アニメの感想・思い出を語らう部屋

好きなアニメ作品の感想、考察、思い出を書いていくブログです。他にもゲーム・特撮・漫画・映画やドラマのことも書いていこうと思います。

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俺がこの作品に出会ったのは、高校生の時だった。

近所のスーパーにある書籍コーナーで、とある雑誌を立ち読みしたのがきっかけだ。

その雑誌は「電撃アニメーションマガジン」、1999年4月に創刊し2001年に休刊してしまったアニメ雑誌である。

この雑誌は他の雑誌と違い、深夜アニメの特集に重きを置いていた。

さらに特徴的なのは、わずかではあるが大人向けアニメの特集をしていたことである。

現在では考えられない話だが、一般アニメを中心にしているアニメ雑誌で大人向けアニメの紹介をしていた時期があった。

その特集で初めてこの作品を知ったのである。

大人向けアニメというものが存在することは中学の頃から知っていたが、当時まだ15歳だった自分に視聴する手段は当然なかった。

AVに興味を示しても、大人のアニメに興味を持つ同級生もいなかった。

性的なものに興味津々な年頃だったこともあり、その書籍コーナーを通る度に周りを気にしながら立ち読みしてしまった。

広い割には客が少ないスーパーの雑貨売り場のコーナーだったので、あまり目立たなかった。だいたい自分一人しかいなかったのだ。

その後しばらくして、深夜番組でこの作品を見ることとなった。

そんな馬鹿なと思うだろうが、とある深夜番組で大人のアニメの特集をしていたのだ。

その番組は「ギルガメッシュないと」というのだが、時期的に後継番組である「アルテミッシュNIGHT」だったかもしれない。何分昔のことなので、その辺の記憶は曖昧だ。

なるべくソフトなシーンばかりを流していたが、それでもかなり刺激的だった。

ゲストに来ていた内山信二が顔を緩ませて見ていたことを覚えている。

そして高3のとき、実際に店でこの作品のVHSを発見した。

市内にある中古の本やゲームを販売している店で、GEOなどとは違って個人で出しているとしか思えない、狭く古い店舗だった。

その店では古本やゲームだけでなく、CDやVHSも中古で販売していた。その手の店では大抵成人向け商品も売っている。

だが、YU-NOのVHSは一般作品の棚に置いてあった。

商品の管理が大雑把だったようだが、置いてあったのは1~2巻と4巻の3本だけだった。3巻だけがなかったのだ。

3巻が最も性描写が激しく、完全に18禁と言えた。

店主がわざわざ内容に目を通していたとは思えないが、3巻だけが飛ばされているのは偶然だったのだろうか。

俺は少ない小遣いを貯めて、1本だけ購入することにした。

購入したのは4巻だ。結末が気になったから購入を決めた。

いきなり最後から見ても内容が理解できないことは考えなかった。

大人向けのアニメにストーリー性を求めていなかったからだ。

加えて言うなら、この作品が極めて完成度の高い話だということを知らなかった。

そして案の定、後悔することになった。4巻は性描写がソフトな上、作画も気に入らなかったのだ。

勿論内容も理解できなかった。付属のブックレットにもたいしたことは書かれていなかった。

3巻が見たい・・そう思った。

高校卒業後、18歳になった俺は最寄のレンタルビデオ店で1~3巻までレンタルした。

全編通してみても、内容は理解できなかった。理解する努力もしなかった。

個人的には1巻の作画が一番好みだった。

そして3巻の内容は、当時の俺には少しばかり嫌悪感を抱かせるものがあった。

原作ファンには批判されていたというが、まだ原作を知らない俺にはそこまでの感情はなかった。

その後、5年間ほどたったある日にネットでこの作品の評価を知った。

遅いだろと思うだろうが、この時は自宅でネットができるようになったばかりだった。

通販でセガサターン版と完全ガイドを購入して早速プレイしてみた。

自力で攻略するのは面倒だったので、完全ガイドを見ながらやった。

まず驚いたのは、アニメとの設定の違いだ。

アニメでは、役割を兼任することで登場人物を減らしていたのだ。

澪と神奈が親子と思い込んでいたので、そこで違和感を覚えた。

リフレクターデバイスという装置を使用しているし、主人公の性格も違うような・・・

というか登場人物の大半の性格に差異があるように思えた。

キャラクターを演じる声優さん達が、非常に豪華な面々だったのが好印象だった。

声優さんのおかげで、登場人物の印象がとても爽やかになった。第一印象が大人向けアニメではキャラクターのイメージが悪いのも仕方ないだろう。

ヒロインのYU-NO役を除いて、皆主役の経験がある方ばかりで、丁度全盛期だったのでは?と感じる方も多かった。

ゲームの操作性に関しては、少々難があるなと思った。

選択肢を選ぶだけのギャルゲーにすっかり慣れてしまったためだ。

いちいち調べるのが面倒だった。部分的に伝奇ノベル形式にしてもよかったのでは?って気もする。

さらに問題だったのが、セガサターンのメモリーを購入していなかったことだ。

本体にセーブしていたため、日数がたつとバッテリーの問題なのかデータが消えるのである。

一度100%クリアし、見たいシーンの前で宝玉セーブしたりしていたが、それが消失して以来プレイしていない。

社会人で仕事が忙しいこともあり、メモリーの購入や再プレイは考えなかった。

後にWINDOWS版を購入してプレイしたが、こちらは100%に拘らずにやった。

ストーリーの感想だが、感動したの一言に尽きる。

登場人物の扱いで気に入らない点もあったので、100点とはいかないが名作、神ゲーという評価は伊達ではなかったと素直に思った。

現代編にて、様々な並列世界を旅しながら真相に近づいていく感覚がたまらなかった。

すべての宝玉を手に入れ、異世界の扉を開くときの気分は今でも覚えている。

しかし、異世界編は一本道だったので、そこは不満があった。

どう足掻いても救えない人物がいるというのが悲しかったし、ここにきて主人公が無力に近い状態になるのがいやだった。

終盤は展開が早いように思えた。もう少し、ボリュームがほしかったなぁ・・という感じである。

だが、ラストで現代に戻ってきたとき、最後の宝玉を使用してYU-NOに会いに行くシーンの感動が一番大きいものだった。

プロローグでの出来事はこういうことだったのか・・とすべてが繋がったときの気持ちは表現しようの無いものがあった。

このプロローグとラストシーンが繋がっているという展開が好きだ。

エンディングにて、タイトルの意味を感じさせられるというのも非常に良かった。

そして思ったのが、これを何故大人向けアニメにしてしまったのか・・ということだった。

15禁OVAなどで長々作れなかったのか?と思ってしまった。

原作ファンとなった俺は、アニメ第3巻の内容に嫌悪感を強く感じるようになってしまった。

元々18禁のゲームなのだから、一般向けのメディア展開に難があるのも仕方ないのか・・

この時期は、ギャルゲー原作の作品が一般向けアニメになるほど人気がでることはなかったのだ。まぁ俺が知らないだけかもしれないが。

購入したセガサターン版にWINDOWS版、そして完全ガイドは大切にとっておいた。

いつかまた最初からプレイしようと思っていたのだ。

しかし、仕事が忙しくてなかなかできないまま時間だけが経過していった。

そんなある日、本作がリメイクされることを知った。

すげぇ・・と素直に驚いたのだが、ネットの反応にはよくないものも多かった。

俺個人は素晴らしいことだと思ったが、原作に手を加えられることをよしとしない人がいるのだろう。

原作者がすでに亡くなっていることもあり、不安を感じるのは当然かもしれない。

俺は、本作が今活躍している声優さん達に演じてもらえるのが嬉しかった。

作画もかなり変更されているが、これも良いと思った。

これをきっかけにアニメ化やコミック化することも、非常に良いと感じた。

どうか消化不良という結果にだけは終わらないでほしい・・

批判があるのも、期待を裏切られるという不安からではないだろうか。

リメイク版プレイの感想は後日細かく書こうと思う。
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HIT

Author:HIT
北海道で農家を営む30代男です。

アニメ作品の思い出をブログで綴っていきます。

感想、自分なりの考察も書いていくブログです。

読んでいただければ幸いです。

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