つ巴と裏切りが頻繁に起こるため、対立構図が複雑だな。

この32話で鎧武の最強形態「極アームズ」が登場する。

ネットのネタバレでシルエットが出ていたのだが、マントに尖った頭とかなり不安を覚える姿だった。

そして32話の予告を見る前に夏の映画のCMで極アームズが出ていたのだ・・・

まさかのCMバレである。

初登場は本編でやってくれよ・・・

極アームズのデザインで度肝を抜かれたのはやはり胸部装甲である。

オレンジ、バナナ、ブドウ、メロン、スイカ、イチゴといった定番のフルーツの絵が描かれているのだ。

この模様がお見舞いのフルーツの盛り合わせを連想させる事から「お見舞いアームズ」と呼ばれたりするらしい。

奇抜すぎる最終形態は毎年恒例ではあるが、これは少し度が過ぎているかもしれない。

見た目にも驚いたが、その戦いぶりにも驚いた。

このアームズは全てのアームズウェポンを使用できるのだ。

しかも元の性能以上で使用できるため、非常に強力である。

変身方法はアギトのシャイニングフォームを思い出させる。

重装甲のカチドキアームズから装甲をキャストオフして、アームズチェンジするのだ。

パワーと防御力を下げる代わりに、素早さを上げたフォームで関節の稼働域にも不安がない。

見慣れるとそこそこかっこよく見えるから不思議である。

さて本編の感想だが、デェムシュは長時間の戦闘で消耗しており、バロンとナックルで押しきれそうだったがプロフェッサーが余計な真似をしたせいで取り逃がしてしまった。

プロフェッサーには司令官の素質がないとしか思えない。

デェムシュに休息を与えてしまったことが、事態をさらに深刻なものにした。

戒斗はオーバーロードの体の仕組みがインベスと同じだったらまずいことになると危惧していた。

オーバーロードの見た目は完全にインベスなので今更って感じの指摘ではあるが、インベスの体の特性を考えると確かにまずいのである。

インベスはヘルヘイムの実を食べることで、より強固なインベスに変貌する。

沢芽市は世界で最もヘルヘイム植物が多い土地なので、どこで実を食べても不思議ではなかった。

案の定、デェムシュは実を食べて大幅なパワーアップを遂げていた。

以前、鎧武とバロンの2人がかりでも歯が立たなかったのは、実を食べたためなのかは不明である。

単に本気を出していなかったか、想像以上に学習能力が高いのか、それを判断する材料がない。

意識を取り戻した紘汰と舞の前にサガラが現れる。

憎みあうことしかできないことを悲観する紘汰にサガラはフェムシンムの嫉妬や憎しみ、取り返しのつかない後悔はお前には理解できないと語る。

闘争が起きる原因は人間の負の感情である。

嫉妬や憎しみだけではない。醜悪な欲望や独りよがりな理想などが争いを呼ぶのである。

そういった負の感情をほとんど持たない紘汰には、彼らの憎しみは理解できない。

サガラに怒りをぶつける紘汰。

オーバーロードがあんな凶暴な連中だと最初から知っていたのかと、そう言わずにいられなかったのはわかる。

だが彼らが人類を救うなどとは、サガラは一言も言っていない。

サガラの言うとおり、それは紘汰の早とちりだ。

では、どうすればよかったのか。

凶暴なデェムシュ達との交渉は論外だった。

愛する女性の復活にしか興味のないロシュオにも期待はできない。

ヘルヘイムの侵略を止める方法は一つ、それは紘汰がオーバーロードになることだった。

驚愕する舞と紘汰を念力で身動きできなくするサガラ。

黄金の果実を手に入れ、世界に君臨する王となる。

救うも滅ぼすも自由だが、そのためには知恵の実を狙う者すべてを倒す覚悟が必要だった。

舞はサガラが紘汰を言いくるめようとしていると気がついた。

サガラは親切で紘汰に手を貸しているわけではない。

あくまで自分の都合で動いていた。

舞は止めようとするが、紘汰は極ロックシードをサガラから受け取る。

今の自分には力が必要だと、戒斗達は戦っているのに自分だけ危険を犯さないわけにはいかない。

それが紘汰の決意だった。

実際、この状況ではこれ以外に選択肢はない。

強大なオーバーロードに立ち向かうには、カチドキアームズでは力不足だ。

レデュエはロシュオにデェムシュの救援に向かいたいと言って、沢芽市に侵攻する。

プロフェッサーはデェムシュ一人に気を取られ、他のオーバーロードを警戒しなかったため、ユグドラシルタワーを乗っ取られてしまった。

しかも自分だけロケットで脱出・・・

湊さんは見捨てられたのだ・・・

自己中もここまでくるとかえって感心する。

大量のインベスに襲われるマリカのもとへ、戒斗とザック、凰蓮さんと城乃内が合流する。

戒斗の優れたリーダーシップでライダー達は連携してインベスの群れを倒す。

戦隊物みたいになってきたな。

そこへ強化体となったデェムシュが現れ、5人を圧倒する。

必殺技の同時攻撃でも全くダメージを受けない。

粘り強く戦おうとする5人のもとへ、紘汰が駆けつける。

新たな力を手にした紘汰にサガラは、後悔のないようよく考えて戦えと忠告していた。

オーバーロードと同じ存在を目指すことが、どういうことなのか。

この時の紘汰はそれを深く考えていたのだろうか。

「後悔なんてしている暇はない、俺は先に進む・・・そう裕也に誓ったんだ!」

今の紘汰に、戦いをやめるなどという選択肢はなかった。

ただ己の信じた道を突き進むのみ。強い信念を持った人間は止まらないのだ。

カチドキアームズの状態で極ロックシードを起動した瞬間、空中にすべてのアーマードライダーの基本アームズが召喚される。

それらと融合することで、極アームズにチェンジする。

こけおどしだと強がるデェムシュだが、大橙丸の一撃だけでダメージを負い、見込みが甘かったことを思い知らされる。

他のアーマードライダーの必殺技にも耐えたのに、単純な攻撃だけでダメージを受けている。

これには少し違和感を覚えたが、すべての武器を元の性能以上で使っているという設定なら、なんとか納得できる。

次々と武器を召喚して、デェムシュの攻撃を防ぎダメージを与えていく鎧武。

この威風堂々たる戦闘スタイルは類を見ない。

バナスピアーのスカッシュ技で身動きできなくし、火縄大橙DJ銃・大剣モードのオーレ技でついにデェムシュを倒した。

人類が初めてオーバーロードを倒した瞬間である。

圧倒的な戦闘力に他のアーマードライダーは皆、声を失っていた。

紘汰自身も自分の力に驚いていた。

知恵の実の力の一部を使うことがどういうことなのか、この段階では俺は想像していなかった。

30話はキカイダーコラボ回で本筋に関わらないので、省略します。

乱戦の中、突如開いたクラックから沢芽市に侵入したデェムシュ。

これは偶然なんだろうか?

数々の裏切りの果てに、極めて危険な奴を街に侵入させてしまった。

鎧武とバロンはシドと偽斬月・真をほっといてデェムシュを追う。

放置すればデェムシュはまず間違いなく街を破壊するだろう。

バロンもただのインベスならまだしもオーバーロードとなると・・と言って危機感を露にする。

根がいい人なのが丸わかりだね。

ほっとかれたシドと光実の前にレデュエが現れる。

武器を持っているので、2人はレデュエを即座にオーバーロードと判断した。

戦いに突入する3人だが、シグルドと斬月・真の攻撃にレデュエはあっさり降参した。

降参しただけでなく、禁断の果実のもとへ案内するという。

怪しさ全開である。

光実は何かあると疑っていたが、シドは全然気づいてない。

洞察力が足りない奴だな。

街に侵入したデェムシュは、周囲を無差別に攻撃する。

なぜこんな真似をするのか理解できない紘汰。

自分達よりも弱い人間達の繁栄が気に食わない。

理由はそれだけだった。

戒斗はそんなデェムシュを見て、力に溺れるタイプだと評した。

初めて戦ったときからそう思っていたらしい。

そんな奴らとの対話が無駄であると、戒斗は最初からわかっていたのだ。

オーバーロードが街に侵入したと知ったプロフェッサーは捕獲作戦を展開し、街のあらゆる情報システムを乗っ取る。

鎧武とバロンは2人がかりでデェムシュに挑むが、圧倒的な力に苦戦を強いられる。

少し前にはバロンレモンエナジーアームズと互角くらいだっただけに違和感が大きかった。

本気を出していなかったってことか?

紘汰と戒斗には貴虎ほどの戦闘センスはないが、2人のコンビネーションは決して悪くはない。

鎧武が変身解除に追い込まれ、とどめを刺されそうになったのをバロンが庇って変身解除させられてしまった。

なぜ人間を恨む・・・

そう問いかける紘汰だったが、デェムシュは人間に恨みなど抱いていない。

必要以上の破壊活動を見て、憎しみによるものだと思ったのだろうか。

デェムシュがここまで過剰な破壊活動をする理由は単純なものだった。

楽しいから、単にそれだけである。

敗北した弱者を潰すのが勝利者の権利、強さの証、自分が求めるすべてだと狂ったように笑うデェムシュ。

弱者を蹂躙することにしか喜びを感じることができない。

そんな奴らと話し合う余地など、最初からなかったのだ。

カチドキロックシードを握りしめ、怒りを滾らせる紘汰。

ここにきてようやく話し合いなど不可能と判断した紘汰は、デェムシュを倒すことを決意した。

ここから先が俺のお気に入りのシーンだ。

フェムシンムの文明が何故滅びたのか、その理由が今ならわかると言い放つ紘汰。

カチドキアームズに変身し、デェムシュと互角の戦いをする鎧武。

「きっと向こう側の世界にも未来があった・・・なのにあの森に負けちまったのは、お前のような奴がいたからだ!」

わかりやすい台詞である。

フェムシンムの文明が滅んだのは、同族同士が殺しあったからだ。

知恵の実を掴んだロシュオが、強者のみが生きる世界を創造した結果である。

その経緯を知らない紘汰であったが、デェムシュの狂気じみた破壊衝動を見て、こんな奴らばかりだから文明が滅んだと感じたようだ。

人間とて、力のみを頼りに知恵の実を求めるのは同じだと主張するデェムシュ。

シドを見てそう判断したのだろうが、悪い人間の典型だし、アイツを基準にしてほしくない。

俺は違う!と鎧武は奮戦し、デェムシュを追い詰めてとどめを刺そうとする。

非常にかっこいいシーンなのだが、このままとどめとはいかなかった。

お気に入りのシーンはここまでで、この先からすっきりしない気分にさせられた。

マリカが邪魔をしてきたのだ。

プロフェッサーの指示で、オーバーロードを捕獲しにきたマリカと黒影集団は鎧武を最優先のターゲットにした。

鎧武にオーバーロードを倒されたら元も子もないという判断である。

オーバーロードはデェムシュだけではない。

視聴者側からすれば、結構アホな判断に見える。

マリカ達からの妨害を受けた鎧武はデェムシュの攻撃を無防備で食らい、重症を負ってしまう。

戒斗はなんとかバロンに変身し、紘汰を救助する。

去り際に鎧武を利用して戦うという選択肢もあったと語るバロン。

全く持ってその通りだと感じた。

マリカと黒影軍団だけでは戦力不足なのだ。

オーバーロードに関する情報が不十分である以上、戦力は多いほうがいい。

とどめを刺されることだけ避ければよかったのでは?

チーム鎧武のガレージに戻る戒斗と紘汰。

紘汰は戒斗にお前の求める強さとは何かと問う。

お前もあのオーバーロードのようになるつもりなのかと、デェムシュの醜悪さを目の当たりにした紘汰はどうしても確かめたかったのだろう。

戒斗はデェムシュの言うことは正しいと、弱者は強者の餌食になるしかないと語る。

再び気を失った紘汰にだからお前はもっと強くなれと言葉をかける戒斗。

そしてザックと共に、デェムシュのもとへと向かった。

一方レデュエは光実とシドをロシュオのもとへと案内していた。

ロシュオは知恵の実をある目的のために横領していた。

その目的とは、ヘルヘイムの女王を蘇らせることだった。

俺はその女王がオルタナティブ舞のことかと思った。

ロシュオは愛する女性の復活以外に興味がない状態なのだ。

サガラはそんなロシュオに交渉し、知恵の実から極ロックシードを生成させる。

人類にはまだ希望の担い手がいる。

その希望が本物なのかこの力で計れと、ロシュオはサガラに極ロックシードを渡す。

知恵の実の強大な力の一部を託すことで、人類がどう動くか見極めようというのだ。

レデュエもまた知恵の実を狙っていた。

そのためにシドと光実を利用しようとしたのだ。

それを見抜いた光実はレデュエに興味を持たれた。

悪魔のコンビ誕生といわんばかりの不気味なシーンである。

罠とも知らずにロシュオのもとへと向かってしまったシド。

貴虎が生きていたことにもたいした反応はせず、自分が神の力を手にするところを黙って見ていろと豪語する。

そんなシドに知恵の実をちらつかせるロシュオ。

当然渡す気などなく、念力のみでシグルドを圧倒する。

ソニックアローの攻撃は一切届かず、凄まじい念力で痛めつけられるシグルド。

その圧倒的な力に貴虎も戦慄する。

無益な殺人は好まないロシュオは、シドにこの場を去るよう忠告する。

しかしゲネシスドライバーごとロックシードを破壊され、変身解除に追い込まれてもシドの知恵の実への執念は全く弱まらない。

その姿を見てロシュオは、自らの愚かさに命まで捧げていると判断し、シドを殺害する。

ロシュオは好戦的ではないにしろ、必要なら殺人も辞さないのだ。

「もう二度と、誰の言いなりにもならねえ…俺は…人間を超えるんだ…」

まさかこんな子供じみた理由で戦っているとは思わなかった。

紘汰達を何度となく子供と見下していたシドであったが、自分が一番ききわけのない子供のような奴だったとは皮肉である。

シドの殺され方は念力で分断された岩場の間に挟まれて、その裂け目を閉じられて圧死するというものだ。

子供番組であるには、ちょっとあれな殺され方だ。

この死に方を見て、「これが本当のロックシード」といった人がいるらしい。

製作陣がそこまで計算していたかは知らないが、ブラックジョークもいいところである。

己の欲望のままに力を求めた人間の末路は悲惨だ。

初瀬も力を求めた結果、インベスとなってシドに殺された。

そのシドも同じく力を求めた結果、無残に死ぬことになったのは因果応報というべきか。

マリカと黒影軍団はデェムシュに苦戦していた。

そこへ戒斗とザックが駆けつけ、変身してデェムシュに立ち向かう。

最初は残念な俺様キャラだった戒斗だが、後半に差し掛かったあたりから好感度がぐんぐん上がっている。

光実は完全に気が狂っているが、紘汰と戒斗は全くブレない。

貴虎は損な役回りが多いな。ホントはいい人で好感度は上がっているけど、裏切りにあったり、死にかけたりとろくな目に遭わない。

次回、鎧武の最強形態が登場するのだが、ちょっとしたことがきっかけで少しショックを受けた。

HIT

Author:HIT
北海道で農家を営む30代男です。

アニメ作品の思い出をブログで綴っていきます。

感想、自分なりの考察も書いていくブログです。

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